現在の積雪はビジターセンター周辺で約2m。山麓の圧雪されたコースではスノーシューやクロカンスキーが楽しめます
天気・気温
積雪270cm(山麓のビジターセンター周辺の積雪は約200cm)
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
旭岳温泉、ホテルベアモンテ隣のクロカンスキーコースは圧雪されて歩きやすい状態です。スノーシューやクロカンスキーが楽しめます(2月25日16時時点)。
旭岳スキーコースは現在B・C・Dコースのみ滑走可能です。天女ヶ原より上のAコースはまだオープンしていません(2月28日現在)。
この季節、旭岳ロープウェイは平日でも混雑することがあります。ロープウェイの駐車場が満車の場合は、ビジターセンター前の公共駐車場をご利用ください。
旭岳スキーコースやロープウェイの営業については、旭岳ロープウェイ(0166-68-9111)にお問い合わせください。
登山道の状況
旭岳温泉〜姿見間の天女ヶ原湿原登山道は、積雪があると非常に道がわかりにくく迷いやすいので、注意が必要です。
たとえ入山開始時に晴れていても天気が急変し、一気に視界不良となるケースは頻繁にありますので入山される方はくれぐれもご注意くださいませ。「道がわからない。」「道に迷った。」は山岳遭難の状態ですので直ちに警察への救助要請が必要です。無理のない計画、十分な装備、事前の天候確認など、事故のない安全で快適な登山に心掛けください。
雪の降り方に注意してください。山中は風向き・斜面の向きによっては深い吹きだまりになります。雪崩の要因にはいろいろありますが、ドサッと降っている時、ドサッと降った後は、間違いなく要注意です。
旭岳の標高は北アルプスの山々のような3000mという標高ではありませんが、緯度が高いため、山の条件としては本州の3000m級山岳と同様か、スケールからそれ以上の厳しさがあります。ビジターセンターなどで最新情報を得て行くようにしましょう。
登山装備
大雪山は冬山です。防水・防風ジャケット(上下)、ダウン、フリース、手袋、冬用ブーツなど、冬・積雪に備えた暖かい服装でお越しください。頂上付近になると、アイゼン、ピッケルが必要になります。コースによってはスノーシューやスキーシューなどがあるといいでしょう。
旭岳をはじめとする大雪山山系では残雪期を含む積雪期、滑落事故が頻発しています。道迷いや雪崩事故がニュースで取り上げられやすいのに対し滑落事故はあまり報道されませんが、事故の件数は非常に多いです。なだらかな山の見た目だけで判断せず、滑落を防ぐ装備と使い方を習得の上、お越しください。
天候が急変し、一気に視界不良になるケースが頻繁にあります。入山の際は、コンパス・地図は必ず持って、くれぐれも気をつけて入山してください。
注意点
■マイカーの利用について
麓の市街地で余程の降雪が見られない限り、基本的に夜間の除雪は入りません。降雪の多い今時期、スタック/最悪の場合は立往生でも対応できるような装備を積載して来ることをおすすめします。
■駐車場について
ロープウェイの駐車場が満車の場合、ビジターセンター前の公共駐車場も利用可能です。
■飲料水
・飲料水は旭岳温泉から持参しましょう。ロープウェイ姿見駅(上の駅)には給水施設がありません。ロープウェイ売店での販売となります。ビジターセンターでは飲料水(お湯はありません)をおわけすることができます
■ドローンについて
・旭岳ロープウェイではゴンドラ内への持込みを認めません。ご注意ください。
詳しくは以下のページの注意書きをお読みになって、ご不明の点はロープウェイにお尋ねください。
http://www.welcome-higashikawa.jp/asahidake-vc/
・姿見駅や旭岳ビジターセンターは道有林ですので、無人航空機の飛行については以下をご覧ください。
http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/sr/nsr/kannri/kannri/mujinkoukuuki.htm
お知らせ
■旭岳ビジターセンター(TEL:0166-97-2153)
旭岳の登山・自然の情報はビジターセンターにおたずねください。
来館した方や、電話・メールなどのお問合せに対し、最新の現地情報と、過去の事例や個々の事情に照らし、最適な答えを返せるよう努めています。
[ツアー・イベント開催延期のお知らせ]
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、ビジターセンターで予定している以下のツアー・イベントを延期とさせていただきます。
3月1日(土)「巨木をめざしてスノーシュー体験」
3月7日(土)「アイゼン・ピッケルで滑落事故を防ごう」
※3月15日(日)以降に予定しているその他のツアー・イベントに関しましても、今後の状況により延期・中止を判断する場合がございます。
[ビジターセンター前の公共駐車場に雪遊び広場がオープン!]
ソリで遊んだり、雪ダルマを作ったり、スノーシューを試してみたり。気軽に雪で遊んでもらえるようなスペースです。
・ソリ、ヒップソリ、雪玉メーカー、子供用スコップ、スノーシュー、歩くスキーなどのレンタルあり(各500円)
・「雪の結晶観察会」随時・無料・予約不要
・「自然観察会」13:30~15:00 1,500円
その他、雪遊びやスキーシュー&スノーシュー体験など、特別企画も多数用意しています。
お申し込みやお問い合わせは旭岳ビジターセンターまで。定員に達していなければ、基本的には当日でもお申し込み可能です。
[「ココヘリ」のレンタルを開始しました]
ココヘリとは、発信型会員証の携帯により、万が一の際にヘリコプターネットワークで遭難者の居場所を素早く正確に把握、救助組織へ引き継いでくれるサービスです。
入会金・年会費を支払い、自分専用の会員証を保持する事もできますが、そんなに頻繁に山に行くわけじゃない、今回の登山だけ携帯したい!という方々にも気軽に使っていただけるのがココヘリレンタルサービスです。
ビジターセンターで受付開始しましたので、レンタル・ご質問などお気軽にお問合せください。
旭岳ビジターセンター周辺の過去の様子
旭岳ビジターセンター
- 電話番号:
- 0166-97-2153
- 連絡先住所:
- 〒071-0372 上川郡東川町旭岳温泉