西穂高岳 | 西穂山荘

季節外れの暖かさが続いています。雪崩の発生しやすい斜面では十分な注意を

(2020.02.29 西穂山荘 )
(2020.02.29 西穂山荘 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

02/16(日) 雨 山荘周辺 日中の最高気温4℃ 朝の最低気温2℃ 積雪200㎝
松本市の天気予報
明日
曇のち晴
23℃
13℃
明後日
29℃
9℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 6:00発表
高山市の天気予報
明日
曇のち晴
24℃
12℃
明後日
30℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

ここ数日は暖かい日が続きましたが、明日以降、寒気の流入により急激な気温低下が予想されます。

雨によって融けた雪面が凍結し、その上に乾いた雪が乗ってきそうです。

稜線の風の強い場所では、後から降る乾いた雪は風で飛ばされやすいので、凍結した雪面が露出する場所があるかもしれません。
スリップによる転落・滑落に注意が必要です。

風下の雪が吹き溜まる場所では、不安定な層が形成されることにより、表層雪崩が発生する可能性を念頭におきましょう。

また、降雨により重たくなった雪庇の崩落によるブロック雪崩の可能性もあります。

雨の量がやや多かったので、水を含んで雪面がずっしりと重くなっています。場所によっては全層雪崩の可能性もあります。

雪崩の発生しやすい斜面では、十分ご注意ください。

登山道の状況

最新登山道情報 2020年1月7日更新
http://www.nishiho.com/tozan.htm

登山装備

ロープウェイ~山荘間は、基本的にはアイゼンとワカンの両方をお持ちいただく必要があります。

登るときはアイゼンが必要だったものの、夜の間に大雪が降り、ワカンがなければ下りられない、というようなことがしばしばあります。

また、スノーシューではなく、ワカンをお持ちください。山荘手前の急登のような場所は、スノーシューは不向きです。(傾斜のそれほど大きくない場所でスノーシューは威力を発揮します)

スノーシューで歩くと、急斜面にせっかく付けたステップをみんな潰して平らにしてしまうため、他の登山者の迷惑になります。(登山道で尻セードをするのも同様です)

注意点

12月1日よりロープウェイの始発便、最終便の時間が変更となります。詳しくは新穂高ロープウェイのホームページをご覧ください。
http://shinhotaka-ropeway.jp

お知らせ

西穂山荘
http://www.nishiho.com/

昨年の今頃の様子は?

新穂高ロープウェイから山荘までのルートを一部変更2023.04.23

融雪は進みましたが、凍結箇所もあるので8本爪以上アイゼンで2023.04.30

GW最終日は雨。5月8日から新穂高ロープウェイが運休です2023.05.07

天気は雪から雨に。山荘周辺の積雪は70㎝ほど2023.05.14

西穂山荘周辺の過去の様子

西穂山荘

電話番号:
連絡先住所:
長野県松本市中央1-11-25 西穂山荘事務所

地図で見る
http://www.nishiho.com/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

西穂高岳 標高 2,909m

 穂高連峰の南端にあり、さらに南へ続く稜線は焼岳に至る。東側は上高地の谷を隔てて霞沢岳と向かい合い、西側は蒲田川の新穂高温泉を挟んで笠ヶ岳がすばらしい。  標高は3000mを切っているが、岩稜、お花畑、ハイマツと、高山帯の要素がそろっているので、北アルプスの入門コースとして人気がある。  この山から奥穂高岳への岩稜は北アルプスでも最も難しいコースで、初縦走は大正元年(1912)、鵜殿正雄が行っている。同じ年、辻村伊助は『スウイス日記』の中で「神河内ならぬ上高地は不快な所である」とその俗化を嘆いている。とはいえ昭和45年(1970)に新穂高温泉から千石尾根にロープウェイが架かり、登山が容易になった現在の山の賑わいと比べようもあるまい。  昭和42年(1967)には西穂高岳・独標で松本深志高校の生徒11人が落雷遭難を起こしている。低くても登りやすくても、アルプスは危険と紙一重の山なのである。  千石尾根が主稜線に突き上げた森林限界に西穂山荘が建っている。  登山道は上高地から所要6時間30分。新穂高温泉からは、ロープウェイ終点から歩いて西穂山荘、独標経由所要3時間30分。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

焼岳 標高 2,455m

 北アルプスの玄関口、上高地にずっしりと腰をすえる焼岳は、乗鞍火山帯で唯一の活火山として知られている。  何よりも場所がいい。釜トンネルを抜けてさあいよいよ山だ、と沸き立つ視野に初めに飛び込んでくるのが荒々しい焼岳の下堀沢。大正池に影を落とす姿も、数少なくなった枯れ木と調和しているし、田代池、穂高橋、河童橋と、上高地の要所で必ず姿を見せる。山頂からわずかに白い蒸気を見せる鐘状火山(トロイデ)である。  噴火の歴史は古く、歴史に残っている初めは天正13年(1585)、近いところでは大正4年(1915)6月6日の大爆発で、1日で梓川を大正池に変えてしまった。最近は昭和37年(1962)で、今度は泥流で大正池を埋め、浅い幅広の川のように変えてしまった。それ以来、長い間登山禁止だったが、最近全面的に解除されたため多くの登山者の姿が見られるようになった。頂上には溶岩円頂丘には珍しい噴火口があり、池になっている。  北側の肩は中尾峠で、ここを乗越せば蒲田川の中尾集落に通じる歴史の古い峠道だ。また、新中尾峠には焼岳小屋がある。山頂へは上高地から所要4時間。中尾口から所要4時間30分。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報