大山五合目の紅葉の見頃はあと一週間~10日。秋の花も終盤。雨具必携。日没早くライトの用意も
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
一気に気温が下がり始め二十四節気でいう「寒露」を迎えました。
これは露が冷気によって凍りそうになる頃という意味で、10月9日の朝方には鏡ヶ成でも9℃まで気温が下がり、本州では岩木山で初雪が観測されました。
台風19号が接近していることもあり、週末から来週にかけてはさらに朝晩の寒暖の差がはっきりと出てくるようになると思われます。
今年の紅葉ですが、やや遅れ気味だったのが週明けぐらいから一気に色づいてくるようです。
大山の5合目付近であと1週間から10日程度が見ごろとなるようです。
大山夏山登山道では秋の花もかなり終わりになってきました。
登山道の状況
大山夏山登山道に大きな支障の連絡はありません。
■10月7日(月)現在の大山山系の烏ヶ山の最新情報
大山山系の烏ヶ山へは
キャンプ場からのルートですが登山口から入って20分ほどは杉の植林帯を歩きます。そこを過ぎると本来の山の登山道が始まります。
敢えて去年からは草刈を止めたため、チマキザサが生い茂る登山道を歩いていきます。
朝露で濡れた登山道で、いかにも「山を歩いている」感覚が味わえる登山道です。
今年、大山夏山登山道は1合目付近からも補修工事が入り、階段状になってしまっています。
従来からも多くの登山者からはこの階段状が評判が良くなかったのですがさらにまた延長された形です。
安全面あるいは登山道の維持のために必要な補修かもしれませんが、ますます観光地化されていくのがいいかどうかはやや疑問にも感じます。
もう少し他の方法はなかったものでしょうか。
亡くなられた田部井淳子さんが朝露でズボンが濡れる登山道が本当に少なくなったと嘆いておられました。
どちらが正解かはわかりませんが、烏ヶ山はまだまだ本来の山の登山道が残された数少ない山と言えるようです。
そういう見方でみると非常にマニアックな山だとも言えると思います。
烏ヶ山ではまだまだお花が咲いています。
リンドウ、
ウメバチソウ
ウメバチソウ
、
イブキトラノオ
イブキトラノオ
、リュウノウギク、シラヤマギク、センブリ、
マツムシソウ
マツムシソウ
など
・大山山系の烏ヶ山の天候 10/7
09:00 鏡ヶ成の天候(標高920m) 晴れ 14℃
12:00 山頂 晴れ時々くもり 11℃
登山装備
登山装備が必要
これからの時期は天気が良くても必ず雨具はお持ちください。
同じ「晴れ」予報でも温度がかなり違いますので、雨具が防寒用で使えます。
また日の入りが随分と早くなっていますので、下山予定時刻が早くてもライトはお持ちください。
注意点
登山というのは楽しいスポーツですが、同時に危険も伴います。
安全に登れるようにお気をつけください。
お知らせ
この他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
電話 0859-75-2300
昨年の今頃の様子は?
今年は融けるのも早く、ザクザクの残雪期の様相になっています。それでも、まだ多くの登山道は雪があります2023.04.03
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
- 現地連絡先:
- 090-7999-2931
- 電話番号:
- 0859-75-2300
- 連絡先住所:
- 〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内