燕山荘の年末年始の営業は12月22日～1月6日です。12/18に再入山、小屋周りで100cmの積雪です

天気・気温

山と周辺の状況

燕山荘の年末年始の営業は12月22日～1月6日です。昨日12/18に、準備のために再入山しました。

冬期営業中は宮城ゲートから中房線の13kmは、車が入れないので歩くことになります。中房線は最初の発電所を過ぎたあたりから雪の上を歩くことになります。ただ、積雪は少ないのですが凍結してつるつるになっている所もあるので注意が必要です。

現在、積雪は例年に比べて少なめですが、一晩でガラッと変わってしまうこともあります。最新の情報を得てお越しください。雪が少ない＝冬山のレベルが簡単になるということではないこと、ご理解ください。

登山道の状況

※12/18の状況です
冬期営業中は宮城ゲートから中房線の13kmは、車が入れないので歩くことになります。中房線は最初の発電所を過ぎたあたりから雪の上を歩くことになります。ただ、積雪は少ないのですが凍結してつるつるになっている所もあるので注意が必要です。

登山口から積雪はあり、合戦尾根は第３ベンチからわかんを使いました。富士見ベンチ辺りまで来ると積雪はぐっと増えてきます。この辺りまで来ると風が強くなってきます。
合戦小屋あたりで積雪は50cm程度で、例年と比べると非常に少なくなっています。富士見ベンチから通常であれば冬ルートに変わるのですが、今年は今のところ合戦の頭までは夏ルートとなっています。

合戦の頭から先はひざ上、所によっては腰くらいまでのラッセルとなりました。雪が少ないからといっても、やはり冬山です。この日は気温は-12℃、風が15ｍくらい、ラッセルとなると冬山の厳しさを少し感じました。もっと悪天となればさらに厳しい状況となります。

スタッフ10名で先頭を交代しながらラッセルをしても合戦小屋から燕山荘までは４時間くらいかかりました。冬山は天気によってコースタイムは大きく変わってきます。雪が少ないといっても気象条件が悪ければ、なかなか大変になります。

●12月18日現在の積雪量
第一ベンチ：５cm、第二ベンチ：10cm、第三ベンチ：15cm、富士見ベンチ：30cm、合戦小屋：50cm、小屋周り：100cm

登山装備

冬山装備でお願いします。10本爪以上のアイゼンとピッケル、ワカンは必携です。防寒具も手袋や帽子などしっかりと準備してください。
サングラスも忘れずに持っていきましょう。ヘッドライトや地図、コンパスなど、基本的な登山装備も忘れずに。

お知らせ

●燕山荘
詳細は燕山荘ホームページにて↓
http://www.enzanso.co.jp/enzanso/categories/e01.html

年末年始：2018年12月22日(土)～2018年1月6日(日)
冬季営業についての詳細情報はこちら
http://www.enzanso.co.jp/enzanso/categories/e02-1.html
※年末年始の宿泊についてや、料金、装備、冬期燕岳登頂ツアー(要予約)などの情報があります。

昨年の今頃の様子は？

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

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