硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

夏沢鉱泉の周辺には雪や氷はありませんが、稜線は降雪で真っ白に。しばらく厳しい冷え込みが続きました

稜線の写真。左から、西天狗岳、根石岳、箕冠山。右側の鞍部に黒く見えるのが根石岳山荘です(2019.12.22 硫黄岳山荘)
稜線の写真。左から、西天狗岳、根石岳、箕冠山。右側の鞍部に黒く見えるのが根石岳山荘です(2019.12.22 硫黄岳山荘)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

12/06(金) 夏沢鉱泉(標高2,060m)7:00現在、曇り。気温-10℃。無風。
薄い雲に覆われています。
松本市の天気予報
明日
19℃
8℃
明後日
20℃
7℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
25℃
10℃
明後日
25℃
9℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

稜線では、12月2日(月)と12月5日(木)に降雪がありました。現在、標高2,300m以上で真っ白になっています。
しばらく厳しい冷え込みが続きました。
夏沢鉱泉(標高2,060m)の前に雪や氷はありません。

登山道の状況

まだ、積雪はわずかで数cm程度です。稜線では岩もたくさん出ています。

【周辺の通行を避けるべき注意ルート2つ:道が不明瞭なため】
①硫黄岳近く「赤岩の頭~峰の松目」
②東天狗岳近く「白砂新道:根石岳と東天狗岳の鞍部~本沢温泉」

登山装備

「10本歯以上のアイゼン」か「チェーンスパイク(現時点ではまだ積雪が少ないため有効)」をお持ちください。「軽アイゼン」は前爪がなく、この時期の登山にはおすすめではありません(登りに効果がないため)。
冬用のアウター、ダウンジャケットやフリース、厚手の手袋、耳まで覆える帽子などの防寒に対応した装備もお持ちください。

注意点

【登山口の情報】
①桜平方面
現時点では2WDでも入ることは可能ですが必ず「冬用タイヤ」にしてください。「夏用タイヤ」は危険です。これからは降雪の可能性があります。4WD車で安全にお越しください。分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)から、未舗装の砂利道です。お気をつけて運転してください。なお、道路が狭隘のため、マイクロバスの進入はご遠慮ください。通行できません。(夏沢鉱泉、根石岳山荘の宿泊者には駅~登山口の送迎サービスあり。要予約)

②美濃戸口方面:
美濃戸(赤岳山荘)まで入ることが可能です。「冬用タイヤ」4WDのみ進入可能です。美濃戸へは、タクシーやマイクロバスが入ることはできません。美濃戸口までです。


【最新!周辺の山情報】
①北八ケ岳ロープウェイ 整備運休 12月13日(金)の予定→12月29日(日)まで延長されます。
②冬期 限定営業の山小屋 営業日案内
・赤岳天望荘 12月20日(金)~2月24日(月)まで
・双子池ヒュッテ 12月31日(火)、1月1日(水)、1月11日(土)~1月13日(月)
・蓼科山頂ヒュッテ 12月31日(火)、1月1日(水)

お知らせ

夏沢鉱泉(年間通して)、根石岳山荘(冬期のみ)にご宿泊の方は、「駅~登山口」までの「お迎え」「お送り」をサービスで行っております。ご希望の方は、ご予約時にお知らせください。定時便であり、定員ございます。ご予約必要です。
詳細はこちら:http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/accsess/accsess.html

■硫黄岳山荘グループ
http://www004.upp.so-net.ne.jp/iou/index-2.htm

■硫黄岳山荘グループ最新情報!
[夏沢鉱泉]浴槽工事のお知らせ(11月18日(月)~12月13日(金))
修繕工事のため、ご入浴は可能ですが男女別の時間制になります(現地にてご案内)。
2つの浴槽を、1つずつ修繕いたします。浴槽の使用は、1つになりますので時間交代制とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

[根石岳山荘]冬期営業のお知らせ 稜線の冬期営業は貴重です!
12月29日(日)~1月2日(木)の年末年始期間、および1~3月の土曜日と休前日(2月10日(月)の休前日のみ休業)
(送迎サービスのお知らせ)JR茅野駅~桜平ゲートまでの「お迎え」と「お送り」を対応いたします。
冬期限定:宿泊の方のみです。要ご予約。(通常は行っておりません)

①ご宿泊される方には、飲料水を無料でご提供しております。毎年同様、湧水です。
②どの山荘も クレジットカード決済とFree Wi-Fiの利用が可能です。
 Free Wi-Fiは、1ユーザーにつき1時間×1日2回ご利用いただけます。
③どの山荘もコンセント多数あります。携帯電話やカメラなどの充電が可能です(無料)。

■2019年イベント情報(http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/event-info/event-info.html
①12月14日(土)とっておき 「クリスマスコンサート&手作りディナー」
夏沢鉱泉にて<通常料金> ※満員御礼
出演 ピアニスト:結城奈央氏 テノール:絹川文仁氏
山荘スタッフの手作りのコース料理をご提供いたします。グラスワインもサービス。

②年末年始のご予約をお受けしております。(根石岳山荘、夏沢鉱泉)
・12月31日(火)大晦日:忘年会
・1月1日(水)お正月:新年会
地酒をサービスいたします。忘年会には年越しそばもサービス!

【とっておき情報①:八ケ岳の地元、茅野市への「ふるさと納税」。 絶対にお得な情報です!】
硫黄岳山荘グループ(硫黄岳山荘・根石岳山荘・夏沢鉱泉)へのご宿泊(1泊2食付)が「実質 2,000円」でご利用いただけます! 返礼品として、人気の夏沢鉱泉「冬期の宿泊券」もございます!

[お申込はこちら]
硫黄岳山荘(泊):https://www.furusato-tax.jp/product/detail/20214/4626911
根石岳山荘(泊):https://www.furusato-tax.jp/product/detail/20214/4626935
夏沢鉱泉 (秋泊):https://www.furusato-tax.jp/product/detail/20214/4626918
夏沢鉱泉 (冬泊):https://www.furusato-tax.jp/product/detail/20214/4680645

○ふるさと納税の概要→https://www.furusato-tax.jp/gcf/558(ご参考に動画もぜひご覧ください!)
○ご参考に→https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=5400
○問合せ先→長野県茅野市役所 企画部地域戦略課 Tel:0266-72-2101(代表)※地域戦略課につないでもらってください。

【とっておき情報②:純米酒「きたやつカップ」夏沢鉱泉で販売始めました】
「きたやつカップ」は佐久穂町の酒造会社、黒沢酒造の純米酒です。
白駒池と森と月をあしらったデザインで、池の面を手前にして、反対面の月を池に入れると「湖面に月が写っている!」みたいになります。かわいいと人気です。売り切れ必至!
夏沢鉱泉での販売価格は、1個600円です。

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 八ヶ岳

硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

長野県 / 八ヶ岳

横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報