奥多摩 | 東京都奥多摩ビジターセンター

週末の天気に注意。冬の防寒登山装備が基本です。手袋や帽子も忘れずに。雲取山は軽アイゼンの用意を。

冬枯れの氷川渓谷 ミヤマフユイチゴの実(2018.12.20 東京都奥多摩ビジターセンター )
冬枯れの氷川渓谷 ミヤマフユイチゴの実(2018.12.20 東京都奥多摩ビジターセンター )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

12/21(金) 晴 朝の気温+3℃
千代田区の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
14℃
明後日
晴のち曇
27℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
26℃
10℃
明後日
晴のち曇
29℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

先週は大変冷え込みました。12/11には奥多摩に雪が降りました。
もうほとんど消えてしまっていますが、北斜面などでは固く残るところがあるかもしれません。
お守りとして軽アイゼン+ストックの用意をしましょう。
この時期の奥多摩登山は、早出、防寒具ライトの携行、16時迄の下山を心がけて下さい。

今日は晴、朝の気温+3℃。道路凍結はありませんでしたが、駐車してる車のフロントガラスは白く霜が降りていました。
冷え込む朝には氷点下5℃くらいまで下がります。
車で早朝移動する方は、スタットレスタイヤなどの装備も油断なく

比較的暖かい今日は、日だまりはぽかぽとしています。
しかし日陰はブルブルするほど寒いです、
行動中は薄着で汗をかかないようにして、手袋や帽子で末端の保温をし、休憩時にはしっかりダウンやフリースで保温を心がけましょう。防寒具もしっかりしたものがオススメです。

●冬枯れの氷川渓谷自然情報 12/20
行程:奥多摩駅~北氷川橋~氷川小橋~登計橋~昭和橋
 氷川渓谷を紅葉で彩っていた木々は落葉し、渓谷沿いの遊歩道は冬の様相です。
落葉し物悲しい雰囲気が漂う渓谷ですが、目を凝らし探してみると木の実や種がたくさんあります。
日に当たり赤く輝くミヤマフユイチゴの実や目の覚めるような青色をしたジャノヒゲの実、風に乗って飛んでいくふわふわ綿毛を付けたハンショウヅルの種やテイカカズラの種などをみることができます。

・実をつけた植物
アオキ、ナンテン、、シロダモ、ニシキギ、ヤブコウジ、ヤブラン、ジャノヒゲ、ミヤマフユイチゴ、ヒヨドリジョウゴ

・確認した生きもの
シジュウカラ、エナガ、コゲラ、アオジ、キセキレイ、ヒヨドリ、アオサギ

●この時期のスポット
日没が早まっています。早めに下山されてムササビ観察はいかがですか?
ビジターセンター近くには観察ポイントもあります。
ぜひビジターセンターにお立ち寄りください。

●気象のめやす
おおよそですがJR奥多摩駅前に建つ奥多摩ビジターセンターの気温からマイナス10℃が、雲取山山頂付近の気温となります。

●日没時間に注意
これまで以上に早めの下山を心がけましょう
14時頃から気温も低下し始めます。雨具や防寒具の用意もお忘れなく。
安全な時間は15時まで。15時半には下山しきるようにしましょう。
。曇りの日など樹林帯は薄暗くなりライトも必要。15時過ぎは真っ暗です。

●クマ目撃情報 
2月 2件
3月 2件
4月 7件
5月 4件
6月 2件 
8月 御岳山 
9月 3件
10月 2件
11月7日 奥多摩町 栃寄
11月13日 奥多摩町 海沢
12月2日 青梅市 日向和田

奥多摩はクマの生息地です。
人の気配をクマに伝えて下さい。単独の方は鈴やラジオなど音を出しましょう。
食べ物のごみなどは放置せず、必ず持ち帰るようにお願いします。

登山道の状況

●登山道・林道の状況 

・12/19の登山道情報は以下の通りです。
落葉のため、足元が不安定になっています。滑りやすく体力も使います。注意が必要です。
また落ち葉で道がわかりにくく道迷いにも注意しましょう。
北側斜面は凍結していることがあります。

新しい情報は
・日の出山から白岩ノ滝方面 一部通行止 橋改修工事のため 平成31年1月7日~1月31日まで
タルクボ林道を通ることで迂回が可能
下流側より白岩ノ滝までは歩行可能


WEB上で見るには 
奥多摩ビジターセンターのホームページ「登山道情報」へ。

1.登山道
●雲取山
・大ダワ林道 通行止 土砂崩落 平成22年4月30日から当面
・日原林道から唐松谷林道・富田新道分岐 通行注意 足場悪い
・三条ダルミ~雲取山荘の巻道 通行止 足場悪い
・唐松谷忍冬 通行止 土砂崩落 平成30年5月2日から当面
・水無尾根  通行注意 足場悪い 迂回路有り
・芋ノ木ドッケ~大ダワ 通行注意 土砂崩落 平成30年10月23日から 
・後山林道 片倉橋より先  車両通行止整備作業のため 歩行者通行注意、足場悪い

●三頭山
・サイグチ尾根  通行注意 足場悪い 道が不明瞭のため注意

●鷹ノ巣山 水根沢林道 通行注意 足場悪い 崩落個所があるため

●高丸山 七ツ石山~鷹ノ巣山の巻道 通行可 土砂が撤去され歩きやすくなる

●蕎麦粒山
・蕎麦粒山南分岐~踊平までの巻道 通行注意 足場悪い 尾根筋の登山道をご利用ください

●川苔山
・踊平~獅子口小屋跡 通行止 土砂崩落
・大ダワ~足毛岩 通行止 土砂崩落
・大ダワ~舟井戸 通行注意 足場狭い

●棒ノ折山
・白谷沢上部~東屋付近 通行注意 足場悪い 階段が破損、登山道崩落のため
・岩茸石~東屋区間 通行注意 土砂崩落 台風24号の影響のため

●御岳山
・大楢峠~鳩ノ巣方面 通行止 林道工事 平成30年9月6日~平成31年3月11日まで(予定) 城山経由で迂回可

●日の出山
・日の出山から白岩ノ滝方面 一部通行止 橋改修工事 平成31年1月7日~1月31日まで ←NEW
タルクボ林道を通ることで迂回が可能
下流側より白岩ノ滝までは歩行可能

・麻生山~白岩ノ滝 通行可 倒木 平成30年10月5日から

●鹿倉山
・丹波山村~鹿倉山 通行注意 足場悪い

●高水三山
・惣岳山~岩茸石山 通行注意 森林伐採作業 平成30年8月1日~平成31年12月まで(予定)迂回路あり

2.ハイキングコース
●氷川遊歩道
・氷川大橋下 一部通行止 落石 平成30年9月10日から

●奥多摩昔道
・全線 通行可

●大多摩ウォーキングトレイル
・鳩ノ巣渓谷遊歩道 通行可

●海沢三滝 
・全線 通行注意 通行可

●見はらしの尾か散策路
・全線 通行止 倒木 平成30年10月2日から当面 台風24号の影響

●奥多摩湖いこいの路 
・全線 通行可 平成30年10月3日から 冬期通行止:12月から翌4月第2週の木曜まで

●湖畔の小道
・全線 通行注意 倒木

●御岳渓谷遊歩道  全線 通行可

※天候により奥多摩湖浮橋(麦山の浮橋・留浦の浮橋)は通行止になることがあります。
詳細な状況は奥多摩ビジターセンターに

3.その他の道路
●小川谷林道
・全線 車両歩行者通行止

●日原林道 歩行者 通行可 林業工業関係車両を除く車両進入禁止

●鋸山林道 通行止め(大ダワ~檜原側入り口) 森林伐採作業のため 林業工事関係車両外車両進入禁止
※奥多摩周遊道路の通行可能時間帯:8時~19時(4月~9月)、9時~18時(10月~3月)

登山装備

冬のハイキング装備、ルートにより登山装備等が必要。

防寒具の用意を。手袋や帽子も用意しておきましょう。一日のうちで、穏やかにみえても急に強い冷たい風が吹くことがあります。
晴れていても雨具は忘れずに。
日没早くなりました。ライトは日帰りでも必携。
地形図、コンパスなどは基本的装備です。

軽アイゼンの携行をオススメします。
雲取山など標高の高い山は必携です。

注意点

・登山の心得
https://www.tokyo-park.or.jp/nature/okutama/tips.html

●登山届け、登山計画書の提出を
春先には事故が続きました。バリエーションルートの滑落、行方不明もありました。くれぐれもご用心下さい。
必ず登山届けを出しましょう。
JR奥多摩駅前には交番があります。またJR奥多摩駅と駅から徒歩5分の奥多摩ビジターセンタ内には届け用のポストがあります。雲取山登山口の鴨沢バス停付近にもあります。

●雲取山に登られる方へ
雲取山は一般的なコースタイムでは日帰りできません。
雲取山荘などへの宿泊をオススメしています。
インターネット上には「雲取山日帰り」などの記録がありますが、一般的なコースタイムは1泊2日です。
JR奥多摩駅から朝一番のバスに乗り、登山口から山頂、山小屋までで歩くと一日行程です。
信頼性のある情報を得て、無理のない登山をお願いします。
地図やライト、雨具、防寒具といった登山装備も必ず携行しましょう。

・奥多摩小屋の利用については 雲取山荘にお問い合わせ下さい。(テント場も)

●奥多摩エリアにおける避難小屋利用について
奥多摩エリアの避難小屋の利用は緊急利用に限られております。
計画段階から避難小屋を利用することはおやめください。

●(ヤマケイオンライン付加情報)
・奥多摩駅からのバス 「西東京バス」
http://www.nisitokyobus.co.jp/

・JR御嶽駅前のコンビニ(セブンイレブン)は閉店しました。

【ビジター周辺情報】
給水トイレ JR奥多摩駅で可能
閉店していたデイリーヤマザキが営業再開 7時~22時

お知らせ

●ビジターセンター
https://www.tokyo-park.or.jp/nature/okutama/index.html

開館 09:00〜16:30(月曜定休)
※変更となる場合があります(事前にお知らせします)
※駐車場の開場時間も同上です

・年末年始休館 12/29~1/3

・雲取山「登頂証明」のサービス
雲取山へ登頂された方を対象とした「登頂証明」のサービスを導入いたしました。
下山後には、ぜひ奥多摩ビジターセンターへお立ち寄りください。
登頂記念の缶バッジを配布しております。詳しくは、ビジターHPをご覧ください。

【イベント】詳細はお問い合わせ下さい
https://www.tokyo-park.or.jp/nature/okutama/event/

・平成31年1月26日(土)  奥多摩登山塾「現地で学ぶ読図講座」青梅丘陵編
申込み〆切  1月16日

・平成31年2月23日(土)  奥多摩登山塾「現地で学ぶ読図講座」三ノ戸山編  
申込み〆切 2月13日

昨年の今頃の様子は?

高水三山ではミツバツツジやスミレが見頃。雲取山などでは凍結あり軽アイゼンがお守りです2023.04.07

晴れると春らしい陽気となりましたが、日により、また朝晩の寒暖差大。ウエアの着脱で体温調節を2023.04.14

朝夕は寒く、日中は暑いため衣類の着脱で体温調節をしましょう。氷川渓谷でヒメウツギ開花2023.04.21

今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28

5/13青梅線17:30頃~運休。川苔山でシロヤシオ見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.11

東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 氷川渓谷のチゴユリ
  • 氷川渓谷の白(ニリンソウ)と黄(ミヤマキケマン)
  • のんびり食事するカモシカ 登計トレイル 
  • 見はらしの丘では、満開のミツバツツジの下に、カモシカが寝ていました
  • 奥多摩湖のサクラが見頃
  • 海沢カタクリ山 見頃を迎えています
  • 海沢カタクリ群生地
  • カタクリ群生地へは、海沢の信号から斜面を上がっていくと看板があります。この看板の手前にもたくさんの株があります。
  • 小川谷林道の通行止めの様子。バリケードで折り返してください
  • 氷川渓谷 を巡視しました。遊歩道沿いのアゼビ 薄ピンクで小さなつぼ上の花が可憐な木の花です。
  • 氷川渓谷 を巡視しました。 ニリンソウも2株開花 雨に打たれて、白い花がうつむき加減です
  • 凍結した大岳の岩場

東京都奥多摩ビジターセンター

電話番号:
0428-83-2037
連絡先住所:
〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1

地図で見る
http://www.okutama-vc.com/

施設の詳細を見る

関連する山

東京都 / 関東山地

三頭山 標高 1,531m

 三頭山は自然豊かな美しい山。山頂付近は3つのピークからなる。主要登山口は「都民の森」として、登山者のみならず観光客も多く訪れる。  日帰りも可能であるが、できたら山麓の数馬に1泊してみたい。都民の森から登るコースのほか、笹尾根の西原峠から尾根通しに三頭山に登り、西にある鶴峠に下るコースもお勧め。そこには美しいブナ林が残っている。

東京都 / 奥多摩

御前山 標高 1,405m

 早春、カタクリの花が咲き、それを見に訪れる登山者の多い山で、大岳山、三頭山とともに奥多摩を代表する山である。  北側の栃寄(とちより)の近くに森林公園がある。一帯は観光客によるカタクリその他の野草の乱掘が気になる。ここも自然災害により三頭山の二の舞にならなければよいが。  さて、この山へは北面から登っていくのが人気だ。山頂近くになると雑木林の下生えにピンク色に咲くカタクリの花の群れが見られる。御前山山頂からは展望は余りよくないが、下山路を南方の湯久保(ゆくぼ)尾根へと下ってゆくと、丹沢方面の山々が見えてくる。すぐ眼前の山稜は浅間(せんげん)尾根で、春は浅間嶺一帯の桜が美しい所である。  奥多摩駅で下車、境橋から御前山山頂、湯久保ノ頭から北秋川へ下り、武蔵五日市駅まで約5時間の行程。

東京都 /

御岳山 標高 929m

ケーブルカー(御岳登山鉄道)の利用で、簡単に登れることから、首都圏のハイカーに人気の山。 山頂には、武蔵御嶽神社があり、元旦には、初日の出客と参拝客とで特に賑わう。また、4月にはヤマザクラやカタクリ、6月はアジサイ、8月はレンゲショウマの花が咲き、賑わいを見せる。 ケーブルカー御岳山駅から神社へ続く参道には天然記念物の「神代ケヤキ」がある。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報