美濃戸口からアイスバーン。歩行者はチェーンアイゼンが必要。車は四駆+冬タイヤ+金属チェーン必須です
天気・気温
山と周辺の状況
本日は晴れ。見上げる山に雪がついていますが、黒く岩が出ているところもあります。
2/19、北沢の中間から下で終日雨降りとなり、夜には赤岳鉱泉でも雨降りとなりました。
そして、2/19夜から2/20朝にかけて冷えみで美濃戸口~赤岳鉱泉の林道から登山道が完全凍結してしまいました。
現在も状況はあまり変わりません。
・赤岳山荘まで車で入る際には、4輪駆動車+スタッドレスタイヤ+金属製タイヤチェーン装着が必須!
路面状況がアイスキャンディ周辺のように強烈なアイスバーンになってしまい、スタッドレスタイヤだけでは車が止まらない可能性が高いです。
・美濃戸口から歩く際には、チェーンアイゼンの装着が必須です!
登山者の方は、タイヤチェーンを未装着の車に遭遇したら、車の挙動には十分に気をつけてください。
いざというときには必ず山側に逃げましょう!
自分の身は自分自身で守るしかないのが山です。
■積雪
赤岳鉱泉前の積雪は積雪10~30cm
■天候(赤岳鉱泉)
2/17 晴れ。最低気温-16℃ 最高気温-4℃
積雪20㎝~50㎝
2/18 晴れ 最低気温-12℃ 最高気温-3℃
積雪20㎝~35㎝
2/19 雪から雨。堰堤広場から下は終日雨。最低気温-4℃ 最高気温+1℃ 積雪20㎝~50㎝
2/20 晴れ。最低気温-4℃ 積雪10㎝~30㎝
■小屋には早めの到着をお願いします。
登山道の状況
南八ヶ岳の最新美濃戸林道状況と積雪情報
■美濃戸口~赤岳山荘~堰堤広場 美濃戸口~赤岳鉱泉の林道から登山道が完全凍結
赤岳山荘まで車で入る場合は4輪駆動車+スタッドレスタイヤ+金属製タイヤチェーンが必須!
スタッドレスタイヤだけでは滑りやすく、ハンドルが取られやすい悪い状況です。
これから赤岳山荘へ車で入る方は、下記装備を備えて入ってください。
・車高の高い4輪駆動車
・スタッドレスタイヤ装着
・金属製のタイヤチェーン装着(4輪のタイヤに巻くことが好ましい状況です。)
・雪道の運転に慣れてる方
タイヤチェーンを巻くことはめんどくさいことですが、他の登山者に迷惑をかけないように必ず守ってください!
また、美濃戸林道にある待避所への路上駐車を止めてください!!
■北沢登山道
チェーンアイゼンの装着が必須な状況
昨秋に架け直した鉄橋では、積雪が無くなって鉄が剥き出しになり滑りやすくなっていますので、手すりを掴みながら渡るなど十分に注意されてください。
■赤岳鉱泉
・積雪10〜30㎝
■赤岳鉱泉から上
今日も人数は少ないですが、登山者があります。
状況は、凍結があり厳冬期雪山の状態です。
登山装備
基本は厳冬期の登山装備。
防寒具雨具の油断は禁物です。着替えもあるとよいです。
防水の手袋や帽子も必要です。
赤岳鉱泉まででも軽アイゼンやチェーンスパイク必要
鉱泉より上は最低でも10本爪、前爪のあるアイゼン、ピッケルなど冬山登山装備が必要です。
ヘルメットの着用を推奨しています。登山時にはヘルメットを被りましょう!
ヘルメットレンタルは、赤岳鉱泉にて1日500円。どうぞお気軽にご利用ください
赤岳鉱泉だけでなく、行者小屋にも返却できます。気軽にご利用ください。
注意点
天候をよく確認し、登山はご自分の判断のもと安全登山を心がけて下さい。
お知らせ
■赤岳鉱泉・行者小屋 通年営業
ホームページ
http://userweb.alles.or.jp/akadake/
http://blog.livedoor.jp/akadakekousen/ ←最新情報更新あり
※風呂 再開は春以降
■行者小屋 営業日
土曜日と祝日
■イベント
2/24 「小屋番、K2の高みに立つ」
開催日:2019年2月24日(日)
開催時間:19:45~20:45
開催場所:赤岳鉱泉食堂
ゲスト:田口篤志(アルピニスト小屋番)
参加費:無料(テント泊の方も参加出来ます)
内容:パキスタン・カラコルム山脈にある世界第二の高峰K2(8611m)。
数々の高峰を登ってきた男が昨夏7/22に南東稜ルートからK2登頂に成功しました。
数多の困難と試練に打ち勝ち、一人の小屋番が成し遂げた偉業。
登山家でもない、ガイドでもない、山に魅せられ山で生きる男の臨場感あふれる写真と語り口でお届けいたします。
■赤岳鉱泉・行者小屋 SNS
・Instagram、
akadakekosen_gyojagoya
・Facebook
https://www.facebook.com/akadake1959/
赤岳鉱泉周辺の過去の様子
赤岳鉱泉
- 現地連絡先:
- 0266-62-8100
- 電話番号:
- 090-4824-9986
- 連絡先住所:
- 長野県諏訪郡富士見町落合桜ヶ丘10716