感染拡大防止に配慮。三密を避けましょう。「大山プロガイド協会」を立ち上げました

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ガスの中のユートピア避難小屋.　撮影は「大山プロガイド協会」の勝部様(2020.05.28　休暇村奥大山)

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日本気象協会提供　2024年4月24日 6:00発表

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日本気象協会提供　2024年4月24日 6:00発表

※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今日現在では「緊急事態宣言」が全面解除となるかどうかが焦点となっていますが、解除になっても終結というゴールに到達したわけではありません。
コロナ禍以前の通常の生活にはまだまだ時間がかかりそうですし、登山に限らず野外でのスポーツに関しても各自の意識の持ち方でその対応が従来と変わってしかるべきだと思います。

すなわち「三密を避けること」は必要最低条件です。
特に登山については、すいた時間と場所、少人数、充分な距離をとる等が
私たちが実践できる「工夫」として挙げられています。

マスクをして登山をすることは時期的に熱中症の危険性もあります。
「もしかしたら自身が感染者」であり「周りにウイルスを撒き散らすかも」という配慮を常に意識しましょう。
ランニング時のエチケットに倣い、バフなどの布で口元を覆う方法も有効といえると思います。

さらにまだまだ私たちが実践できる工夫はたくさんあります。
・日帰り完結の山行のみ
・現地集合、現地解散
・多人数での登山は避ける
・人との間隔を意識する
・食品のやり取りはしない
・往路復路での人の密集する施設への立ち寄りを避ける
・日頃から検温は欠かさない
・登山当日の体調管理で決して無理をしない
・他登山者との接触に充分注意する

積極的に単独登山を勧めるものではなく、できるだけ少人数で事故のないように
時間に余裕をもってスポーツを楽しんでください。
自分の技術や体力レベルを少し低めに見積もった計画を立てましょう。
特にレスキューを必要とする潜在的なリスクは自然の中においては常にあります。

今の緊急事態を収束に向かわせられるのは私たち自身の行動です。
※一部日本山岳ガイド協会からの案内を抜粋させていただきました

登山道の状況

■烏ヶ山の最新情報

大山だけに集中するのではなく、大山の周りの山から大山をみるという発想で考えれば、「三密」は充分に避けられます。
新小屋峠からの登山道ですが、1230ピークの下付近まで、背丈よりも高い笹が覆いかぶさっていましたが、登山者が迷うことなく歩ける程度に草刈りがされていますので、随分と歩きやすくなりました。
登山口から「ユキザサ」「チゴユリ」「オオカメノキオオカメノキ」「ミヤマハコベ」「ミヤマカタバミカタバミ」などが足元・ブナ林の中に咲いています。
1230ピーク付近では「イワカガミイワカガミ」がそろそろ咲き始めています。
分岐手前では「ショウジョウバカマショウジョウバカマ」「サンカヨウサンカヨウ」が満開です。

注意事項としてはそろそろ「ブト」(ブヨとも言われます)が出始めました。
やや湿度が高く、風が弱い日は必ず飛んで来るものとお考えください。
頭から被るネットも虫除けにはなりますが、視界がかなり遮られますので休憩時には有効ですが、歩いている時はあまりお勧めしません。

願いとして近い将来にこの厄介な感染症を乗り越えることができたときには、また皆さまと元気な姿で山でお会いできたらと思います。

注意点

■（ヤマケイオンライン付加情報）
政府、自治体より感染拡大を抑える要請が出ております。
各自自覚ある行動をお願いいたします。

「ヤマケイオンライン」より登山者のみなさまへ
https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=5746

お知らせ

この他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。

日本山岳ガイド協会認定登山ガイド　（自然公園指導員）　久保昌之
電話 090-7999-2931（携帯）

休暇村　奥大山　　
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1　
電話 0859-75-2300

■Face book「大山プロガイド協会」
昨年よりガイドの資格取得者およびこれから取得しようとする山好きによりFace book「大山プロガイド協会」を立ち上げました。
不定期で更新していますのでぜひご覧ください。
メールアドレスは　daisen.pro@gmail.com
登山に関するお問い合わせは遠慮無しにどうぞ。

大山プロガイド協会の過去の情報