尾瀬ヶ原では、すでに黄色が目立ち秋の装いへと変化してきています。台風被害は特になし
天気・気温
山と周辺の状況
台風15号は多少の風雨がありましたが、尾瀬ヶ原では増水や倒木などの被害はとくにありませんでした。
尾瀬のシーズンも残すところ2ヶ月を切り、だんだん寂しさがこみ上げてくる今日この頃です。尾瀬ヶ原では、すでに黄色が目立ち秋の装いへと変化してきておます。池塘にある
ヒツジグサ
ヒツジグサ
の葉もすっかり秋色へとなっています。
秋色の湿原ですが、秋の花がまだ彩りを与えています。エゾリンドウ、オク
トリカブト
ヤマトリカブト
、
サラシナショウマ
サラシナショウマ
、
イワショウブ
イワショウブ
、ゴマナ、オオバセンキュウなどがまだ咲いています。
秋は草紅葉も良いですが、平滑ノ滝・三条ノ滝もオススメです。春の雪解け水が流れるときよりも水量は減りましたが、
その美しさは、むしろ今から増します。「一枚岩を水が滑め落ちる、平滑ノ滝」、「尾瀬ヶ原の水が流れ落ちる三条ノ滝」は、9月後半から10月前半の紅葉の時期には周りの木々が紅葉し、滝の美しさを際立たせます。
尾瀬の名瀑に是非、足を運んでみて下さい。
これから一雨ごとに尾瀬は寒くなります、来山の際は手袋・防寒着等用意して下さい。また濡れている木道はスリップ注意です。
登山道の状況
・鳩待峠から山ノ鼻、および尾瀬ヶ原周辺は、問題なく歩けます。
・見晴からアヤメ平に行く八木沢道、長沢新道、鳩待峠からアヤメ平までの登山道もすべて問題なく歩けます。
・見晴から三条の滝への登山道は、雨が降るとぬかるみが増します。防水性のある登山靴とゲーターを用意してください。
●至仏山登山道について
7/1より至仏山は登山可能。東面登山道(尾瀬ヶ原~至仏山)は上り専用で、下山はできません。
至仏山は夏の暑さもピークを過ぎ、登りやすい気温になってきました。天気が急変することもありますので、備えを十分にしてお出かけください
登山装備
濡れた木道やぬかるんだ登山道では転倒や滑落によるケガなどの危険が増大します。
また雨に濡れた衣服は容赦なく体温を奪います。尾瀬へお越しの際は天候に留意し、しっかりとした登山装備でお越しください。
注意点
最近、ツキノワグマの目撃情報が多く寄せられています。特に山ノ鼻から尾瀬ヶ原に出る箇所、研究見本園付近に目撃が集中しています。
詳しくは以下URLを確認してください(https://www.oze-fnd.or.jp/archives/95117/)
お知らせ
群馬県尾瀬山の鼻ビジターセンターでは、週末を中心に各種イベントを開催しています。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/92959/
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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- 連絡先住所: