燕岳 | 燕山荘

22日、燕岳、大天井岳で初雪。26日に中房線通行止めが解除

白くなった燕岳が姿を見せてくれました(2019.10.22 燕山荘 )
白くなった燕岳が姿を見せてくれました(2019.10.22 燕山荘 )
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※ご利用上の注意

山と周辺の状況

雨量による事前規制のため通行止めになっていました、槍ヶ岳矢村線(通称中房線)は、安全が確認されましたので、10月26日午前7:00に通行止めが解除となりました。

詳細は安曇野建設事務所ホーム―ページをご覧ください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/azumiken/doro/doro.html#%E2%97%8F%E9%9B%A8%E9%87%8F%E8%A6%8F%E5%88%B6%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E9%80%9A%E8%A1%8C%E6%AD%A2%E7%AE%87%E6%89%80%E2%97%8F

登山道の状況

22日、燕岳、大天井岳で初雪となりました。22日の積雪状況は、燕山荘周辺では、深いところではくるぶしより上まで、大天荘周辺では、お昼頃で平均10㎝、吹き溜まりで20㎝強となりました。

23日、燕山荘までの合戦尾根登山道の雪は合戦の頭より上で残っています。日中の日差しにより雪解けはだいぶ進みましたが、残っているところは多くあります。雪により滑りやすくなっているので、不安な方はチェーンスパイクや靴底の堅い靴などでお越しになられることをお薦めします。逆に12本アイゼンなどは雪が少ないため不向きとなっています。大天荘周辺へも同様で6本爪の軽アイゼンをお薦めします。

24日、燕山荘~切通分岐は、道上の雪はほとんど融けました。切通分岐~大天荘は積雪があり、部分的に圧雪した箇所は凍結しています。朝の下山時は6本歯程度の軽アイゼンを装着したほうが滑りにくくて安全かと思われます。

登山道の様子は日々変わっていきますので、毎日更新されている、燕山荘、大天荘のブログをご確認いただくか、お気軽に燕山荘、大天荘にお問い合わせください。

スタッフブログ
https://www.enzanso.co.jp/staff_blog

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

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 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

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ユーザーの登山記録から