白馬岳 | 白馬山荘

大雪渓は落石に注意。葱っ平~小雪渓の急斜面は滑落注意。前爪アイゼン&ピッケル必携

朝の雪景色。5月31日午後から降り出した雪は夜中まで降り続き、稜線は一夜にして冬に逆戻り。(2019.06.01 白馬山荘 )
朝の雪景色。5月31日午後から降り出した雪は夜中まで降り続き、稜線は一夜にして冬に逆戻り。(2019.06.01 白馬山荘 )
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天気・気温

05/28(火) 雨
富山市の天気予報
明日
晴時々曇
17℃
9℃
明後日
晴時々曇
19℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
松本市の天気予報
明日
19℃
8℃
明後日
20℃
7℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

本日は雨。。昨日夜半頃からシトシトと降っています。
昨日までは好天で暑く感じるほど気温が上がっていましたが、今日は一転して気温低下しています。

例年6月に一回くらい吹雪く日があるので、注意して下さい。

・自然
ツクモグサ ツクモグサ の開花も順調です。
昨日までの好天で雪解けが進み、白馬山荘周辺の雪解けが加速度的です。
昨日も快晴で日中気温が上がりました。周りの景色が一変してきています。
咲き出してきた ツクモグサ ツクモグサ の数も昨日に比べて明らかに増えてきました。季節が一気に進んでいきます。
ウルップソウ ウルップソウ はまだ頭を出したばかりです。

ライチョウは恋の季節。姿をよく見かけます。
特にオスは目立つところで見張り番をしているので、よく目につきます。

登山道の状況

■大雪渓
林道は融雪が進んでいます。
白馬尻の手前から雪が出てきます。
大雪渓へはトレースがあります。
大雪渓はすべて雪です。

大雪渓ルートで注意しなければならないのは、葱っ平(ねぶかっぴら)から小雪渓にかけての雪の急斜面です。
特に下りの際は滑落に十分注意して下さい。
小雪渓はまだ雪切りされていません。6月中旬には雪切り予定です。

※雨のため今後は落石に注意が必要です。
視界の悪い時は、特に注意が必要です。

※気温が上がり、雪がゆるんでズボズボ潜ることもあれは、気温や風でカチカチに凍結することもあります。
小雪渓は雪の急斜面になっており、前爪のあるアイゼンとピッケルが必要です。

■大雪渓以外のルート
・栂池方面からはロングルートで、現在ほとんど入山なく状況は不明です。

(ヤマケイオンライン付加情報)
栂池パノラマウェイ(ゴンドラリフト&ロープエイ)のグリーンシーズン営業は6/1から
https://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html

・白馬鑓温泉方面からは雪のためまだ入山できません。

登山装備

必ず前爪のあるアイゼン、ピッケルなど雪山登山装備が必要です。

注意点

天気をよくみて入山下さい。
視界不良時の大雪渓への入山は控えましょう。

到着の遅いのは危険です。16時迄には小屋着を
早めの到着を心がけて下さい。出発はなるべく早く。

■近隣の小屋の営業(ヤマケイオンライン付加情報)
・天狗山荘は、今年も売店と、トイレとテント場のみの営業予定です。

お知らせ

白馬山荘
http://www.hakuba-sanso.co.jp/
お問い合わせ 0261-72-2002

・2019年の営業
白馬山荘 4/27(土)~10/14(月)

■白馬山荘フェイスブック
https://www.facebook.com/hakubasanso/

■2019 系列の山小屋 開設期間
五竜山荘    6/20(木)~10/14(月)※春山は開設しません。ご注意ください。
キレット小屋  7/1(月)~9/29(日)
白馬大池山荘  7/6(土)~10/13(日)
白馬鑓温泉小屋 未定
白馬尻小屋   7/13(土)~9/23(月)
栂池ヒュッテ  4/27(土)~5/5(日) 6/1(土)~10/19(土)

・開設期間の最終日までご宿泊できます。
小屋開け、小屋閉めの日程につきましては諸状況により変更する場合があります。
変更の場合はホームページにてお知らせいたしますので、ご確認の上ご利用ください。

・お問い合わせ お申込み
白馬館予約センター 0261-72-2002 までお電話ください。
予約受付中

・鑓温泉小屋
工事の予定があり、7月上旬の雪解けを待って現地調査の上、開設期間を決定します。

・白馬山荘のレストランスカイプラザ白馬
今シーズン夕食・朝食のご提供は行いません。
尚、昼食・喫茶の営業はこれまで通り行いますので、ぜひご利用ください。

昨年の今頃の様子は?

白馬山荘&猿倉荘のみ残雪期の宿泊についてWEB予約を受付しました。2023.03.22

2023年の営業は4/29から(宿泊要予約)。入山には前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.04.25

白馬山荘周辺の過去の様子

  • 白馬山荘は営業を終了いたしました。今シーズンもたくさんのお客様にご利用いただき誠にありがとうございました。
  • 稜線の様子
  • 三国境方面の登山道
  • 9時の山荘前 降雪続いています。吹き溜まりで40~50㎝、風で雪が飛ばされているような所は、氷がむき出しになっています。
  • 9時の山荘前 降雪続いています。
  • 正午、初雪&猛吹雪です。山の上は季節が冬に近づいております。もういつ雪が降ってもおかしくない時期です
  • 鑓温泉ルート杓子沢に橋が架かりました
  • 鑓温泉ルート 杓子沢付近の雪渓 橋への取り付きはピンクテープで印をしてあります。
  • 白馬岳山頂
  • 夕陽。絶景です
  • 馬山荘付近ではツクモグサが真っ盛り
  • 大雪渓上部から小雪渓

白馬山荘

電話番号:
0261-72-2002
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6307-ロ 白馬館

地図で見る
http://hakuba-sanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部 後立山連峰

白馬岳 標高 2,932m

 白馬岳は、槍ヶ岳とともに北アルプスで登山者の人気を二分している山である。南北に連なる後立山連峰の北部にあって、長野・富山両県、実質的には新潟を加えた3県にまたがっている。  後立山連峰概説に記したように、この山の東面・信州側は急峻で、それに比して比較的緩い西面・越中側とで非対称山稜を形造っている。しかし信州側は山が浅く、四カ庄平をひかえて入山の便がよいため登山道も多く、白馬大雪渓を登高するもの(猿倉より所要6時間弱)と、栂池自然園から白馬大池を経るもの(所要5時間40分)がその代表的なものである。  越中側のものは、祖母谷温泉より清水(しようず)尾根をたどるもの(祖母谷温泉より所要10時間)が唯一で、長大である。  白馬三山と呼ばれる、本峰、杓子岳、鑓ヶ岳、そして北西に位置する小蓮華山の東・北面は、バリエーション・ルートを数多く有し、積雪期を対象に登攀されている。  近代登山史上では、明治16年(1883)の北安曇郡長以下9名による登山が最初であるとされている。積雪期では慶大山岳部の大島亮吉らによる1920年3月のスキー登山が初めての試みである。  白馬岳の山名は、三国境の南東面に黒く現れる馬の雪形から由来したといわれる。これをシロウマというのは、かつて農家が、このウマが現れるのを苗代(なわしろ)を作る時期の目標としたからであって、苗代馬→代馬(しろうま)と呼んだためである。白は陸地測量部が地図製作の際に当て字したものらしい。代馬はこのほかにも、小蓮華山と乗鞍岳の鞍部の小蓮華側の山肌にも現れる。白馬岳は昔、山名がなく、山麓の人々は単に西山(西方にそびえる山)と呼んでいたのである。また富山・新潟側では、この一連の諸峰をハスの花弁に見立てて、大蓮華山と総称していたようである。  この山からの眺望はすばらしく、北アルプスのほぼ全域はもとより、南・中央アルプス、八ヶ岳、頸城(くびき)や上信越の山々、そして日本海まで見渡すことができる。頂の展望盤は、新田次郎の小説『強力伝』に登場することで知られる。  日本三大雪渓の1つ、白馬大雪渓は登高距離が2kmもあり、全山にわたる高山植物群落の豊かさ、日本最高所の温泉の1つ白馬鑓温泉、高山湖の白馬大池や栂池自然園などの湿原・池塘群、こうした魅力を散りばめているのも人気を高めている理由である。また、白馬岳西面や杓子岳の最低鞍部付近などに見られる氷河地形、主稜線などで観察できる構造土、舟窪地形など、学術的な興味も深い。山頂部の2つの山荘(収容2500人)をはじめ山域内の宿泊施設も多い。

新潟県 長野県 / 飛騨山脈北部

小蓮華山 標高 2,766m

新潟県と長野県の県境にまたがる山で、大日岳とも呼ばれる山。標高2766mは新潟県最高峰となる。山頂には鉄剣と石仏があり、かつては信仰の対象となっていた。 地震や風雪による崩壊で、2008年の国土地理院の調査で標高が3m低くなり、2769mから2766mと低くなっている。 近年、白馬乗鞍岳から小蓮華山へ続く稜線がNHK スペシャルドラマ「坂の上の雲」のエンディングの映像に使われ、登山者のみならず、多くの人に認知されるようになった。

富山県 / 飛騨山脈北部

旭岳 標高 2,867m

 白馬岳のすぐ西方(富山県宇奈月町)にあって、衛星峰といった存在だが、この山を北方の朝日岳―雪倉岳の稜線から眺めると、鋭い兜のような山容を見せて、一見白馬岳と錯覚するほどだ。白馬岳から越中の祖母谷(ばばだに)温泉に下る道がこの山の南山腹を走っており、付近は高山植物で埋まっている。白馬岳との鞍部には例年大雪田が残り、その北側、柳又谷の源頭には氷河地形が見られる。

ユーザーの登山記録から

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