今回は西日本のマッターホルンといわれる烏ヶ山(標高1448m)の情報です
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山と周辺の状況
8月11日 西日本のマッターホルンといわれる烏ヶ山(標高1448m)の情報です。
鏡ヶ成付近から南峰を見上げるとまさにマッターホルンのイメージにそっくりで、最近はサントリーさんの宇○田ヒカルのCMで「水の山」として知られています。
登山口は標高940mの新小屋峠からが無難だと思います。
今の時期の注意点は暑さ対策が一番重要な点です。
登山スタートするときの服装と持参する水分量をまず考えてください。
水分は必ずこまめに。
よく本などでは「のどが渇く前に飲むのが基本」などと書かれていますが、実際の登山ではそんなうまくはいきません。
特にお子さま連れの登山が目立ちますが、子供は新陳代謝が激しいのでたくさん汗をかきます。それ以上に水分を補給してください。
次に注意する点としては服装ですが、登山道にチシマザサが覆いかぶさっている箇所がたくさんありますので、長ズボンがお勧めです。
敢えて登山道の草刈をしないで、本来の登山道の雰囲気を感じることが出来る数少ない山です。
今の時期は鏡ヶ成周辺から烏ヶ山山頂まで、また大山山頂付近でもたくさんのトンボを見ることが出来ます。
これは「アキアカネ」という赤とんぼですが、これからが最盛期です。
春に平地の日野川周辺で卵からふ化し、幼虫(ヤゴ)になりますが、梅雨の終わりごろに羽化してすぐに山間地の涼しい場所に移動してきます。
暑さに弱いので、涼しい高所に長距離を移動してくるわけです。
秋になって平地が涼しくなると再び平地に移動してきて産卵をします。
従って今は体色はオレンジ色ですが、平地に移動してくる前ごろから赤色になって赤とんぼという名前にふさわしい色になります。
今月中は鏡ヶ成周辺でたくさん見られます。
ちなみに平地の日野川周辺でみられる赤とんぼで「ナツアカネ」というトンボが飛んでいますが、夏でも平地から移動することはありません。
その区別については、細かい部分での違いはありますが、飛んでいる状態では非常にわかりにく、止まり方が他のトンボが羽を水平のままか、垂直に閉じるのに対してアキアカネは羽を体の下に徐々に下げて休むことが特徴のひとつです。
登山というのは楽しいスポーツですが、同時に危険も伴います。
安全に登れるようにお気をつけください。
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