昨日の降雪で今朝は立山が雪化粧。室堂では融雪が進み一部ハイマツなど現れてきました
天気・気温
山と周辺の状況
昨日は天気が悪く午後から少し降雪し、今朝は雪化粧の立山となりました。
積雪量は少なく、本日中には大部分の降雪は消えてしまうと思います。
室堂周辺は一部ハイマツや露岩が見え始め、雪融けの進行が見えてくるようになりました。
雪の大谷は14~15m程です。
気温は室堂平で朝晩-5~0℃前後、日中0℃~10℃前後です。
5/20の日の出は04:41頃、日の入りは18:55頃です。
雄山神社休館中、玉殿の岩屋へは7月中旬まで通行できません。
登山道の状況
トレースは各登山道についています。
奥大日へのコースは雪庇が発達しているので注意が必要です。
雄山へは朝晩は雪が固いためアイゼンを用意したほうがいいです。
立山稜線は雪があまり残っていないですが、今後の降雪状況によりアイゼン、ピッケルの用意は必要です。
気温が高い昼頃にトレースの少ないルートをを歩くときは、スノーシューやわかんが必要になります。
だいぶ薄いですが各所で雪崩があります。
滑走者は下に登山客などがいないことを確認するなど注意し、巻き込まないようにして下さい。
室堂ターミナルから当山荘へ向かう道には黄色のテープを巻いた竹ポールを10m間隔程で刺してありますので目印にしてください
5月末まで立山室堂地区で登山、スキー、スノーボードを楽しむお客様は室堂ターミナルで入山届を提出し、ビーコンを携帯して下さい。
http://toyamaken-sotaikyo.jp/
登山装備
基本は3000m級山岳の冬山登山装備です。
室堂山、雄山以外の山に登る方はピッケル&アイゼンの用意が必要となります。
稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、ウェアは、雨雪風にしっかり耐えられるレベルが必要。
日中でも氷点下の日はありますので、バラクラバ、オーバー手袋を用意し、紫外線が強いので「サングラス」と「日焼け止め」は通年必須。
観光のみの方も濡れに強い靴や防寒着等雪風に耐えられる装備が必要です。
また、風が強い中新雪の上を歩く必要がある日もありますので、天候の悪い日は相当の覚悟を持ってきてください。
注意点
天気が安定せず時間ごとに目まぐるしく変わります。
下界では春めいてきていますが、山でははまだ冬です。
山に入るときは事前に行動予定日の天気をご確認下さい。
GW中は北アルプスのみでなく、立山・劔エリアでも連日遭難が発生、死傷者が出ました。ご自分の体力・技量にあった計画立案をお願いします。
天候が悪く、山荘までたどり着くことが困難と判断できる場合は事前にお電話でご相談ください。徒歩でターミナルまでお迎えに参ります。
天気が安定せず時間ごとに目まぐるしく変わります。
下界では春真っ盛り化と思いますが、山ではまだ冬に戻るときがあり、去年は6月10日に降雪しています。
山に入るときは事前に行動予定日の天気をご確認下さい。
GW中は北アルプスのみでなく、立山、劔エリアでも連日遭難が発生、死傷者が出ました。
ご自分の体力・技量にあった計画立案をお願いします。
天候が悪く、山荘までたどり着くことが困難と判断できる場合は事前にお電話でご相談ください。徒歩でターミナルまでお迎えに参ります。
■ヤマケイオンライン付加情報
・立山黒部アルペンルート 公式
https://www.alpen-route.com/index.php
・アルペンルート 立山室堂ライブカメラ
https://www.alpen-route.com/live_camera/murodou.html
・立山ガール日記
http://tateyamagirl2450.blogspot.com/
お知らせ
■室堂山荘HP
http://www.murodou.co.jp/
2019年の営業は4/15(月)~11/24(日)の宿泊までとなります。
日本最古の山小屋である室堂小屋は閉館中、7月中旬頃オープン予定です。
昨年の今頃の様子は?
2003年アルペンルート開通は4/15。山荘営業も4/15~(予約受付中)。立山室堂は完全に雪山です2023.04.13
室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26
融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11
立山室堂山荘周辺の過去の様子
立山室堂山荘
- 現地連絡先:
- 076-463-1228
- 電話番号:
- 076-463-1228
- 連絡先住所:
- 〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂