八ヶ岳・赤岳 | 赤岳鉱泉

日曜日は吹雪、昨日本日は快晴、雪崩に注意。行者小屋は水場凍結(テント泊は飲料水の用意を)

雪のち曇り 3月下旬ですが、山はまだ冬の様相です(2019.03.28 赤岳鉱泉)
雪のち曇り 3月下旬ですが、山はまだ冬の様相です(2019.03.28 赤岳鉱泉)
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天気・気温

03/20(水) (11:00の天候)晴れ 積雪60㎝~100㎝超
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
7℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
10℃
明後日
晴のち曇
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日に引き続き本日はよく晴れています。
日曜日は吹雪でした。
雪崩には注意が必要です。
山荘前に最新情報を掲示しております。必ずチェックしてください。

■行者小屋
行者小屋は今週末で冬季週末営業終了します。
水が凍結してしまいました。
テントの方にお分けすることができません。

南沢登山道を経由で行者小屋にテントを張って冬山登山を計画の方は、下記項目に留意してください。
・登山口又は赤岳山荘にて1日以上の必要な水を確実に確保してから登る
・◎雪を溶かして水を作れる装備をお持ちいただく
・上記が不可能であれば北沢登山道から赤岳鉱泉経由で行者小屋に登る。
・赤岳鉱泉には飲料用の水が無料又は有料(ミネラルウォーターを販売)でございます。
基本的に冬の行者小屋でテントを張る際には、必ず赤岳鉱泉にお立ち寄りいただき、幕営料金をお支払いただくことをお願いしていますが。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

登山道の状況

南八ヶ岳の最新美濃戸林道状況と積雪情報

■美濃戸口~赤岳山荘~堰堤広場 美濃戸口~赤岳鉱泉の林道 凍結があります。
赤岳山荘まで車で入る場合は4輪駆動車+スタッドレスタイヤ+金属製タイヤチェーンが必須!

スタッドレスタイヤだけでは滑りやすく、ハンドルが取られやすい悪い状況です。
これから赤岳山荘へ車で入る方は、下記装備を備えて入ってください。

・車高の高い4輪駆動車
・スタッドレスタイヤ装着
・金属製のタイヤチェーン装着(4輪のタイヤに巻くことが好ましい状況です。)
・雪道の運転に慣れてる方

タイヤチェーンを巻くことはめんどくさいことですが、他の登山者に迷惑をかけないように必ず守ってください!
また、美濃戸林道にある待避所への路上駐車を止めてください!!

■赤岳山荘〜堰堤広場
凍結箇所が点在しています。
山の神下が広範囲で凍結しているので、ご注意ください。

■堰堤広場〜赤岳鉱泉
凍結箇所あります。

■赤岳鉱泉
積雪60〜100㎝超

■赤岳鉱泉と行者小屋から上
雪崩に注意

登山装備

基本は厳冬期の登山装備。
防寒具雨具の油断は禁物です。着替えもあるとよいです。
防水の手袋や帽子も必要です。
赤岳鉱泉まででも軽アイゼンやチェーンスパイク必要

鉱泉より上は最低でも10本爪、前爪のあるアイゼン、ピッケルなど冬山登山装備が必要です。
ヘルメットの着用を推奨しています。登山時にはヘルメットを被りましょう!
ヘルメットレンタルは、赤岳鉱泉にて1日500円。どうぞお気軽にご利用ください
赤岳鉱泉だけでなく、行者小屋にも返却できます。気軽にご利用ください。

注意点

天候をよく確認し、登山はご自分の判断のもと安全登山を心がけて下さい。

お知らせ

■赤岳鉱泉・行者小屋 通年営業
ホームページ
http://userweb.alles.or.jp/akadake/
http://blog.livedoor.jp/akadakekousen/ ←最新情報更新あり

■行者小屋 営業日
今週末で冬季営業終了
テントの方にお分けする水が現在ありません。

■赤岳鉱泉・行者小屋 SNS
・Instagram、
akadakekosen_gyojagoya
・Facebook 
https://www.facebook.com/akadake1959/

■宿泊料金改定のお知らせ
2019年4月1日(月)より赤岳鉱泉と行者小屋では、宿泊料金の値上げを実施いたします。

・新宿泊料金
1泊2食 10000円
夕食のみ 9500円
朝食のみ 8000円
素泊まり 7000円
弁当 800円
テント 1000円
テント夕食 2000円
テント朝食 1000円

値上げの要因につきましては、ヘリコプターによる物資空輸費の高騰と人件費の高騰です。
消費税5~8%に上がった際には企業努力により価格の維持につとめてまいりましたが、今回は弊社単独での努力では抗し難い状況となってきております。
つきましては、まことに不本意ではございますが、上記の通り宿泊料金を改定させていただくことになりました。
今後ともお客様に喜ばれるおもてなし・サービスに努力していく所存でございます。
ご理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

昨年の今頃の様子は?

例年に比べて残雪は少なめ。夏季の小屋の予約が始まりました2023.04.04

赤岳鉱泉周辺の過去の様子

  • アイスキャンディが撤去されてテント場は広がりました
  • 北沢登山道上部の様子
  • 鉱泉前からの八ヶ岳連峰
  • 前日に降雪があり、岩稜帯も雪化粧しました
  • 赤岳山荘から堰堤広場までの林道の様子
  • 林道の様子(赤岳鉱泉Facebookより)
  • 赤岳鉱泉手前の積雪状況(赤岳鉱泉Facebookより)
  • 赤岳鉱泉Facebookより
  • 赤岳鉱泉Facebookより
  • アイスキャンディの様子

赤岳鉱泉

現地連絡先:
0266-62-8100
電話番号:
090-4824-9986
連絡先住所:
長野県諏訪郡富士見町落合桜ヶ丘10716

地図で見る
http://userweb.alles.or.jp/akadake/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 八ヶ岳

硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

長野県 / 八ヶ岳

横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

長野県 山梨県 / 八ヶ岳

赤岳 標高 2,899m

 赤岳は八ヶ岳連峰の最高峰で、長野県茅野市、南佐久郡南牧村、山梨北巨摩郡大泉村(現・北杜市)との境に位置している。山頂は赤岳頂上山荘のある北峰と、一等三角点がある南峰とに、わずかな距離をおいて分かれている。北峰からは県界尾根が、南峰の南にある竜頭峰からは真教寺尾根が、ともに山梨県側へ延び、縦走路は南方はキレットを経て権現岳へ、北方は横岳へと連続し、西方は中岳を経て阿弥陀岳へのルートも通じている。  その山容は南麓の長坂方面から仰ぐと、ヨーロッパ・アルプスのアイガーに似て、勇壮そのものである。  近代登山の始まりについては別項で触れたが、それ以前の記録としては、明治26年(1893)に陸地測量部の館潔彦が一等三角点を赤岳に選点し、同28年には山崎直方が火山調査のために赤岳に登り、その成果は震災予防調査会報告として発表されている。  赤岳という山名は、酸化鉄による赤い岩肌からきたもので、早朝や夕映えの輝きはひときわ美しいものがある。  山梨側は山頂直下まで緑のハイマツ帯が迫り、諏訪側はイワツバメが舞う、赤岳西壁と呼ばれる岩場となっている。また、南峰から竜頭峰にかけては、鎖場のある鋭い岩稜が続く。  ひとたびその山頂に立てば展望は360度、本邦中央部の山岳をほとんど手中にできる。権現岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、天狗岳、蓼科山などの近景をはじめ、南・中央・北の各アルプスから上信越の山々、浅間山、奥秩父、富士山と、大パノラマが展開する。  赤岳は、かつて赤岳大神とも呼ばれて人々の信仰を集めていた。柳川南沢の源頭にあたる行者小屋は、昔、赤岳神社の社務所だった所で、夏期には行者が居住していたという。祭神は大山祗命(おおやまずみのみこと)とその娘、岩長姫命(いわながひめのみこと)である。  一般的な登路としては、諏訪側の美濃戸口から柳川南沢を登り行者小屋から地蔵尾根ルート5時間、同じく行者小屋から中岳経由5時間、清里から県界尾根ルート6時間30分、同真教寺尾根ルート6時間弱、縦走路は権現岳からキレットを経て2時間30分、硫黄岳から横岳を経て3時間強の行程である。また、中岳を経て阿弥陀岳への所要時間は1時間強である。美ノ森山との標高差は1356m、幕営指定地のある行者小屋とは550m、キレットとは440mの標高差がある。

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