尾瀬は樹木の落葉が始まっていて、ダケカンバは寂しい姿になってきました。カラマツの紅葉は鮮やかです
天気・気温
山と周辺の状況
紅葉に染まる尾瀬の山々ですが、だいぶ落葉も進んできました。ダケカンバの葉も、少しずつ寂しくなってきています。葉を落とした木々の枝には冬鳥のツグミの姿が見えます。
木々の葉が落ちていくのは寂しい気もしますが見通しが良くなってきたため野鳥の観察がしやすくなりました。
紅葉も草紅葉も終盤です。ゆっくりと時間をかけて植物の葉の色や野鳥の姿を探しながら歩くのも良いかもしれません。
日に日に落ちる葉が増え、登山道などに落ち葉が積もりだしました。ダケカンバ・シラカバで樹皮の白が目立ち、現在はカラマツの黄色が鮮やかです。
山の鼻ビジターセンターも閉館まであとわずかとなっています(10月27日まで)。
登山道の状況
●鳩待峠~尾瀬ヶ原
台風の影響なく通行できます。
●尾瀬ヶ原
・牛首~竜宮~見晴の通行は可能ですが、下ノ大堀川ビュースポットは木道流出により当面通行止めとなります。
・赤田代から三条ノ滝に向かう途中の橋が流されたため、平滑ノ滝~三条ノ滝間が通行止めとなります。なお、三条ノ滝展望台の手すりは冬季閉鎖のため10月15日に撤去され、展望台は閉鎖されました。
●アヤメ平方面
・八木沢道は水溜まりや泥濘が散見されます。倒木が数ヶ所発生、登山道が一部洗堀され狭くなっている所もあります。
・長沢新道にも倒木があるとの情報です。
●至仏山
至仏山は、鳩待峠~至仏山の原見岩下部(標高1900m付近)で木道がずれており通行に注意が必要です。
随時、ホームページで更新しています(https://www.oze-fnd.or.jp/archives/98006/)。
●至仏山登山道について
7/1より至仏山は登山可能。東面登山道(尾瀬ヶ原~至仏山)は上り専用で、下山はできません。
登山装備
濡れた木道やぬかるんだ登山道では転倒や滑落によるケガなどの危険が増大します。
また雨に濡れた衣服は容赦なく体温を奪います。尾瀬へお越しの際は天候に留意し、しっかりとした登山装備でお越しください。
注意点
ツキノワグマの目撃情報が多く寄せられています。特に山ノ鼻から尾瀬ヶ原に出る箇所、研究見本園付近に目撃が集中しています。
詳しくは以下URLを確認してください(https://www.oze-fnd.or.jp/archives/95117/)
お知らせ
群馬県尾瀬山の鼻ビジターセンターでは、週末を中心に各種イベントを開催しています。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/92959/
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: