爽やかな風を感じるようになり、秋が近づいているのがわかります。湿原が秋の色に変わりつつあります
天気・気温
山と周辺の状況
昨日の夕方は雷雨となり、土砂降りの雨が降りました。雨に洗われて、植物たちの葉が濡れて、つるつるして綺麗でした。た。
台風が通過してから、尾瀬には爽やかな風が吹いてくるようになりました。尾瀬沼周辺及び大江湿原では、秋の装いが少しずつ色濃くなってきました。
夏の終わりから秋にかけては湿原では青紫色の花々が目立ち始めます。オク
トリカブト
ヤマトリカブト
、
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
、
サワギキョウ
サワギキョウ
が代表で、そろそろ最盛期を迎えます。また、オヤマリンドウも見かけるようになりました。
また、初夏の頃から避暑に訪れていたアキアカネの体色も日ごとに茜色が増し、生まれ故郷への帰り支度が始まっているようです。
少しずつ秋の訪れを感じる「尾瀬沼」。これから、どんな景色が広がってゆくのでしょうか。
秋が近くなると、動物たちも活発に動き回ります。オコジョやアナグマなどを見かけた方が多く、ビジターセンターに報告に来てくれています。
同時にクマの目撃例もありますので、クマ鈴をつけるなどの対策をされて、尾瀬に遊びに来て下さい。
登山道の状況
●沼山峠~大江湿原
沼山峠から大江湿原までの登山道は、問題なく通行できます。
●尾瀬沼周回
尾瀬沼の周回は、南岸側の道は、ぬかるみが多く、木道が破損している箇所があります。足元をよく確認して歩いてください。
●燧裏林道
燧裏林道はとくに問題箇所はありません。
●小沢平方面
沢沿いの登山道は雨天時は鉄砲水が発生する恐れがあります。ご注意ください。
●燧ヶ岳
・御池新道(御池~燧ヶ岳)
俎嵓からのガレ場は浮石多く転倒や落石、道迷いにご注意ください。
・長英新道(尾瀬沼~燧ヶ岳)
オオシラビソなどの樹林帯の中を歩いてゆくコースで日陰で涼しいのですが、ぬかるみが多くあります。
・見晴新道(見晴~燧ヶ岳)
粘土質の土で、雨天時は滑りやすくぬかるもます。段差も大きく歩きにくいです。
・ナデッ窪登山道(白砂湿原~燧ヶ岳)
管理者のいない登山道です。急登や岩場も多いので、経験者のみ利用してください。
登山装備
日中は日差しが強いので、サングラスや日焼け止めが必要です。熱中症対策が必要な時期です。
注意点
尾瀬内には病院などの施設はありません。事前に最新の情報を収集するとともに装備を整えて、安全第一でお越し下さい。
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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