前爪付き10本爪以上アイゼンが必要。登山中は余裕のあるうちに装着を。単独でなく経験者と同行しましょう。
天気・気温
13:00頃 6合目の天候 ガス 気温-3℃ 7~10m/s
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
1月25日(金)現在の大山夏山登山道の最新情報をお知らせします。
日本海上に寒気を伴った低気圧があり、夜から明日にかけて下り坂でかなり崩れる予報で、午前中は比較的に風も微風程度
であったのが午後より非常に西風が強くなりました。
6合目ではかなり西風が強くなり始め、7合目を過ぎた辺りで登山道の青ポールが見えなくなったため、これ以上は無理と
判断しました。
この青色ポールは、山頂まで立てています。
しかし山頂までの誘導ポールとしての役割が一番ではありません。
登るにつれ天候が悪化してくるのが冬の大山ですが、次のポールを目指して登ってください。
これが見えなくなると危険サインだと認識して下山していただくために立てています。
無理をして登ってしまうと下山の時に困ることになります。
登山道の状況
1/25の登山道は、レースがありました。
明日からかなりの降雪が予測されるため、トレースは期待しないでください。
新雪がそれなりに積もればキックステップだけで登れますが、登るにつれ気温も下がり凍結します。
余裕のあるうちに早めにアイゼンを履いたほうが無難だと思います。
アイゼンは必ず10本以上で前爪の付いたアイゼンをお持ちください。
急斜面になると6本爪などの軽アイゼンでは非常に危険です。
最近、下山時に登山道を尻セードで滑って下りる迷惑な登山者がいます。
登山道から外れた場所でお願いします。
ちなみに毎年のことですが、尻セードをしていて想像以上のスピードが出て、潅木に激突して大怪我をするという事故が
発生しています。
何気ない行動が大きな事故に繋がるのが登山です。
必ず単独は避けて危機管理の出来る経験豊富なリーダーについて冬山登山を楽しんでください。
登山装備
厳冬期雪山装備が必要。10本以上の前爪の付いたアイゼン必須です。
冬山の装備は自分の命を守るための道具です。
その使い方を熟知していないと「猫に小判」です。
格好だけで登れるほど冬の大山は甘くないですからご注意を。
注意点
冬の大山は夏とは全く様相が違います。
無雪期の延長で道具だけ買い揃えて登山に来ても大きな事故に繋がる恐れがあります。
必ず基本技術を身につけてから、単独は避けて経験豊富な方と登るようにしましょう。
お知らせ
この他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド
久保昌之
TEL 090-7999-2931(携帯)
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
休暇村 奥大山
TEL 0859-75-2300
昨年の今頃の様子は?
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だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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