唐松岳 | 唐松岳頂上山荘

八方尾根は花盛り。残雪は二箇所。上部は尾根ルート(登下降同じ)。稜線コマクサ開花

イブキジャコウソウとヒョウモンチョウ(2019.07.25 唐松岳頂上山荘 )
イブキジャコウソウとヒョウモンチョウ(2019.07.25 唐松岳頂上山荘 )
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天気・気温

07/19(金) 04:00 雨 10.1℃ 風約5m 
富山市の天気予報
明日
晴のち曇
25℃
10℃
明後日
曇のち晴
23℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 16:00発表
松本市の天気予報
明日
晴のち曇
29℃
8℃
明後日
曇のち晴
23℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■最新情報はこちら 唐松ガイド
唐松岳周辺の登山情報  常時更新されています。
http://www.karamatsu-guide.com/
八方尾根ルート、祖母谷ルート、後立山連峰 唐松岳周辺の登山情報サイトです(山岳ガイド 中川)

■北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の「夏山常駐パトロール隊(常駐隊)」入山しました。 

■天候
7/18 06:00 高曇り 11℃  微風 → 午後から雨
7/17 05:000 快晴 7℃ 北西の風8~10m → 10:00 ガス 

7/16 06:00 曇り、ガス 10℃ 南西の風約3m 上空晴れ間あり唐松岳の視界良好です。剱岳山頂雲の中ですが標高2700m以下のガスの合間に黒部の谷が見えてきました。信州側はガスです。

■八方尾根の自然
唐松岳頂上山荘北側の砂礫地で コマクサ コマクサ が咲き始めました。今夏も一面の コマクサ コマクサ 畑となっています。

八方尾根は花盛り
キヌガサソウ キヌガサソウ ゴゼンタチバナ ゴゼンタチバナ 、ツマトリソウ、ハクサンタイゲキ、 クルマユリ クルマユリ 、ゼンテイカ( ニッコウキスゲ ゼンテイカ )、オオコメツツジ、ハッポウ ウスユキソウ ウスユキソウ ツガザクラ ツガザクラ 、ミヤマクワガタ、 シナノキンバイ シナノキンバイソウ 、ミヤマタネツケバナ、ハクサン オミナエシ オミナエシ などなど多数の高山植物が咲いています。

八方尾根上部、尾根ルート上ではライチョウがよく観察されています。

(以下 ヤマケイオンライン付加情報)
■五竜山荘 
営業は6/20(木)~10/14(月)
https://www.hakuba-sanso.co.jp/

■八方尾根へのアクセス ゴンドラ&リフト
運行は下記サイトで最新情報の確認を
メイン
http://www.happo-one.jp/green

グリーンシーズンの営業日程
http://www.happo-one.jp/news-green/12522.html

八方尾根登山道に直結する「八方アルペンライン」
ゴンドラリフトアダム+アルペンクワッドリフト+グラートクワッドリフト
運行 6月1日(土)~10月27日(日)
http://www.happo-one.jp/trekking/alpenline

登山道の状況

■八方尾根
・八方池の残雪はすっかり消えました。

・八方尾根の残雪は二箇所となりました。不安な方はアイゼンの用意を。
1.扇の雪渓の下部」(上の樺周辺)の残雪は 1か所 約10mの登下山です。
2.丸山ケルン下部の残雪は約40mの直登。残雪南側の迂回ルートを通行された場合、雪上歩行はありません。

・丸山からは尾根通しのルートとなります。
道幅が狭いため行き交い注意(時間がかかることがあります)
南斜面(左手方面)の登山道が見えていても、通行止めです。尾根通しのルートへ

※突風、強風時は 風が強く当たる上部の尾根ルート上では バランスを崩さないよう歩行に注意。

※視界不良の時は要注意

■五竜岳方面
山荘~五竜山荘 整備入りました

・五竜山荘~五竜岳 整備入りました

■不帰キレット方面(一般ルートではなく破線ルートです。)
ルート上はほぼ融雪しました。浮き石等には特に注意が必要です。
縦走は、充分な装備とご自身の判断のもとくれぐれも慎重な行動を。
http://www.karamatsu-guide.com/info_kaerazu.html

※キレット方面の最寄りの小屋
「天狗山荘」 今シーズンはテント場とトイレ、売店のみの営業。小屋泊はできません。
「白馬鑓温泉小屋」 営業は8/3(土)予定~9/28(土)の予定 営業開始までテント場も使えません
白馬鑓温泉について白馬山荘サイトを参照
https://www.hakuba-sanso.co.jp/

登山装備

3000m級山岳の夏山登山装備が基本

雨具、防寒具必携
晴れると紫外線対策、熱中症対策も

※雨具は、山の天候に耐えうる雨具が必要です。

注意点

■天気をよく見て安全登山を心がけて下さい。

お知らせ

■唐松岳頂上山荘
http://karamatsu.jp/

・営業期間
ゴールデンウィークの営業は終了しました。
次の営業は夏季の6月22日~10月14日です。
※5月6日(月)~6月21日(金)の間は、休業(山荘設備もご利用頂けません)。

夏季の宿泊は、相部屋でのご利用を基本とさせて頂いております。
相部屋のご宿泊は、予約は不要です。 予約なしで当日直接お越し頂ければ結構です。
団体(概ね7名以上)のみ、準備の都合上、予めご連絡(090-5204-7876  山荘)を頂ければ幸いです。

昨年の今頃の様子は?

2023年のGWは4/27~5/6迄営業(要予約)。前爪のあるアイゼン、ピッケルなど雪山登山装備が必要2023.04.27

2023年の夏山営業は7/1~10/21。利用には予約が必要。予約は6月中旬から受付予定2023.05.11

2023年の夏季営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。利用には予約が必要。予約は一ヶ月前から受付2023.05.24

唐松岳頂上山荘周辺の過去の様子

  • (みんなの登山記録 akira さんの投稿から)
  • 山荘裏山より剣岳、立山連峰の眺望
  • 氷点下の寒い朝。快晴の稜線は真っ白な雪に覆われています。
積雪は少なく吹溜りで20㎝ほど。信州側は雲海、雲が切れて時折山麓が見えます
  • 朝の静かな稜線です。遥か遠くに富士山のシルエットが見えました。八ヶ岳の連山と富士山の遠望です
  • 立山連峰と剱岳。稜線のタカネナナカマドは落葉し、枝先に残る赤い葉もわずかとなりました
  • 快晴 唐松岳山頂より山荘方面 
  • 気温1℃と寒い朝を迎えました。 霜柱がたち氷がはっています。
  • ウラシマツツジの草紅葉と唐松岳
  • 牛首登山道より ウラシマツツジと山荘
  • 秋色の稜線と唐松岳
  • 山荘周辺に生息するライチョウ 春はまれたヒナたちがそろそろ親離れの時期を迎えています
  • 雲海と日の出

唐松岳頂上山荘

電話番号:
090-5204-7876
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6336

地図で見る
http://karamatsu.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

唐松岳 標高 2,696m

 後立山連峰のほぼ中央に位置するが、地味な存在である。ピラミッド型をしたこの山が大きく美しく見えるのは、主稜線の大黒岳付近からである。  主稜線を振り分けに、長野・富山両県からそれぞれ1本ずつの登山道が通じている。東からの八方尾根は、山岳スキー場として知られるが、途中の八方池は不帰ノ嶮を間近に仰ぐ憩いの場である(八方集落よりリフトなど利用して所要4時間)。西からの南越(なんこし)の道は、黒部渓谷からのもので、難路であったが、昭和61年、大黒鉱山跡まで尾根上をたどる新道に切り替えられた(祖母谷温泉より所要9時間)。  唐松岳北方の主稜線は、両側面からの浸食によって険しいやせ尾根となって、不帰ノ嶮と呼ばれている。ここは白馬岳からの縦走では、電気回路における抵抗のような存在となっているのである。南方への稜線はすぐに牛首岳を起こすが、ここも険路である。  八方尾根と主稜線とのジャンクションをなす小突起の西側に、抱かれるようにして唐松岳頂上山荘が建っている。間に深い黒部の谷を挟んで望む、ここからの剱岳の眺めは、後立山八景の1つに数えられよう。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

鑓ヶ岳 標高 2,903m

 後立山連峰北部にあり、白馬三山の一峰。白馬岳または唐松岳方面から主稜線を縦走する際に踏まれることが多く、頂は広いザクに覆われ、眺望はすこぶるよい。  頂から信州側に、南・北2つの大きな岩稜を相似形に派生させ、それがこの山の姿を形造っている。  登山道は、東山麓の猿倉から鑓温泉を経るものが鑓ヶ岳の南鞍部に通じている(猿倉より所要7時間30分)。この登路になる東山腹は、登山最盛期近くまで大雪田を残し、融雪後は一面のザクとなる氷河地形を残す大斜面で、圏谷底にあたる大出原(おいでつばら)は、シナノキンバイなどの群落に彩られている。西面の中背尾根の道は廃道になって久しく、越中側からの登路はない。南へ主稜線をたどると天狗池で、池畔には天狗山荘が建つ。構造土の広がる天狗山稜を漫歩すれば、天狗ノ大下りを経て不帰(かえらず)キレットに達する。  なお、この山の東山腹、大出原の下部にある鑓温泉は標高2100mもの高さにある、わが国でも最高所にある温泉の1つ。鑓温泉小屋の背後の岩間から大量の湯が湧き出しており、泉質は含食塩土類硫化水素泉。慢性関節炎、糖尿病、神経痛、皮膚病などに効能があるという。

富山県 / 飛騨山脈北部 後立山連峰

五竜岳 標高 2,814m

 後立山連峰の中央部にあり、雄大な山容をもち、鹿島槍ヶ岳とともにこの連峰の重鎮的存在である。この山の景観が優れているのは、東麓からの唯一の登路である遠見(とおみ)尾根からのものである(神城駅からテレキャビンを利用して所要6時間)。尾根の名称の起こりである、いくつものタワミ(遠見)の上下を繰り返す、きついアルバイトを打ち消して余りあるのが、五竜岳東面と鹿島槍ヶ岳北壁の豪壮な眺めである。五竜岳東面は、いくつものバリエーション・ルートをもっているが、その1つ、G2稜の上部に顕著な武田菱に似た岩が見られ、この山の名の由来となっている。この地を支配していた武田の紋所「武田の御菱(ごりよう)」からきたもので、菱(ひし)は岩の方言でもある。また「後立(ごりゆう)山」の音読みから「五竜」となったという説もある。  五竜岳北隣の白岳(しらたけ)は、初雪のころ真っ白な姿を見せるのでこう呼ばれたが、その南側には主稜と遠見尾根に挟まれた、白岳沢のカールが広がっている。五竜岳から鹿島槍ヶ岳にかけての主稜線は、八峰(はちみね)の稜線と呼ばれる鋸歯状の突起を連ね、東面足下のカクネ里や、黒部峡谷を距てた剱岳の眺めとともに、縦走の醍醐味が味わえる所でもある。

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