木々の紅葉はまだ5割程度という印象ですが、色づきは日々進行しています。引き続き、草紅葉は見頃です
天気・気温
山と周辺の状況
早朝は木道に霜が降りるようになっています。霜が融け始めると木道が濡れて大変滑りやすくなります。また、葉が落ち始めていますので、併せて大変滑りやすい状態となっています。
現在はまだ草紅葉が美しい季節で。牛首~ヨッピ吊橋あたりには、ヤマドリゼンマイが褐色に色づいて彩りを加えています。
今年は少し遅めのようですが、植物の色づきは山の紅葉へとゆっくり移りつつあります。黄葉したダケカンバやミズナラ、赤のイロハモミジやヤマウルシ、などがだいぶ色づいてきました。また、カラマツも少し色づいてきています。
木々の葉が緑色の時はあまり目立ちませんが、林内の紅葉が始まると針葉樹と広葉樹などで色合いがはっきりと分かれてきます。一つの山にも多くの種類の樹木が存在しているのを改めて感じます。
また、先日はアヤメ平に視察に活きましたが、「天空の楽園」と呼ばれるアヤメ平も空が近く、青と紅、黄色のコントラストが素晴らしいです。木々の紅葉はまだ5割程度という印象ですが、紅葉の進み具合に期待したいと思います。
なお、落葉も目立つようになってきました。木道が滑りやすくなるので、注意して歩いて下さい。
登山道の状況
・鳩待峠から山ノ鼻、および尾瀬ヶ原周辺は、問題なく歩けます。
・見晴からアヤメ平に行く八木沢道、長沢新道、鳩待峠からアヤメ平までの登山道もすべて問題なく歩けます。
・見晴から三条の滝への登山道は、雨が降るとぬかるみが増します。防水性のある登山靴とゲーターを用意してください。
●至仏山登山道について
7/1より至仏山は登山可能。東面登山道(尾瀬ヶ原~至仏山)は上り専用で、下山はできません。
登山装備
濡れた木道やぬかるんだ登山道では転倒や滑落によるケガなどの危険が増大します。
また雨に濡れた衣服は容赦なく体温を奪います。尾瀬へお越しの際は天候に留意し、しっかりとした登山装備でお越しください。
注意点
ツキノワグマの目撃情報が多く寄せられています。特に山ノ鼻から尾瀬ヶ原に出る箇所、研究見本園付近に目撃が集中しています。
詳しくは以下URLを確認してください(https://www.oze-fnd.or.jp/archives/95117/)
お知らせ
群馬県尾瀬山の鼻ビジターセンターでは、週末を中心に各種イベントを開催しています。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/92959/
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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