大杉谷 | 大杉谷登山センター

紅葉が先週辺りから見頃になってきました。現在は粟谷小屋周辺がピークとなっています

大杉谷は、いよいよ紅葉が見頃となっています(2018.10.31 大杉谷登山センター)
大杉谷は、いよいよ紅葉が見頃となっています(2018.10.31 大杉谷登山センター)
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※ご利用上の注意

山と周辺の状況

先週あたりから大杉谷の紅葉も見頃を迎えはじめ、登山者の姿がいつもにも増して増えてきました。今年は台風が多く到来したので心配された紅葉ですが、大杉谷内では、いつもどおりきれいな紅葉を見せてくれています。
大台ケ原方面まで登ると、少し影響はあるようですが、大杉谷は色とりどりの紅葉が楽します。

現在、見頃を迎えているのは桃の木小屋周辺で、大杉谷内はもう少し紅葉が楽しめるでしょう。

なお、登山道は安全に通行できますが、堂倉滝~日出ヶ岳区間においては台風による倒木が数か所あります。国有林内のため、伐採、撤去の手続きが必要となり、まだ作業に入れない状況です。倒木により登山道が分かりづらい箇所がありますので十分気を付けて通行してください。


【事故発生状況とお願い】
10/27(土)、11/3(土)と2週連続で大杉谷登山道内にて事故が発生しています。2件とも登山口~京良谷までの比較的緩やかなエリアでの事故で、転倒によるケガでした。
なお、登山道に入る前には必ず「登山届」を提出してください。登山届の提出がない場合、負傷された方が誰なのか分からず、ご家族などの緊急時の連絡先がない場合は、搬送先の病院での治療や救助隊の出動の有無など様々な場面で支障があり、スムーズな救助が出来ない場合があります。
登山届には必ず、氏名・住所・生年月日・緊急時の連絡先(ご家族など)・登山行程をご記入ください。

また、「コンパス」などのオンラインで提出された方も★コピーしたものに必要事項を記入の上、登山口のポストへ投函★するようお願い致します。 ※救助活動の際に情報が必要なのは現場となるためです。

大杉谷登山道は「中級レベル」の登山道であり、なおかつ携帯電話が繋がる箇所がほとんどありません。なるべく単独での入山は避け、ヘルメットを着用するなど安全対策をお願い致します。安全登山で大杉谷を満喫しましょう。

登山道の状況

大杉谷登山道は、台風21・24号の影響で荒れている箇所があります。通行止めはありませんが、十分ご注意ください。

雨の日はとくに岩場が滑りやすくなります。鎖場・ロープのあるところは、しっかりと捕まってください。
また、登山道中では濡れる箇所もあります。水濡れを避けようとして滑落する例も出ています。水濡れすることを前提に、登山道に入ってください。

紅葉期を迎えて、大杉谷は最も賑やかなシーズンとなっています。登山バスは満席の日がありますので、計画を立てられている方は早めにご予約下さい。
また、週末は駐車場が混雑します。路肩駐車は他の方の迷惑になりますし、落石でお車が破損する場合もあります。絶対に路肩への駐車はしないでください。
自家用車で来られる方は、以下URLをご確認の上お越しください。
http://www.oosugidani.jp/news/210/
イクロバスで来られる方は、以下URLをご確認の上お越しください。
http://www.oosugidani.jp/news/207/

楽しい登山を満喫するためにも、皆様のご協力をお願い致します。

登山装備

晴れていても雨具は必須です。また滑りやすい箇所があるので、必ず登山用のシューズを用意してください。
ヘルメットを着用するなど安全対策をお願い致します。

注意点

日没時間が早くなってきました。登山道は谷沿いの為、暗くなるのが早いため、ゆとりを持った登山計画でお越しください。
大杉谷登山道は中級登山道です。初心者の方は、経験を積んでから入山しましょう。また、大杉谷登山センターより先は、携帯電話の電波が入りません。しっかりとした登山装備を整え、十分に安全を確保してから登山を行うようお願い致します。

大杉谷では途中の山小屋で水は補給できます。本流の水は飲料水としてはふさわしくありません。伏流で出ている水については飲料水として利用できる場所もあります。こまめにしっかり水分補給を行ってください。

お知らせ

週末は駐車場が大変混み合います。駐車できない可能性もありますので、なるべく公共交通機関でお越しください(以下リンク参照)。
http://www.oosugidani.jp/access.html

10月~11月24日(閉山日)までの期間の週末は、登山バスの空きが少なくなってきています。山を計画されている方は早めに登山バス、山小屋の予約をお願い致します。


【粟谷小屋の管理人を募集しています】
現在の管理人さんが健康上の都合により、山を下りる決断をされました。そのため、来シーズン以降、引き継いでいただける方を急きょ募集しているようです。
ご興味がある方は直接粟谷小屋へお問い合わせください。
http://www.awadanigoya.com/

昨年の今頃の様子は?

2023年は4月21日より登山道は通行できます。周辺は新緑が綺麗になってきています2023.04.19

登山道中は新緑が綺麗な時期です。GW中にシシ渕で滑落事故あり、ヘルメット着用を推奨します2023.05.11

大杉谷登山センター周辺の過去の様子

  • 台風7号による登山道の被害状況
  • 台風7号による登山道の被害状況
  • 台風7号による登山道の被害状況
  • 大日嵓から見る大杉谷ブルー
  • シシ渕の滑落現場
  • 開山に向けてパトロール中
  • 大杉谷にある滝の様子
  • 大杉谷にある滝の様子

大杉谷登山センター

電話番号:
0598-78-3338
連絡先住所:
〒519-2634 三重県多気郡大台町大杉140-40

地図で見る
http://oosugidani.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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 奈良県吉野町から三重県熊野町へ続く国道169号線と並行して流れる吉野川、北山川。その分水嶺、伯母峰峠の尾根でつながっている大峰山脈と台高山脈は、相対する形で南北に平行に延びている。大台ガ原山は台高山脈の南部、大峰山脈の大普賢岳と向かい合う位置にある。  昔は魔の山と呼ばれた大台ガ原山だが、大台ガ原ドライブウェイの開通とともに京阪神から日帰りでハイキングができる山となった。  最高峰は日出ヶ岳と呼ばれる標高1695mのピークで、付近に、立枯れの林を持ち一種独特の景色を見せる正木ヶ原(まさきがはら)やヒメザサの草原が広がる牛石ヶ原(うしいしがはら)がある。また、高度差1000mの岩壁を階段状に東ノ川へ落とす大蛇嵓(だいじやぐら)など、多くのすばらしい風景を配している。  山頂一帯には動物が多く、シカやカモシカに出会うことも珍しくはない。日本でも有数の降水量に恵まれるため、植物も豊富でトウヒ、ウラジロモミ、コメツガの樹林の下をスギゴケやタチハイゴケが覆っている。日出ヶ岳から大杉谷へ下る尾根にはシャクナゲの大群落がある。  登山コースは大台ガ原バス停から日出ヶ岳、正木ガ原、牛石ガ原、大蛇嵓、シオカラ谷と巡って戻る。所要3時間30分ほど。

ユーザーの登山記録から