天狗平~梶川尾根~扇ノ地神~北股岳~梅花皮小屋間の登山道上の残雪は全てなくなりました
天気・気温
山と周辺の状況
天狗平ロッジは予約の方限定で開設しています。なお、感染対策として、利用者人数を制限し、寝具の貸し出しは行っていません。また、隣接する飯豊山荘は、7月11日より日帰り入浴のみの営業となっています。
なお天狗平ロッジは、7月22日(水)と23日(木・祝)は満室のため、予約を打ち切りとさせていただきます。なおテント場は余裕があります。
トレランスタイルで日帰りの方やテント持参の方が増えています。宿泊しなくても休憩で小屋やトイレを持参される方は、必ず消毒薬を持参して感染防止対策を行ってください。
登山道の状況
飯豊山は、まだ残雪が残っている箇所があります。場所によっては、アイゼン・ピッケルなど、雪に対する装備が必要になります。
・天狗平(登山口)~梶川尾根~扇ノ地神~北股岳~梅花皮小屋間の登山道上の残雪は全てなくなりました。
・梶川尾根、丸森尾根の登山道は刈り払いが終了し、歩きやすくなっています。
・石転ビ沢は、状況をよく確認して入山してください。例年行ってきたルート迷い防止の旗は、今年は設置していません。以下のURLで残雪状況を確認できます。
https://www.ic-net.or.jp/home/iide/2020isikorobi.html
・稜線の様子は、御西小屋から梅花皮小屋間の雪渓は、まだ十数ヶ所ありました。特に御手洗ノ池前後にあった雪渓は、危険で注意しなければいけません。また、雪渓に入るときや夏道に戻るときも注意が必要です。
・御西小屋の水場が露出し、利用できるようになりました。
・ 一ノ王子~本山小屋付近もまだ、残雪があります。本山小屋の水場は残雪に埋もれています。
・加治川治水ダムより先の林道は崩落による危険個所が多数存在し、一般の方の通行は禁止。湯の平登山道に吊り橋をかける予定もなく、おおいん尾根ルートについては通行禁止。
詳細は「飯豊朝日連峰の登山者情報」をご覧ください。
https://www.ic-net.or.jp/home/iide/
登山装備
登山道は、まだ残雪がある箇所が多く残っています。
注意点
※飯豊山への入山に際して
南アルプスなどの山小屋が閉鎖されたため、飯豊朝日連峰に計画変更を考えている、という問い合わせが多くなっています。飯豊朝日連峰における稜線などの山小屋は閉鎖されていませんが、これは避難小屋という性格上、「閉鎖していない」ということで、感染対策が実施されているということではありません。
避難小屋は予約制が取れないため、登山者が例年並みに来訪した場合は
・畳1枚に2名程度のスペース
・食堂などはないので横になっている方の枕元で炊事や食事を行うという状態になります。
・窓やドアは締め切っていることがほとんど。
・ドアやトイレのノブは消毒されないまま。
・手洗い用の水の確保が難しい小屋も多い。
という3密状態となり、クラスターの発生が予想されます。つきましては下記のことにご留意ください。
★朝日連峰の稜線でテントを張ることは全面的に禁止されています。
★飯豊連峰では山小屋の近くに数張りの幕営スペースがありますが、今年は幕営希望者が殺到し、貴重な周氷河地形や高山植物の破損が懸念されています。管理人が不在の場合は幕営しないでください。
★ むやみやたらに石鹸や消毒液を使用すると、貴重な生態系に影響を与えることが想定されます。適切な使用に留意してください。
★ 感染リスクの関係で、地上隊・航空隊ともに山岳救助活動の行動が制限されています。コロナ感染以外の事案においてもリスクも高くなっていることを理解ください。
★ 登山を行う場合は、下記の山岳医療救助機構の提案を実施して「感染しない、感染させない、遭難しない」の3ない登山を行ってください。対応できない場合は、今年の登山を控えてくださるようお願いいたします。
お知らせ
その他詳細は「飯豊朝日連峰の登山者情報(http://www.ic-net.or.jp/home/iide/)」へ。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町