大朝日岳 | 朝日鉱泉ナチュラリストの家

冷え込み厳しくなり山頂部から紅葉スタート。主ルート支障なし。長命水は緊急用程度の水量

朝晩の冷え込みが増し、空気が澄んできました。晴れた日、朝日鉱泉からはまさに大朝日岳だけが朝日を浴びて燃えている姿が望めます。(9/19AM5:30過ぎ。ほんの数分の絶景ショー。)(2019.09.19 朝日鉱泉ナチュラリストの家 )
朝晩の冷え込みが増し、空気が澄んできました。晴れた日、朝日鉱泉からはまさに大朝日岳だけが朝日を浴びて燃えている姿が望めます。(9/19AM5:30過ぎ。ほんの数分の絶景ショー。)(2019.09.19 朝日鉱泉ナチュラリストの家 )
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天気・気温

09/29(日) 小雨 気温17℃
山形市の天気予報
明日
雨のち晴
17℃
8℃
明後日
晴時々曇
15℃
7℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 12:00発表
白石市の天気予報
明日
雨のち晴
20℃
8℃
明後日
晴時々曇
17℃
7℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

朝晩の冷え込みが厳しくなり、それに伴い、山頂部の紅葉がはじまりました。
寒暖差が激しくなっていますので体温調節に気を使いましょう。
山頂小屋での宿泊の際には防寒着が必要になってきました。

■自然
山頂部から紅葉がスタート。稜線沿いの紅葉が始まってきました。
例年より少し遅い紅葉となっています。これから10月中旬頃までは紅葉が楽しめるでしょう。

今年度最後の登山バスである完全予約制の秋季連休限定登山バスが10/12-14で予定されています。乗車希望日の2日前までの完全予約制で定員になり次第締め切り、申し込みのない便は運行しませんので、利用を予定している方は必ずご予約下さい。

■秋の登山バス
秋季連休限定登山バス(2日前までの完全予約制)予約受付中
(1)9月14日(土)~9月16日(月・祝)
(2)9月21日(土)~9月23日(月・祝)
(3)10月12日(土)~10月14日(月・祝)
※(1)~(3)は乗車2日前までの事前予約制で予約がある場合のみ運行
夏季と秋季連休では運行形態が違いますのでご注意ください!
詳しくは
https://www.asahikosen.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%83%90%E3%82%B9/

・新しい宿泊プラン
https://www.asahikosen.com/%E6%96%B0-%E5%AE%BF%E6%B3%8A%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3/
「行きと帰りで違う登山口を使いたい!」という要望応えて2つの新しい宿泊プランをご用意しました! 様々なルートでの朝日連峰登山が可能になります。
期間、人数限定です。ぜひご利用ください。
(1)「古寺登山口」までの輸送つき1泊2食宿泊プラン
(2)「白滝登山口」までの輸送つき1泊2食宿泊プラン

登山道の状況

主な登山道に大きな支障の連絡はありません。

■朝日鉱泉からの各ルート情報。
すべてのルート(中ツル尾根ルート、鳥原山ルート、御影森山ルート)ともに夏道での登山が可能です。
水場も、金玉水も含めて、すべて使用可能です。
ただし、中ツル尾根ルートの4合目長命水は水量が細く、登山道からの離れ、枯れかけていますので、緊急用という認識で当てにしないことをお勧めします。

■大朝日岳直登の「中ツル尾根ルート」について
朝日鉱泉~2合目の「二俣・出合い」までは沢や川沿いを歩くルートです。
急な大雨時には増水により渡渉できない沢もありますので、事前に天候等を確認する必要があります。
登山道が細く、ロープを使って沢に下りなければならない箇所もあり気が抜けないルートですので、ルート設定時には十分考慮しましょう。距離が短く時間は少なくて済みますが、その分体力と経験が必要なルートです。

■車道や避難小屋の状況
・5/25より朝日鉱泉へのすべての林道が開通
・朝日川にかかる各吊り橋はすべて中板が入っていす。
・朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。
避難小屋の管理協力費は¥1500/人です。
・以東岳の避難小屋が新築(2017年10月)されより利用可能です。1Fにはバイオトイレも設置され、非常に快適に利用できます。

登山装備

登山装備が基本です。
朝夕の冷え込みが厳しくなっています。防寒具、雨具は必携です。

注意点

・大鳥口方面の登山についての詳細は
鶴岡市朝日庁舎 産業振興課ページ
https://www.city.tsuruoka.lg.jp/shisei/shiyakusyo/infomation/asahi/kanko/asahirenpotozanjoho.html

・大鳥口側の登山ハイヤーや路線バスとの接続、登山情報は
あさひむら観光協会登山情報ページ
http://www.asahi-kankou.jp/kankou/climbing.html

■避難小屋のこと
朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。各小屋は管理人はおらず無人です
以東岳の避難小屋が新築され2017年10月1日より利用可能となりました。1Fにはバイオトイレも設置され、非常に快適に利用できます。
避難小屋の管理協力費は1500円/人です。

お知らせ

■朝日鉱泉ナチュラリストの家
窓から大朝日岳が見える山小屋です。

ホームページ
http://www.asahikosen.com/

Facebook
https://www.facebook.com/asahikosen/

・2019年度の営業
4月27日(土)~

※8/19よりしばらくの間は、昼間の入浴、昼食等の営業は不定休となり、宿泊予約のない日には休業させていただくことがありますのでご了承ください。

■イベント
https://www.asahikosen.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/

・10/19(土)~20(日)「ブナ林散策とツリーイング・蕎麦打ち体験」
・11/2(土)~3(日)ブナの森を「鳥の目、猿の目、虫の目」で体験し、自然との共生を考えよう

昨年の今頃の様子は?

2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。雪は少なく7~10日ほど早い季節感です2023.04.19

2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。林道は4/末に一部開通予定。山はまだ雪山2023.04.26

朝日鉱泉ナチュラリストの家周辺の過去の様子

  • 小屋営業最終日。朝日鉱泉周辺や標高800m付近は紅葉が見頃でした
  • 標高800mあたりまで冠雪。山頂付近はかなりの積雪がありそうです。
  • 中秋の名月は過ぎましたが…、お月様とのツーショット
  • 雲の感じからは少し秋の気配が漂いますが、気温が…異常な高温が続いています。
  • 「森の巨人100選」の上倉の大クロベの前でおにぎり。老木保護のため少し離れて鑑賞下さい
  • 快晴の空のもと。いつもより残雪は少ないです
  • 鳥原山展望台からの眺め。大朝日岳(左)は雲のなか。残雪は非常に少ないです
  • 鳥原山大朝日嶽神社にて「朝日連峰夏山開き安全祈願祭」が執り行われました
  • 太陽が沈むと久しぶりにきれいな夕焼けになりました
  • マムシっとびっくりしましたが、そっくりなマムシグサ
  • 大朝日岳を覆っている残雪も日に日にその面積を減らし、地肌と残雪が同じくらいになってきました。
  • 今年は倒木が本当に多いですが、孫兵衛平の巨人たちは無事です。

朝日鉱泉ナチュラリストの家

現地連絡先:
090-7664-5880
電話番号:
0237-67-3589
連絡先住所:
山形県西村山郡朝日町宮宿1905-1

地図で見る
http://www2.ocn.ne.jp/~ooasahi/top.htm

施設の詳細を見る

関連する山

山形県 / 朝日山地

朝日岳 標高 1,871m

 山形盆地から西方を遠望すると、純白の衣をまとい、なだらかなスカイラインを描く月山とは対照的に、浸食の進んだ山々の朝日岳の山塊が続いている。朝日岳はそびえ立つ孤高の火山と異なり、大朝日岳、西朝日岳、寒江山、以東岳を主稜とする連峰であり、その主峰が大朝日岳である。仰ぎ見る山容は主峰にふさわしい端正な三角錐を呈しており、かつては剣頭山とも呼ばれていた。  位置的には、朝日町と小国町の境をなしている。山頂は南北に細長く、付近一帯には日本列島の土台をなした縞模様の花崗片麻岩が露出している。これらの地質的な特徴に加えて、日本海を渡って吹きつける強い季節風にまともに立ちはだかるために、わが国有数の多雪地帯となっている。これらの雪は、山麓の民にとって古来より貴重な農業用水である。  かつて、鳥原山一帯に点在する池塘を「天狗ノ田代」と称して、田植えの時期に稲の苗を植え、豊作を祈願したという。山中にあっては雪田、雪渓として朝日の山々を飾り、また、咲き誇るお花畑をはぐくみ、銀玉水などの水場を提供している。  一方、谷に目を移すと、雪によって磨き抜かれた谷壁と、雪解け水によって浸食された深い渓谷が山々を引き立て、アルペン的景観を示している。なかでも大朝日岳は、東に垂直に大地を刻み込んだ黒倉沢、西には袖朝日尾根の白い花崗岩の岩壁と、植物の進入を許さない毛無沢を支流にもつ荒川の間にそびえ立つ。なお、この付近はしばしば天気の境目となるため、仏の後光(ブロッケン現象)の現れる所でも知られる。  大朝日岳の直下の大朝日小屋から金玉水にかけての北側は、主稜線からやや東側に位置しているため、膨大な吹き溜まり的な積雪があり、その雪解け水による浸食によって形成された雪窪地形が見られ、緩やかな凹地になっている。頂から南側の平岩山への下りは、大きな階段状の地形が観察される。いずれも雪線よりも低い所の、氷河の周縁に見られるもので、この付近の厳しい自然条件を示している。  登山道は山頂から延びる4つの尾根すべてに開かれており、よく整備されている。最もポピュラーな大朝日岳登頂コースは、朝日川畔の朝日鉱泉から鳥原山、小朝日岳を経て山頂に至るコースで所要6時間。同鉱泉から朝日川二俣、中ツル尾根コースで所要5時間。同じく同鉱泉から御影森山、平岩山経由で所要6時間。  一方、古寺川畔の古寺鉱泉からは、花抜峰、小朝日岳経由で所要5時間強。荒川畔の徳網からは針生平、平岩山経由で所要約7時間。以東岳からの主稜縦走は約6時間30分を要する。

山形県 / 朝日山地

祝瓶山 標高 1,417m

 大朝日岳から南に延びる尾根の先端に位置する花崗岩の尖峰で、長井市と小国町の境をなしている。遠望すると天に向かってすっと立っており、標高の割にどこから見ても確認できる。古くは岩井上岳ともいわれた。  カクナラ沢、ヌルミ沢、コカクナラ沢をもつ東面は、障子ヶ岳南面、エズラ峰東面と同様、雪崩で磨き抜かれた岩場をなしている。山頂には、宗教色の薄い朝日連峰の中で珍しく小さな石祠と鉄鳥居がある。伝承によると天武天皇のころに修験道が隆盛を極めたというが、詳細はいっさい謎である。  山頂は意外に広く、雪崩に磨き抜かれた白い花崗岩の荒々しい袖朝日尾根の山々をはじめとする朝日連峰と、飯豊連峰の好展望台である。  登山道は、ユキツバキの群生する桑住平から登るヌルミ沢とコカクナラ沢間のやせ尾根の急登コース、赤鼻尾根経由で平岩山から延びてくる尾根コース、小国口の針生平から登る鈴振り尾根コースがあり、いずれもよく整備されている。しかし、登山口までの交通の便に恵まれず、マイカーに頼るほかない。  桑住平から山頂まで2時間30分、針生平から3時間30分。

山形県 新潟県 / 朝日山地

以東岳 標高 1,772m

 朝日連峰の北端に位置し、山形県朝日村(現在は鶴岡市)と新潟県朝日村(現在は村上市)の境をなしている。  大朝日岳の端整な三角錐に対し、累々と花崗岩の岩塊が肩を寄せ合う重量感あふれる山容である。山頂から主峰大朝日岳への山並みは、ほぼ高さのそろった山々が連なっている。これは隆起した山塊が、浸食により隆起準平原化したものと考えられている。北方は、切り立った戸立山、なだらかな茶畑山へと続き、そのかなたに双子のような月山、鳥海山を望むことができる。  山頂の北西800m下方には、熊のなめし皮の形をした大鳥池が、ブナの原生林に囲まれて横たわっている。成因は、堰止説が有力。山形県最大の湖沼で、標高966mにある高山湖だ。イワナやヒメマスのほか、幻の怪魚・タキタロウが釣りブームを反映して話題になっている。  山頂へは、泡滝ダムから大鳥池経由となる。大鳥池までのコースはブナ林の山腹を平均した勾配の登りが続いている。登りが始まる前の七ツ滝沢と源太沢間の尾根に注目すると、階段状になっており、所々に礫を見ることができる。かつて双方の沢が合流していた所で(エッグ床)、朝日連峰の隆起の様子を知ることができる。大鳥池まで3時間、さらに以東岳まで3時間。

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