谷や沢沿いにはまだまだ雪が残り、ほとんどが残雪歩き。正確なルートファインディングが必要
天気・気温
山と周辺の状況
気温の低い日が続いていましたが、5月に入りグッと気温も上がり、木々の芽吹きが一気に進んでいます。
標高800~900m位まで芽吹き出しました。
寒暖の差が激しく、日中も日によって体感が5℃~25℃と目まぐるしく変化します。
朝晩は標高の高いところでは0℃前後に下がります。
この時期は晴れていれば絶景や芽吹きのブナの新緑を楽しめますが、十分な準備と経験が必要です。
登山道の状況
冬の雪が少なかったため、全体的な残雪量は少ないですが、3月、4月の低温で雪解けが進まず、谷や沢沿いにはまだまだ雪が残っています。
・5/6現在 朝日川にかかる各吊り橋は中板が外され、外枠のみとなります。ワイヤーをつかみ、慎重に渡る必要があります。
標高900mより上では登山道上にもたくさんの雪があり,ほとんどが残雪歩きとなります。
中ツル尾根、鳥原山、御影森山、どのルートでも半分以上は雪の上を歩きます。
夏道が出ておらず、どこでも歩けてしまうため、ルートを間違える危険が多々ありますので、正確なルートファインディング能力が求められます。
特にルートに注意が必要なところ
・中ツル尾根ルート 4合目長命水前後3合目から5合目の間
・鳥原山ルート 金山沢への降り口、沢渡後の鳥原小屋までの間、鳥原小屋から小朝日岳方面へ向かう鳥原山山頂までの間、銀玉水前の斜面
・御影森山ルート 上倉山から御影森山の間
以上の場所は残雪も多く、視界不良時はもちろん晴天時でも間違う可能性が高いですのでご注意ください。
登山装備
晴天時の放射冷却や強風などでの低温も考えられますので、しっかりとした装備、防寒が必要です。
8本爪くらい以上のアイゼン、ピッケルもしくはダブルストックなどは欠かせません。
水場もまだ雪に埋もれているところがほとんどで、ガスで雪を溶かして生成する必要があります。
注意点
■2019年 夏季登山バスと秋季連休限定登山バスの運行決定しました。
車のない方の貴重な足としてご利用ください!
詳しくはこちら
https://www.asahikosen.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%83%90%E3%82%B9/
・朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。各小屋は管理人はおらず無人です
以東岳の避難小屋が新築され2017年10月1日より利用可能となりました。1Fにはバイオトイレも設置され、非常に快適に利用できます。
避難小屋の管理協力費は1500円/人です。
お知らせ
■朝日鉱泉ナチュラリストの家
窓から大朝日岳が見える山小屋です。
ホームページ
http://www.asahikosen.com/
Facebook
https://www.facebook.com/asahikosen/
・2019年度の営業
4月27日(土)~
昨年の今頃の様子は?
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。雪は少なく7~10日ほど早い季節感です2023.04.19
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。林道は4/末に一部開通予定。山はまだ雪山2023.04.26
ブナの新緑が美しいです。登山道整備中。今年は倒木が多め。ルート上には残雪、雪渓あり十分な装備2023.05.16
朝日鉱泉ナチュラリストの家周辺の過去の様子
朝日鉱泉ナチュラリストの家
- 現地連絡先:
- 090-7664-5880
- 電話番号:
- 0237-67-3589
- 連絡先住所:
- 山形県西村山郡朝日町宮宿1905-1