燕岳 | 燕山荘

年末年始は1月6日まで営業。12/29まで厳しい天気の予想。視界不良の際は赤旗を頼りに登ってください

吹雪で積雪量が増えた燕山荘周辺(2018.12.27 燕山荘 )
吹雪で積雪量が増えた燕山荘周辺(2018.12.27 燕山荘 )
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天気・気温

松本市の天気予報
明日
曇時々晴
18℃
12℃
明後日
23℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 0:00発表
高山市の天気予報
明日
曇時々雨
16℃
10℃
明後日
曇一時雨
24℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

燕山荘は年末年始営業中です。12月22日~1月6日まで営業しています。
12/18に入山して以来、積雪量が増えています。12/27は終日吹雪で、28~29日にかけては、非常に厳しい天気となりそうです。気温は-20℃以下、風速20m以上という大変厳しい天候となりそうな予報が出ています。

視界の悪いときは登山道に立ててある赤旗が頼りになります。しかし、トレースのほうは一瞬で埋まってしまいますので、他の人のトレースはあてに出来なくなります。
合戦小屋より上部はさらに厳しいものと思われますので、無理はせず、合戦小屋で引き返すという判断も大切になってきます。

周辺はこの吹雪で、雪庇やシュカブラが形成されていきます。人が創ることが出来ない自然の美しさを見ることが出来ます。

登山道の状況

冬期営業中は宮城ゲートから中房線の13kmは、車が入れないので歩くことになります。中房線は最初の発電所を過ぎたあたりから雪の上を歩くことになります。
凍結している所もあり滑りやすくなっています。不安な方はチェーンスパイクがあると有効です。

合戦尾根は入山者が増えてきて、トレースもしっかりとしてきて歩きやすくなってきましたが、雪が降ればあてにできなくなります。尻セードなどしないようお願いします。合戦尾根上では尻セードは過去に事故もありました。

登山装備

冬山装備でお願いします。10本爪以上のアイゼンとピッケル、ワカンは必携です。防寒具も手袋や帽子などしっかりと準備してください。
サングラスも忘れずに持っていきましょう。ヘッドライトや地図、コンパスなど、基本的な登山装備も忘れずに。

お知らせ

●燕山荘
詳細は燕山荘ホームページにて↓
http://www.enzanso.co.jp/enzanso/categories/e01.html

年末年始:2018年12月22日(土)~2018年1月6日(日)
冬季営業についての詳細情報はこちら
http://www.enzanso.co.jp/enzanso/categories/e02-1.html
※年末年始の宿泊についてや、料金、装備、冬期燕岳登頂ツアー(要予約)などの情報があります。

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

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 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

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 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から