尾瀬ヶ原はすっかり秋の装いで、湿原は草紅葉に季節を迎えています。湿原全体が色づくのはもうじき
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬ヶ原はすっかり秋の装いです。湿原は草紅葉の季節を迎え、
キンコウカ
キンコウカ
の実や葉が鮮やかな紅葉となっています。また、ヤマドリゼンマイの群落が色づき始め、ヤマウルシやアブラガヤが日を増すごとに実が濃い茶褐色になってきました。山や林内の色づきは、もう少し先の様ですが湿原全体が色づくのはもうじきです。
その湿原に秋の花がまだいくつか咲いていて、
ウメバチソウ
ウメバチソウ
、オク
トリカブト
ヤマトリカブト
、エゾリンドウ、ミヤマ
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
などが花を付けています。
風も心地よく散策するにはちょうど良い気候になってきました。秋の七草のひとつ、すすきが風に揺れる静かな湿原歩きを楽しみに是非訪れてみて下さい。
登山道の状況
・鳩待峠から山ノ鼻、および尾瀬ヶ原周辺は、問題なく歩けます。
・見晴からアヤメ平に行く八木沢道、長沢新道、鳩待峠からアヤメ平までの登山道もすべて問題なく歩けます。
・見晴から三条の滝への登山道は、雨が降るとぬかるみが増します。防水性のある登山靴とゲーターを用意してください。
●至仏山登山道について
7/1より至仏山は登山可能。東面登山道(尾瀬ヶ原~至仏山)は上り専用で、下山はできません。
至仏山は夏の暑さもピークを過ぎ、登りやすい気温になってきました。天気が急変することもありますので、備えを十分にしてお出かけください
登山装備
濡れた木道やぬかるんだ登山道では転倒や滑落によるケガなどの危険が増大します。
また雨に濡れた衣服は容赦なく体温を奪います。尾瀬へお越しの際は天候に留意し、しっかりとした登山装備でお越しください。
注意点
最近、ツキノワグマの目撃情報が多く寄せられています。特に山ノ鼻から尾瀬ヶ原に出る箇所、研究見本園付近に目撃が集中しています。
詳しくは以下URLを確認してください(https://www.oze-fnd.or.jp/archives/95117/)
お知らせ
群馬県尾瀬山の鼻ビジターセンターでは、週末を中心に各種イベントを開催しています。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/92959/
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: