立山 | 立山室堂山荘

今朝「初冠雪」。標高2700m以上は融雪後も凍結あり軽アイゼンが必要。稜線の小屋は営業終了

初冠雪の立山(2019.10.22 立山室堂山荘 )
初冠雪の立山(2019.10.22 立山室堂山荘 )
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天気・気温

10/22(火) 10:50 曇り 6.5℃ 南の風7.9m/s 
富山市の天気予報
明日
曇のち晴
23℃
13℃
明後日
晴のち曇
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 0:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち晴
24℃
12℃
明後日
晴のち曇
29℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今朝立山室堂にてうっすらとですが初冠雪を確認しました。
朝方はかなり冷え込み風が強かったため体感-5℃程でしたが、徐々に南風へと変わり現在は気温程寒さを感じません。

紅葉は弘法から下や黒部ダムから下あたりで見頃となります。

稜線上の山小屋は全て営業終了しています。ご注意下さい。

気温は室堂平で朝晩0~5℃前後、日中5~10℃前後です。
10/25の日の出は06:07頃、日の入りは17:03頃です。

日の入りが早くなってきました。行動時間に余裕を持ち、ヘッデン(ヘッドライト)を携行して下さい。
扇沢16:00発、室堂17:30着の最終便ですと室堂到着時に真っ暗になっていますので、扇沢15:00発でお越しいただくことをお勧めします。

玉殿の岩屋へはアクセスできるようになっております。

登山道の状況

本日降雪しましたので2700mより上には現在積雪があります。
今後溶けてしまうかもしれませんが、朝晩は凍結する可能性がありますので今後山を歩かれる方は積雪を確認できなくても軽アイゼン程度の用意は必要です。

登山装備

基本は3000m級山岳の秋山装備です。
稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、風が吹くと体感-10℃くらいになることがあります。
ウェアは、雨風にしっかり耐えられるレベルが必要。

紫外線が強いので「サングラス」と「日焼け止」は通年必須。

注意点

いつ降雪してもおかしくない季節です。
この時期稜線で風に吹かれると低体温症に陥る可能性があります。
山に入るときは事前に行動予定日の天気をご確認下さい。
目安としては下界の気温-15℃&-風速とお考え下さい。

■ヤマケイオンライン付加情報
・立山黒部アルペンルート 公式
https://www.alpen-route.com/index.php

・アルペンルート 立山室堂ライブカメラ
https://www.alpen-route.com/live_camera/murodou.html

・立山ガール日記
http://tateyamagirl2450.blogspot.com/

お知らせ

■室堂山荘HP
http://www.murodou.co.jp/
2019年の営業は4/15(月)~11/24(日)の宿泊までとなります。

11/23は満室、11/24は常連のみの宿泊となります。

日本最古の山小屋である室堂小屋は現在閉館準備中、近々クローズ予定です。

・室堂山荘 Twitter
https://twitter.com/MurodouSansou?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Eembeddedtimeline%7Ctwterm%5Eprofile%3AMurodouSansou&ref_url=http%3A%2F%2Fwww.murodou.co.jp%2F

昨年の今頃の様子は?

2003年アルペンルート開通は4/15。山荘営業も4/15~(予約受付中)。立山室堂は完全に雪山です2023.04.13

室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26

融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11

立山室堂山荘周辺の過去の様子

  • 夕方は太陽が出ました。
  • 朝は予報とは裏腹のガス。視界20mほど
  • 立山の様子
  • 室堂山荘の様子(小屋明け準備中)
  • 周辺山岳はまだまだ雪山です
  • 昨日の降雪で、うっすら積もりました。今日は1日いい天気でした
  • これより下山します。今年度も多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
  • 先週末にまとまった降雪がありました。現在約1mほど積雪しています
  • 小屋に来るまでも踏み跡以外を歩くと腰まで埋まりました。
  • 富士の折立と大汝山
  • 雄山頂上
  • 小屋の前より浄土山と一ノ越を眺める

立山室堂山荘

現地連絡先:
076-463-1228
電話番号:
076-463-1228
連絡先住所:
〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂

地図で見る
http://www.murodou.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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立山・大汝山 標高 3,015m

 ふつう立山と呼ぶ場合、雄山神社を祭る雄山(3003m)か、浄土山、雄山、別山を含めた立山三山を指す。昔は毛勝三山から薬師岳辺りまでを含めて立山と呼んだし、江戸時代の文人画家、谷文晁(たにぶんちよう)の『日本名山図会』では別山、立山、剱岳をひとまとめに「立山」としている。つまり漠然とした山域なのだ。  その山域の最高峰が大汝山。古くは御内陣と書かれているので、雄山神社の奥社だったと思われる。縦走路から少し東にそびえている。  花崗閃緑岩質片麻岩で構成される大汝山には、西側に氷河地形として知られるカールがある。日本の地理学のパイオニアで、日本の氷河地形を初めて発見した山崎直方の名をとった山崎カールで、天然記念物に指定されている。  冬の北西の季節風で豪雪が山の東側に積もるため、日本のカール地形はほとんど東斜面に発達しているので、西斜面の山崎カールは珍しい。室堂から見ることができる。  地籍は富山県中新川郡立山町。乗鞍火山帯に属す火山で、溶岩台地の弥陀ガ原の上にそびえている。立山のもう1つの顔は加賀の白山とともに北陸の霊山として古くから信仰されていた修験道としての山。  開山は大宝元年(701)で越中介佐伯有頼(慈興上人)が鷹狩りの折、手負いのクマを追って奥山に入り岩屋に追い込んだが、中に入ると阿弥陀如来と不動明王に化身し「立山開山」を命じたとか。同じ8世紀には越中国の国守に任じられた万葉の歌人、大伴家持が「立山に降り置ける雪を常夏に 見れども飽かず神からならし」と歌ったように、立山は霊位に満ちた山なのである。  後年、天台宗と真言密教の修験道場となり、立山三山を極楽、地獄谷と剱岳を地獄に見立てた思想が独得の立山講を生み、山麓の芦峅寺衆徒の立山曼茶羅図による視覚に訴える全国布教で信者を増大させていった。ことに、宗教上のタブーだった女性にも極楽往生ができるという「布橋大潅頂」がセールスポイントで、江戸時代での先進的、精神的女性解放の旗印だった。  イラスト入りで地獄極楽を説き、ほかの宗門では不可能な、女性でさえ極楽往生ができるという説教を聞かされたときの驚きと喜びが、立山講中の賑わいを生み、芦峅寺から材木坂を登り、長大な弥陀ガ原をたどって室堂や雄山へと、三十数kmもの山道の苦行を悦びに変えていたのである。  現在の登山者は室堂までケーブルカーやバスを乗り継ぎ、室堂から2時間30分で雄山へ、さらに15分で最高峰の大汝山に登り着く。

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奥大日岳 標高 2,611m

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