奥多摩 | 東京都奥多摩ビジターセンター

積雪は雲取山荘周辺50cm、大岳山や川苔山なし。日による気温差も大きくまだ冬装備で

海沢のカタクリ群生地  近づいてみると葉と蕾がちらほらみられました アズマイチゲも葉が出はじめでした(2019.03.15 東京都奥多摩ビジターセンター )
海沢のカタクリ群生地  近づいてみると葉と蕾がちらほらみられました アズマイチゲも葉が出はじめでした(2019.03.15 東京都奥多摩ビジターセンター )
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天気・気温

03/13(水) 晴れ 弱風
千代田区の天気予報
明日
晴時々曇
24℃
17℃
明後日
曇のち晴
22℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月16日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
28℃
13℃
明後日
曇のち晴
23℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月16日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今日は、よく晴れててやや風はあるもののポカポカしています。
気温差の大きい時期です。冷たい風があればすぐに冬のような冷え込みになります。

■積雪(3/12現在)
・雲取山荘周辺(標高約1880m)で積雪50㎝。アイゼン必携。特に山頂~山荘はガチガチに凍結。
・大岳山や川苔山には積雪がないようです。

■自然
・花粉シーズン到来
11時現在、花粉もそれほど飛んでいる様子ではありませんが、杉の木を見るとまだまだ花粉がついており油断はできません。
昨年は山が黄色い炎を上げて燃えているかのような花粉が飛んだ日がありました。
今年も、雨後の晴天は要注意です。

・早春の花
奥多摩ビジターセンター近くの氷川渓谷でアブラチャンやミヤマキケマン、ユリワサビ
ニリンソウ ニリンソウ は葉が出はじめ。3月中旬には ニリンソウ ニリンソウ の花が斜面に咲き、一層華やかになると予想されます。
鳩ノ巣や、海沢ではハナネコノメ
奥多摩湖 サクラのつぼみはまだ固い状態

登山道の状況

■概況
雲取山の登山道の一つ、後山林道が土砂崩落となり3月15日まで通行止(工事の状況により通行止期間変動)となりました。

御岳山の登山道の一つ、越沢林道が工事期間延長となりました。

3/31現在 登山道情報は先週とほとんど変わっておりません。
WEB上で見るには 奥多摩ビジターセンターのホームページ「登山道情報」へ。

■登山道
・雲取山
大ダワ林道 通行止 土砂崩落 2012年4月30日から当面
日原林道から唐松谷林道、富田新道分岐 通行注意  足場悪い
三条ダルミ~雲取山荘の巻道 通行止 足場悪い
唐松谷林道 通行可
水無尾根  通行注意 足場悪い 迂回路有り
芋ノ木ドッケ~大ダワ 通行注意 土砂崩落 2018年10月23日から 
後山林道 片倉橋より先 車両通行止
後山林道  黒滝橋~塩沢橋 通行止 土砂崩落 3月9日~3月15日 工事状況により通行止期間変更あり

・三頭山
サイグチ尾根  通行注意 足場悪い 道が不明瞭のため注意

・鷹ノ巣山 
水根沢林道 通行注意 足場悪い 崩落個所があるため

・高丸山
七ツ石山~鷹ノ巣山の巻道 通行可 土砂が撤去され歩きやすくなる

・蕎麦粒山
蕎麦粒山南分岐~踊平までの巻道 通行注意 足場悪い 尾根筋の登山道の利用を

・川苔山
踊平~獅子口小屋跡 通行止 土砂崩落
大ダワ~足毛岩 通行止 土砂崩落
大ダワ~舟井戸 通行注意 足場狭い

・棒ノ折山
白谷沢上部~東屋付近 通行注意 足場悪い 階段が破損、登山道崩落のため
岩茸石~東屋区間 通行注意 土砂崩落 台風24号の影響のため

・御岳山
大楢峠~鳩ノ巣方面 通行止 林道工事 平成30年9月6日~平成31年3月29日まで(予定) 城山経由で迂回可

・日の出山
日の出山から白岩ノ滝方面  通行可
麻生山~白岩ノ滝 通行可

・鹿倉山
丹波山村~鹿倉山 通行注意 足場悪い

・高水三山
惣岳山~岩茸石山 通行注意 森林伐採作業 2018年8月1日~2019年12月まで(予定)迂回路あり

■ハイキングコース
・氷川遊歩道
氷川大橋下 一部通行止 落石 2018年9月10日から

・奥多摩昔道 全線 通行可

・大多摩ウォーキングトレイル
鳩ノ巣渓谷遊歩道 通行可

・海沢三滝 全線 通行注意 通行可

・見はらしの尾か散策路 一部通行可能

・奥多摩湖いこいの路 
冬期通行止(12月~翌4月第2週の木曜まで)

・湖畔の小道 
全線 通行注意 倒木

・御岳渓谷遊歩道  全線 通行可
麦山の浮橋 通行止め 2/18~ 当面の間 
※天候により奥多摩湖浮橋(麦山の浮橋・留浦の浮橋)は通行止になることがあります。
詳細な状況は奥多摩ビジターセンターに

■その他の道路
小川谷林道 全線 車両歩行者通行止

日原林道 歩行者 通行可 林業工業関係車両を除く車両進入禁止

鋸山林道 通行止め(大ダワ~檜原側入り口) 森林伐採作業のため 林業工事関係車両外車両進入禁止
※奥多摩周遊道路の通行可能時間帯:8時~19時(4月~9月)、9時~18時(10月~3月)

登山装備

まだ冬のハイキング装備、ルートにより登山装備等が必要。
標高の高いところでは軽アイゼン、スパッツが必要です。

防寒具の用意を。手袋や帽子も用意しておきましょう。一日のうちで、穏やかにみえても急に強い冷たい風が吹くことがあります。
晴れていても雨具は忘れずに。
ライトは日帰りでも必携。
地形図、コンパスなどは基本的装備です。

注意点

■登山の心得
https://www.tokyo-park.or.jp/nature/okutama/tips.html

■登山届け、登山計画書の提出を
JR奥多摩駅前には交番があります。またJR奥多摩駅と駅から徒歩5分の奥多摩ビジターセンタ内には届け用のポストがあります。雲取山登山口の鴨沢バス停付近にもあります。

■気象のめやす
おおよそですがJR奥多摩駅前に建つ奥多摩ビジターセンターの気温からマイナス10℃が、雲取山山頂付近の気温となります。

■雲取山に登られる方へ
雲取山への登山道は、積雪、凍結があり軽アイゼンなどが必要です。
雲取山は一般的なコースタイムでは日帰りできません。
雲取山荘などへの宿泊をオススメしています。周辺の水場は凍結して利用できません。
インターネット上には「雲取山日帰り」などの記録がありますが、一般的なコースタイムは1泊2日です。
JR奥多摩駅から朝一番のバスに乗り、登山口から山頂、山小屋までで歩くと一日行程です。
信頼性のある情報を得て、無理のない登山をお願いします。
地図やライト、雨具、防寒具といった登山装備も必ず携行しましょう。

・奥多摩小屋(雲取山)閉鎖のお知らせ (ヤマケイオンライン付加情報)
http://www.town.okutama.tokyo.jp/sangyo/kanko/osirase/okutamagoya.html
平成31年3月31日で閉鎖いたします。奥多摩小屋の閉鎖に伴い、テント泊及びトイレのご利用もできなくなりますのでご注意ください。
永らく奥多摩小屋をご利用いただきまして、大変ありがとうございました。
問い合わせ先 奥多摩町観光産業課 電話0428-83-2295

・七ツ石小屋のテントサイト利用について
4月から混雑が予想される「指定日」はテント泊も予約制となります。
利用前に必ず、確認下さい。
http://www.tabayama.jp/nanatsuishi/post-1436/

■奥多摩エリアにおける避難小屋利用について
奥多摩エリアの避難小屋の利用は緊急利用に限られております。
計画段階から避難小屋を利用することはおやめください。

■(ヤマケイオンライン付加情報)
・奥多摩駅からのバス 「西東京バス」
http://www.nisitokyobus.co.jp/

■ビジター周辺情報
給水トイレ JR奥多摩駅で可能
デイリーヤマザキ 7時~22時
JR奥多摩駅 現在駅前が工事のため狭くなっております。

お知らせ

■ビジターセンター
https://www.tokyo-park.or.jp/nature/okutama/index.html

・開館 09:00〜16:30(月曜定休)
※変更となる場合があります(事前にお知らせします)
※駐車場の開場時間も同上です

・年末年始休館 12/29~1/3

・雲取山「登頂証明」のサービス
雲取山へ登頂された方を対象とした「登頂証明」のサービスを導入いたしました。
下山後には、ぜひ奥多摩ビジターセンターへお立ち寄りください。
登頂記念の缶バッジを配布しております。詳しくは、ビジターHPをご覧ください。

■イベント 詳細はお問い合わせ下さい
https://www.tokyo-park.or.jp/nature/okutama/event/

昨年の今頃の様子は?

高水三山ではミツバツツジやスミレが見頃。雲取山などでは凍結あり軽アイゼンがお守りです2023.04.07

晴れると春らしい陽気となりましたが、日により、また朝晩の寒暖差大。ウエアの着脱で体温調節を2023.04.14

朝夕は寒く、日中は暑いため衣類の着脱で体温調節をしましょう。氷川渓谷でヒメウツギ開花2023.04.21

今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28

5/13青梅線17:30頃~運休。川苔山でシロヤシオ見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.11

東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 見はらしの丘では、満開のミツバツツジの下に、カモシカが寝ていました
  • 奥多摩湖のサクラが見頃
  • 海沢カタクリ山 見頃を迎えています
  • 海沢カタクリ群生地
  • カタクリ群生地へは、海沢の信号から斜面を上がっていくと看板があります。この看板の手前にもたくさんの株があります。
  • 小川谷林道の通行止めの様子。バリケードで折り返してください
  • 氷川渓谷 を巡視しました。遊歩道沿いのアゼビ 薄ピンクで小さなつぼ上の花が可憐な木の花です。
  • 氷川渓谷 を巡視しました。 ニリンソウも2株開花 雨に打たれて、白い花がうつむき加減です
  • 凍結した大岳の岩場
  • 登計トレイル。入り口付近は日当たりが良く気持ちいい眺め
  • 膨らんだ木々の芽を食べるベニマシコ 山麓に春の訪れ。
  • 奥多摩ビジターセンター前はまったく雪がありませんが、後ろに見える本仁田山は白く見えます

東京都奥多摩ビジターセンター

電話番号:
0428-83-2037
連絡先住所:
〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1

地図で見る
http://www.okutama-vc.com/

施設の詳細を見る

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 三頭山は自然豊かな美しい山。山頂付近は3つのピークからなる。主要登山口は「都民の森」として、登山者のみならず観光客も多く訪れる。  日帰りも可能であるが、できたら山麓の数馬に1泊してみたい。都民の森から登るコースのほか、笹尾根の西原峠から尾根通しに三頭山に登り、西にある鶴峠に下るコースもお勧め。そこには美しいブナ林が残っている。

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 早春、カタクリの花が咲き、それを見に訪れる登山者の多い山で、大岳山、三頭山とともに奥多摩を代表する山である。  北側の栃寄(とちより)の近くに森林公園がある。一帯は観光客によるカタクリその他の野草の乱掘が気になる。ここも自然災害により三頭山の二の舞にならなければよいが。  さて、この山へは北面から登っていくのが人気だ。山頂近くになると雑木林の下生えにピンク色に咲くカタクリの花の群れが見られる。御前山山頂からは展望は余りよくないが、下山路を南方の湯久保(ゆくぼ)尾根へと下ってゆくと、丹沢方面の山々が見えてくる。すぐ眼前の山稜は浅間(せんげん)尾根で、春は浅間嶺一帯の桜が美しい所である。  奥多摩駅で下車、境橋から御前山山頂、湯久保ノ頭から北秋川へ下り、武蔵五日市駅まで約5時間の行程。

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御岳山 標高 929m

ケーブルカー(御岳登山鉄道)の利用で、簡単に登れることから、首都圏のハイカーに人気の山。 山頂には、武蔵御嶽神社があり、元旦には、初日の出客と参拝客とで特に賑わう。また、4月にはヤマザクラやカタクリ、6月はアジサイ、8月はレンゲショウマの花が咲き、賑わいを見せる。 ケーブルカー御岳山駅から神社へ続く参道には天然記念物の「神代ケヤキ」がある。

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