槍ヶ岳 | 槍ヶ岳山荘

槍ヶ岳は10/22に初冠雪となりました。今後はアイゼン等の用意を。営業は11/3迄

降雪した日。17時はすでに暗くなります。小屋には16時まての到着をお願いします。(2019.10.29 槍ヶ岳山荘 )
降雪した日。17時はすでに暗くなります。小屋には16時まての到着をお願いします。(2019.10.29 槍ヶ岳山荘 )
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天気・気温

10/24(木) 11:30 曇り 
松本市の天気予報
明日
晴一時雨
25℃
12℃
明後日
晴のち曇
29℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 12:00発表
高山市の天気予報
明日
晴一時雨
22℃
9℃
明後日
晴のち曇
28℃
6℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

本日は曇り 雲が風で流れています。

11/21夜から降っていた雨が日の出より前に雪に変わったようで、11/22朝起きたら外は銀世界。
槍ヶ岳初冠雪となりました。

11/22 朝8時で積雪は約10cm程度でしたが、小屋の玄関前は30~40cmほどの吹き溜まりになっていました。
雪はその後も降り続けました。
10時ころ少視界が開け、槍沢方面はグリーンバンドまでは雪がありました。
穂高方面も白く雪がついていました。
飛騨側も白く雪がみられました。
西鎌方面は雪が降ったところと降っていないところの境目がハッキリ分かれていました。
笠ヶ岳方面は全く降っていないようですした。

その後、小屋周辺では融雪が進みました。

降雪中は、視界が視界不となります。行動される方は十分ご注意ください。
この季節はいつ雪が降ってもおかしくはないので、もうアイゼン等の装備を持ってお越しください。

■気象と注意
10/22 槍ヶ岳 初冠雪
9/20、槍ヶ岳の系列で同じ稜線に建つ南岳小屋で「初氷」「初霜柱」が観測

日没が早まっており15時までの小屋入りを

登山道の状況

周辺主ルートには日々順次整備が入っています。
降雪、凍結に備え、アイゼンなどの装備を携行下さい。
小屋利用は最終営業日の確認を

■槍沢ルート 
大きな支障の連絡はありません。

■東鎌尾根 大天井ヒュッテ~槍ヶ岳
大きな支障の連絡はありません。
周辺小屋は営業を終了しているところもあります。

■新穂側から
※槍平小屋のウエブも参考に
http://yaridairagoya.sakura.ne.jp/
Facebookにて最新情報を発信しています。

■槍ヶ岳山荘~南岳
大きな支障の連絡はありません。
南岳小屋は営業終了

■氷河公園、天狗原
周辺は雪渓があります。

■大キレット、穂高方面
通行に支障の報告はありませんが、破線ルートです。

登山装備

3000m級山岳の冬山に準ずる登山装備が基本。アイゼンなどの用意もお願いします。
防寒具は必携。雨具はもちろん必要。
足元は防水性の高い登山靴で。荷物の防水もしっかりとお願いします。

注意点

天気をよく見て無理のない登山をお願いします。

お知らせ

■槍岳山荘
http://www.yarigatake.co.jp/
・ホームページには、各小屋のブログ、ライブカメラなどがあります。

・松本事務所 電話0263-35-7200(受付時間:9:30~17:00)
・営業は4月27日(土) ~11月3日(日)

・槍岳山荘のテント場について
混雑する日には場所指定となります。早い時間からいっぱいになることもあります。
その場合は、隣の南岳小屋や槍沢のテント場に移動、または小屋宿泊となります。

■2019年  営業予定(系列小屋も含む)
槍沢ロッヂ 4月27日(土)~11月3日(日)
南岳小屋 7月1日(月)~10月13日(日)
大天井ヒュッテ 7月1日(月)~10月13日(日)
岳沢小屋 4月27日(土)~11月3日(日)

昨年の今頃の様子は?

営業4/27~(宿泊要予約)。予約受付中。4/27からの営業に向けて作業中です2023.04.21

営業スタート。本日は富士山まで見える快晴。昨日までの降雪と強風のため雪質に注意2023.04.27

昨日降雪(みぞれ)。槍ヶ岳へは前爪アイゼン+ピッケルが必須(チェーンスパイク、軽アイゼンは危険)2023.05.09

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.16

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.24

槍ヶ岳山荘周辺の過去の様子

  • 朝日が垣間見えました。10時ごろまでは青空もみえておりましたが、昼前からは再び雲に覆われた天気となりました。
  • 稜線から槍沢の様子
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 横尾から槍沢ロッヂまでは一部地面が出ているところがありますが、ほぼ雪の上を歩きます。(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢ロッヂ(小屋明け前の偵察に行きました。まだ営業していません)
  • スタッフ全員無事に下山しました!あらためまして2023年、槍ヶ岳山荘をご利用いただきありがとうございました。
  • 夕日に染まる槍ヶ岳
  • 完全に雪山となりました。凍結する登山道の様子
  • 山荘前から槍ヶ岳 完全雪山です
  • 小屋の目の前で20㎝程度、吹き溜まりでは50㎝を超えるほどの積雪があります。
  • ババ平から撮影。槍沢方面で今1番綺麗な場所(標高2000mくらい)

槍ヶ岳山荘

現地連絡先:
090-2641-1911
電話番号:
0263-35-7200
連絡先住所:
長野県松本市埋橋1-7-2

地図で見る
http://www.yarigatake.co.jp/

施設の詳細を見る

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 鋭角に天を突く岩峰でそのものずばりの命名、しかも北アルプス南部の登山道が集中する位置のよさ。槍ヶ岳は北アルプス南部の鎮である。  行政区分からいえば長野県の大町市、松本市と岐阜県高山市との境にそびえている山である。地理的条件も実に絶妙な場所といえる。  南から穂高連峰の縦走路、東から常念山脈や燕岳からの表銀座コース、谷筋では上高地から梓川、槍沢を遡っていく登山道、新穂高温泉から蒲田川右俣、飛騨沢を登るコースと、北アルプス南部のすべてのコースが槍ヶ岳に集中し、中央部へは西鎌尾根が唯一の回廊となって双六岳に通じる、北アルプス南部の扇の要である。  しかも鋭い槍の穂先のような姿は、日本の氷河地形の典型でもある。地質は硬いひん岩で、氷河が削り残した氷食尖峰。東西南北の鎌尾根も氷食地形、槍沢、飛騨沢、天上沢、千丈沢はU字谷とカールという、日本の氷河地形のサンプルぞろいである。  登山史上で初めて登頂したのは江戸時代の文政11年(1828)の播隆上人。4回登って3体の仏像を安置し、鉄鎖を懸けて信者の安全な登拝を可能にした。登路は安曇野の小倉村から鍋冠山を越えて大滝山へ登り、梓川に下って槍沢をつめている。今も残る槍沢の「坊主ノ岩小屋」は播隆が修業した籠り堂だ。  近代登山史の初登頂は明治11年(1879)の英人W・ガウランド。1891年には英人W・ウエストンも登っている。日本人では1902年の小島鳥水と岡野金次郎。穂高・槍の縦走は1909年の鵜殿正雄で、ここに槍ヶ岳の黎明が始まった。大正11年(1922)には3月に、慶応の槙有恒パーティによる積雪期の初登攀があり、同年7月7日には早稲田と学習院が北鎌尾根への初登攀に挑んでいる。早稲田は案内人なしの2人パーティで、槍ヶ岳頂上から独標往復。学習院は名案内人小林喜作とともに末端からと、方式も違う登攀でともに成功した。  その後も北鎌尾根ではドラマチックな登攀が行われ、昭和11年(1936)1月には、不世出の単独行者、加藤文太郎の遭難、昭和24年(1949)1月の松濤明、有元克己の壮絶な遭難が起きている。加藤の遺著『単独行』と松濤の手記『風雪のビヴァーク』は登山者必読の書である。  登山道で直接登るコースは、上高地から槍沢コース経由で槍ヶ岳(9時間30分)と、新穂高温泉から飛騨沢コース(8時間40分)の2本。ほかに穂高連峰からの縦走コース(7時間30分)、燕岳からの表銀座コース(8時間40分)、双六小屋から西鎌尾根コース(6時間)と数多い。

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