7日朝は、この秋一番の冷え込み。紅葉の進みは例年1週間遅れ

天気・気温

山と周辺の状況

例年であれば秋分の日頃にピークを迎える燕岳周辺の紅葉は、今年は9月になっても暖かい日が続いたため、進み具合は1週間ほど遅くなっています。そのおかけで10月の最初の週末でも美しい紅葉を楽しむことが出来ています。

7日朝は、この秋一番の冷え込みとなり、日の出前の玄関先の温度計は1、2度を示していました。初氷とはなりませんでしたが、気温が低いうえ強い西風が吹き、体感温度は氷点下となり、非常に寒く感じました。本当に寒い一日となりましたがこれがこの時期本来の気温です。今までがたまたま暖かかっただけです。

この気温になってくると水道の凍結を心配しなくてはならなくなってきます。これからは山荘の中に水を貯めておく必要が出てきますのでその水を貯めるタンクの清掃を始めました。水を順調にポンプアップできる日々ももう少しで終わりとなりそうです。これからは水の凍結との闘いとなります。

燕山荘周辺の木々は葉を落とし始めてきました。秋山といいますが山の上では街での冬の気温となってきました。

登山装備

大天荘周辺では明け方2℃台まで冷え込み、朝晩はいつ氷点下まで冷え込んでもおかしくない時期になっています。街の気温に比べればやはり低く、ダウンなどを着ている方を多く見うけました。どんな天候に急変しても困ることのないよう、防寒対策はしっかりご用意されたうえで、これから先の北アルプス登山の計画をお立て願います。

昨年の今頃の様子は？

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

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