気温が30度を越えて夏の青空が広がっています。今、尾瀬ではホタルが見頃、研究見本園などで多く観察できます
天気・気温
山と周辺の状況
夏の尾瀬らしい青空の一日で、夏真っ盛り!と言った感じの日々です。気温も30℃を越え、日陰の無い尾瀬ヶ原へ出ると、ジワジワ汗をかいて水分を持って行かれる暑さでした。熱中症にならない様に飲料水は多めに用意し、定期的に水分と塩分補給をしましょう。
尾瀬は
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
の季節は終わりかけで、今は
キンコウカ
キンコウカ
が見頃を迎え、黄色いお花畑となっています。とくにるアヤメ平では多くの花が咲いています。
ちなみにアヤメ平はアヤメはほとんど見られず、葉が少しアヤメに似ている
キンコウカ
キンコウカ
の群生を見誤ったものではないかとされています。
ほか、
ヒツジグサ
ヒツジグサ
、
ネジバナ
ネジバナ
、ミヤマワレモコウ、
コバギボウシ
コバギボウシ
、オゼ
コウホネ
コウホネ
、オゼヌマアザミなど夏の花が盛りです。ほか、
サワギキョウ
サワギキョウ
など、初秋の訪れを感じさせる花も咲き始めています。
夏という事で、今尾瀬ではホタルが見頃となっております。夜になると研究見本園などでホタルがピカピカ光りながら舞う姿を観察する事が出来ます。
ただ尾瀬では熊の目撃が毎日されている地域になりますので、熊との遭遇には十分にお気をつけ下さい。山小屋の前でもホタルは見れるので、怖い方は小屋付近で探してみて下さい。
登山道の状況
・鳩待峠から山ノ鼻、および尾瀬ヶ原周辺は、問題なく歩けます。
・見晴からアヤメ平に行く八木沢道、長沢新道、鳩待峠からアヤメ平までの登山道もすべて問題なく歩けます。
・見晴から三条の滝への登山道は、雨が降るとぬかるみが増します。防水性のある登山靴とゲーターを用意してください。
●至仏山登山道について
7/1より至仏山は登山可能。東面登山道(尾瀬ヶ原~至仏山)は上り専用で、下山はできません。
蛇紋岩質の至仏山登山道は、乾湿を問わず滑りやすくなっています。転落・滑落に注意してください。
登山道中に通る湿原では、尾瀬ヶ原では見頃を過ぎた花が見られます。百花繚乱のお花畑が広がっています。
登山装備
濡れた木道やぬかるんだ登山道では転倒や滑落によるケガなどの危険が増大します。
また雨に濡れた衣服は容赦なく体温を奪います。尾瀬へお越しの際は天候に留意し、しっかりとした登山装備でお越しください。
注意点
ツキノワグマの目撃情報が増加しております。まずは熊鈴などを使用して、遭遇しないための工夫をお願いいたします。
万一遭遇してしまった場合は、静かに後ずさってその場を離れましょう。
お知らせ
群馬県尾瀬山の鼻ビジターセンターでは、週末を中心に各種イベントを開催しています。
7月のイベントは、以下URLをご確認下さい。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/92959/
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: