前爪付き10本歯以上アイゼンが必要。まとまった降雪なく積雪が少なくとも条件により雪崩は発生するので要注意。
天気・気温
14:00 山頂の天候 晴れ 気温-3℃ 無風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
年末の寒波以降、比較的に落ち着いた天候が続いており、まとまった降雪もないままの状態です。
●雪崩に注意
注意したいのは、まとまって降った雪の後から暖かい日が続いており、積雪量は少ないのですが、雪崩を発生することがあります。
1月4日の午前8時過ぎですが、横手口沢で雪崩が発生しています。
面発生の乾雪全層雪崩のようで、標高差約750m、幅推定で40m、沢源頭から旧環状道路まで流れています。
雪崩の発生した場所は、登山道ではない場所ですが、バックカントリーでスキーとかスノボでよく利用される沢です。
過去にも大規模な雪崩が起きた沢でもあります。
この沢に限らず雪崩に対する注意は必要です。
雪崩は、どこでも起きる可能性があり、発生には天候、降雪状況、当日の気温など様々な要素があります。
ある程度の予測はついても、必ず発生しないということは誰にもわかりません。
まず雪崩に対しての知識ももちろんですが、冬山での対応技術を確実に持っている仲間と冬山に入るようにしてください。
出来るだけ単独は避けてください。
登山道の状況
登山道で危険な場所はありません。
やや気温が高いと登山道も雪が柔らかくなるので、キックステップだけで歩けます。
これは当日でないと状態はわかりませんので、必ず10本以上の前爪の付いたアイゼンをお持ちください。
大山寺の登山口まで道路は融雪装置が入っていたりするので、来られますが、駐車場は雪がしっかりとあります。
冬用タイヤとかタイヤチェーンはお持ちください。
登山装備
厳冬期雪山装備が必要。10本以上の前爪の付いたアイゼン必須です。
冬山の装備は自分の命を守るための道具です。
その使い方を熟知していないと「猫に小判」です。
格好だけで登れるほど冬の大山は甘くないですからご注意を。
注意点
冬の大山は夏とは全く様相が違います。
無雪期の延長で道具だけ買い揃えて登山に来ても大きな事故に繋がる恐れがあります。
必ず基本技術を身につけてから、単独は避けて経験豊富な方と登るようにしましょう。
お知らせ
この他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド
久保昌之
TEL 090-7999-2931(携帯)
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
休暇村 奥大山
TEL 0859-75-2300
昨年の今頃の様子は?
今年は融けるのも早く、ザクザクの残雪期の様相になっています。それでも、まだ多くの登山道は雪があります2023.04.03
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