西穂高岳 | 西穂山荘

山荘周辺では大きな被害なし。ロープウェイ側、上高地側の両ルートとも問題なく通行可

前穂高岳や乗鞍岳は冬の装いへ(2019.10.29 西穂山荘 )
前穂高岳や乗鞍岳は冬の装いへ(2019.10.29 西穂山荘 )
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天気・気温

10/15(火) 10/14 最低気温 8℃ 最高気温 10℃
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
19℃
8℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
高山市の天気予報
明日
17℃
7℃
明後日
曇時々晴
16℃
6℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

台風19号は各地に大きな被害をもたらしました。被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

台風が去った後は、変わった雲の動きがあったり、普段ではなかなか見られないような光景を目にすることがあります。

朝方は八ヶ岳を背に東から上高地へ流れ込む滝雲があり、更に上高地から飛騨側へ流れ落ちる滝雲を同時に見ることが出来ました。

日没の時間になると、夕日が雲海のかなたに見える白山の後方へ沈み、その後の空のグラデーションも見事でした。

台風19号は、私たちに大きな苦しみと悲しみを与え、過ぎ去った後には滅多に見ることのできない絶景を残していきました。

厳しくもあり、優しくもある。しかし、これが自然そのものなのだろうと複雑な思いに包まれました。

登山道の状況

西穂山荘周辺では大きな被害はありませんでした。ロープウェイ側、上高地側の両ルートとも問題なく通行出来ます。

お知らせ

最近では、気温が一桁台まで下がることは決して珍しくなく、冷たい雨に打たれると、より一層寒さがこたえます。

稜線では5~6mの風も吹いていたので、体感温度は0℃近くまで下がっていたと思われます。

ロープウェイのあたりで紅葉が綺麗になってきました。標高の高いところは冬の足音が聞こえ始めています。登山シーズンもあとわずか。好天を捕らえ、残り少ないチャンスをお楽しみください。

昨年の今頃の様子は?

雪崩が発生しやすい状況になっています2023.03.19

登山道は雪解けが進んでいます2023.03.24

暖かい日が続き、雪解けが進んでいます。新穂高ロープウェイの運行時間がグリーンになりました2023.04.01

新穂高ロープウェイから山荘までのルートを一部変更2023.04.23

西穂山荘周辺の過去の様子

西穂山荘

電話番号:
連絡先住所:
長野県松本市中央1-11-25 西穂山荘事務所

地図で見る
http://www.nishiho.com/

施設の詳細を見る

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長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

西穂高岳 標高 2,909m

 穂高連峰の南端にあり、さらに南へ続く稜線は焼岳に至る。東側は上高地の谷を隔てて霞沢岳と向かい合い、西側は蒲田川の新穂高温泉を挟んで笠ヶ岳がすばらしい。  標高は3000mを切っているが、岩稜、お花畑、ハイマツと、高山帯の要素がそろっているので、北アルプスの入門コースとして人気がある。  この山から奥穂高岳への岩稜は北アルプスでも最も難しいコースで、初縦走は大正元年(1912)、鵜殿正雄が行っている。同じ年、辻村伊助は『スウイス日記』の中で「神河内ならぬ上高地は不快な所である」とその俗化を嘆いている。とはいえ昭和45年(1970)に新穂高温泉から千石尾根にロープウェイが架かり、登山が容易になった現在の山の賑わいと比べようもあるまい。  昭和42年(1967)には西穂高岳・独標で松本深志高校の生徒11人が落雷遭難を起こしている。低くても登りやすくても、アルプスは危険と紙一重の山なのである。  千石尾根が主稜線に突き上げた森林限界に西穂山荘が建っている。  登山道は上高地から所要6時間30分。新穂高温泉からは、ロープウェイ終点から歩いて西穂山荘、独標経由所要3時間30分。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

焼岳 標高 2,455m

 北アルプスの玄関口、上高地にずっしりと腰をすえる焼岳は、乗鞍火山帯で唯一の活火山として知られている。  何よりも場所がいい。釜トンネルを抜けてさあいよいよ山だ、と沸き立つ視野に初めに飛び込んでくるのが荒々しい焼岳の下堀沢。大正池に影を落とす姿も、数少なくなった枯れ木と調和しているし、田代池、穂高橋、河童橋と、上高地の要所で必ず姿を見せる。山頂からわずかに白い蒸気を見せる鐘状火山(トロイデ)である。  噴火の歴史は古く、歴史に残っている初めは天正13年(1585)、近いところでは大正4年(1915)6月6日の大爆発で、1日で梓川を大正池に変えてしまった。最近は昭和37年(1962)で、今度は泥流で大正池を埋め、浅い幅広の川のように変えてしまった。それ以来、長い間登山禁止だったが、最近全面的に解除されたため多くの登山者の姿が見られるようになった。頂上には溶岩円頂丘には珍しい噴火口があり、池になっている。  北側の肩は中尾峠で、ここを乗越せば蒲田川の中尾集落に通じる歴史の古い峠道だ。また、新中尾峠には焼岳小屋がある。山頂へは上高地から所要4時間。中尾口から所要4時間30分。

ユーザーの登山記録から

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