大朝日岳 | 朝日鉱泉ナチュラリストの家

台風19号による道路や登山道被害の情報は入ってません。紅葉は山腹へ。例年の初雪の頃となりました

朝日鉱泉周辺で紅葉が見頃(2019.10.27 朝日鉱泉ナチュラリストの家 )
朝日鉱泉周辺で紅葉が見頃(2019.10.27 朝日鉱泉ナチュラリストの家 )
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天気・気温

10/14(月) 小雨 14℃
山形市の天気予報
明日
曇時々晴
21℃
6℃
明後日
晴のち曇
21℃
7℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 10:00発表
白石市の天気予報
明日
晴のち曇
21℃
7℃
明後日
晴のち曇
19℃
7℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

山頂部の紅葉は終わりかけ、山腹の8合目~6合目付近の紅葉が見ごろを迎えています。
今後は徐々に下がっていくでしょう。

例年大朝日岳は10/15頃に初雪が降ると言われています。
いつもより暖かい日が続いていますが、今週あたりから朝晩の冷え込みも一段と厳しくなり、日中も気温の上がらない日が続く予報が出ています。
いよいよ雪の季節も近づいているようです。防寒等の十分な装備と天気予報、体調を整えて登山にのぞみましょう。

朝日鉱泉の今年度の営業は11/4(月曜 祝)までとなりますのでご了承ください。

登山道の状況

台風19号による道路、登山道の被害の情報は入っておりません。

朝日鉱泉からの各ルート情報。
すべてのルート(中ツル尾根ルート、鳥原山ルート、御影森山ルート)で登山が可能です。水場も使用可能です。ただし、中ツル尾根ルートの4合目長命水は枯れかけていますので、緊急用という認識で当てにしないことをお勧めします。


朝日鉱泉からの各ルート情報。
すべてのルート(中ツル尾根ルート、鳥原山ルート、御影森山ルート)で登山が可能です。
水場も使用可能です。
ただし、中ツル尾根ルートの4合目長命水は枯れかけていますので、緊急用という認識で当てにしないことをお勧めします。

■車道や避難小屋の状況
・5/25より朝日鉱泉へのすべての林道が開通
・朝日川にかかる各吊り橋はすべて中板が入っていす。
・朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。
避難小屋の管理協力費は¥1500/人です。
・以東岳の避難小屋が新築(2017年10月)されより利用可能です。1Fにはバイオトイレも設置され、非常に快適に利用できます。

登山装備

登山装備が基本です。
初雪の頃となりました。防寒具、雨具など十分な装備を

注意点

■避難小屋のこと
朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。各小屋は管理人はおらず無人です
以東岳の避難小屋が新築され2017年10月1日より利用可能となりました。1Fにはバイオトイレも設置され、非常に快適に利用できます。
避難小屋の管理協力費は1500円/人です。

お知らせ

■朝日鉱泉ナチュラリストの家
窓から大朝日岳が見える山小屋です。

ホームページ
http://www.asahikosen.com/

Facebook
https://www.facebook.com/asahikosen/

・2019年度の営業
4月27日(土)~11月4日(月曜 祝)まで

※8/19よりしばらくの間は、昼間の入浴、昼食等の営業は不定休となり、宿泊予約のない日には休業させていただくことがありますのでご了承ください。

■イベント
https://www.asahikosen.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/

・11/2(土)~3(日)ブナの森を「鳥の目、猿の目、虫の目」で体験し、自然との共生を考えよう

昨年の今頃の様子は?

2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。雪は少なく7~10日ほど早い季節感です2023.04.19

2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。林道は4/末に一部開通予定。山はまだ雪山2023.04.26

ブナの新緑が美しいです。登山道整備中。今年は倒木が多め。ルート上には残雪、雪渓あり十分な装備2023.05.16

朝日鉱泉ナチュラリストの家周辺の過去の様子

  • 小屋営業最終日。朝日鉱泉周辺や標高800m付近は紅葉が見頃でした
  • 標高800mあたりまで冠雪。山頂付近はかなりの積雪がありそうです。
  • 中秋の名月は過ぎましたが…、お月様とのツーショット
  • 雲の感じからは少し秋の気配が漂いますが、気温が…異常な高温が続いています。
  • 「森の巨人100選」の上倉の大クロベの前でおにぎり。老木保護のため少し離れて鑑賞下さい
  • 快晴の空のもと。いつもより残雪は少ないです
  • 鳥原山展望台からの眺め。大朝日岳(左)は雲のなか。残雪は非常に少ないです
  • 鳥原山大朝日嶽神社にて「朝日連峰夏山開き安全祈願祭」が執り行われました
  • 太陽が沈むと久しぶりにきれいな夕焼けになりました
  • マムシっとびっくりしましたが、そっくりなマムシグサ
  • 大朝日岳を覆っている残雪も日に日にその面積を減らし、地肌と残雪が同じくらいになってきました。
  • 今年は倒木が本当に多いですが、孫兵衛平の巨人たちは無事です。

朝日鉱泉ナチュラリストの家

現地連絡先:
090-7664-5880
電話番号:
0237-67-3589
連絡先住所:
山形県西村山郡朝日町宮宿1905-1

地図で見る
http://www2.ocn.ne.jp/~ooasahi/top.htm

施設の詳細を見る

関連する山

山形県 / 朝日山地

朝日岳 標高 1,871m

 山形盆地から西方を遠望すると、純白の衣をまとい、なだらかなスカイラインを描く月山とは対照的に、浸食の進んだ山々の朝日岳の山塊が続いている。朝日岳はそびえ立つ孤高の火山と異なり、大朝日岳、西朝日岳、寒江山、以東岳を主稜とする連峰であり、その主峰が大朝日岳である。仰ぎ見る山容は主峰にふさわしい端正な三角錐を呈しており、かつては剣頭山とも呼ばれていた。  位置的には、朝日町と小国町の境をなしている。山頂は南北に細長く、付近一帯には日本列島の土台をなした縞模様の花崗片麻岩が露出している。これらの地質的な特徴に加えて、日本海を渡って吹きつける強い季節風にまともに立ちはだかるために、わが国有数の多雪地帯となっている。これらの雪は、山麓の民にとって古来より貴重な農業用水である。  かつて、鳥原山一帯に点在する池塘を「天狗ノ田代」と称して、田植えの時期に稲の苗を植え、豊作を祈願したという。山中にあっては雪田、雪渓として朝日の山々を飾り、また、咲き誇るお花畑をはぐくみ、銀玉水などの水場を提供している。  一方、谷に目を移すと、雪によって磨き抜かれた谷壁と、雪解け水によって浸食された深い渓谷が山々を引き立て、アルペン的景観を示している。なかでも大朝日岳は、東に垂直に大地を刻み込んだ黒倉沢、西には袖朝日尾根の白い花崗岩の岩壁と、植物の進入を許さない毛無沢を支流にもつ荒川の間にそびえ立つ。なお、この付近はしばしば天気の境目となるため、仏の後光(ブロッケン現象)の現れる所でも知られる。  大朝日岳の直下の大朝日小屋から金玉水にかけての北側は、主稜線からやや東側に位置しているため、膨大な吹き溜まり的な積雪があり、その雪解け水による浸食によって形成された雪窪地形が見られ、緩やかな凹地になっている。頂から南側の平岩山への下りは、大きな階段状の地形が観察される。いずれも雪線よりも低い所の、氷河の周縁に見られるもので、この付近の厳しい自然条件を示している。  登山道は山頂から延びる4つの尾根すべてに開かれており、よく整備されている。最もポピュラーな大朝日岳登頂コースは、朝日川畔の朝日鉱泉から鳥原山、小朝日岳を経て山頂に至るコースで所要6時間。同鉱泉から朝日川二俣、中ツル尾根コースで所要5時間。同じく同鉱泉から御影森山、平岩山経由で所要6時間。  一方、古寺川畔の古寺鉱泉からは、花抜峰、小朝日岳経由で所要5時間強。荒川畔の徳網からは針生平、平岩山経由で所要約7時間。以東岳からの主稜縦走は約6時間30分を要する。

山形県 / 朝日山地

祝瓶山 標高 1,417m

 大朝日岳から南に延びる尾根の先端に位置する花崗岩の尖峰で、長井市と小国町の境をなしている。遠望すると天に向かってすっと立っており、標高の割にどこから見ても確認できる。古くは岩井上岳ともいわれた。  カクナラ沢、ヌルミ沢、コカクナラ沢をもつ東面は、障子ヶ岳南面、エズラ峰東面と同様、雪崩で磨き抜かれた岩場をなしている。山頂には、宗教色の薄い朝日連峰の中で珍しく小さな石祠と鉄鳥居がある。伝承によると天武天皇のころに修験道が隆盛を極めたというが、詳細はいっさい謎である。  山頂は意外に広く、雪崩に磨き抜かれた白い花崗岩の荒々しい袖朝日尾根の山々をはじめとする朝日連峰と、飯豊連峰の好展望台である。  登山道は、ユキツバキの群生する桑住平から登るヌルミ沢とコカクナラ沢間のやせ尾根の急登コース、赤鼻尾根経由で平岩山から延びてくる尾根コース、小国口の針生平から登る鈴振り尾根コースがあり、いずれもよく整備されている。しかし、登山口までの交通の便に恵まれず、マイカーに頼るほかない。  桑住平から山頂まで2時間30分、針生平から3時間30分。

山形県 新潟県 / 朝日山地

以東岳 標高 1,772m

 朝日連峰の北端に位置し、山形県朝日村(現在は鶴岡市)と新潟県朝日村(現在は村上市)の境をなしている。  大朝日岳の端整な三角錐に対し、累々と花崗岩の岩塊が肩を寄せ合う重量感あふれる山容である。山頂から主峰大朝日岳への山並みは、ほぼ高さのそろった山々が連なっている。これは隆起した山塊が、浸食により隆起準平原化したものと考えられている。北方は、切り立った戸立山、なだらかな茶畑山へと続き、そのかなたに双子のような月山、鳥海山を望むことができる。  山頂の北西800m下方には、熊のなめし皮の形をした大鳥池が、ブナの原生林に囲まれて横たわっている。成因は、堰止説が有力。山形県最大の湖沼で、標高966mにある高山湖だ。イワナやヒメマスのほか、幻の怪魚・タキタロウが釣りブームを反映して話題になっている。  山頂へは、泡滝ダムから大鳥池経由となる。大鳥池までのコースはブナ林の山腹を平均した勾配の登りが続いている。登りが始まる前の七ツ滝沢と源太沢間の尾根に注目すると、階段状になっており、所々に礫を見ることができる。かつて双方の沢が合流していた所で(エッグ床)、朝日連峰の隆起の様子を知ることができる。大鳥池まで3時間、さらに以東岳まで3時間。

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