一雨ごとに秋へ。晴天でも雨具は必ずお持ちください。紅葉は例年山頂の草紅葉は10月スタート
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今回は大山の東側をトラバースする大休峠までの情報をお知らせします。
このコース途中はブナの大木が多くみられるために台風9、10号の影響が心配されました。
大休峠を通過して大山滝方面へ約400m程度歩いたところでミズナラの大木が登山道を塞ぐように倒れていますが、ちょうど琴浦町のチェックが入っていたために、現在では通れるように処理されています。
ここ以外では倒木等の被害はみられませんでした。
普通ですと川床から入山しますが、駐車スペースが狭く4~5台程度しか停められません。その時には川床橋を渡った所にスペースがあります。
今日の場合も3台停めてありました。
このコースはブナの極相林の中を歩くので、新緑の時期はもちろんのこと、夏でも日陰を歩けるし、秋の黄葉も素晴らしいものがあります。
(極相林)今の環境が大きく変化しない限りは未来永劫保たれる林の意味。
今年の黄葉の時期ですが、夏場に雨が少なかったためにやや期待できないかも?
これからの冷え込みに期待してください。
よく質問を受けるのは「今年の紅葉はいつ頃が見ごろですか?」ということです。
標高の高いところから徐々に紅葉前線が下ってきますので、10月に入ると山頂付近の草紅葉が始まり、標高1200m付近では10月中ごろ、登山口付近では10月25日頃からが見ごろとなりそうです。
大休峠避難小屋にはトイレもあり泊まることも可能です。
水道はないですが、大山滝方面に約100mほど歩くと湧き水がでています。
ほとんど枯れることはないですが、湧出量が少ない時もありますので、あまりアテにしないほうが賢明です。
登山装備
登山装備が基本です。
これからの時期の注意することは天候の中でも日中の気温の変化です。
秋雨前線の影響もあり朝晩は涼しい空気に覆われますが、日中は真夏ほどではないにしても気温が上がります。
一雨ごとにゆっくりですが涼しくなっていきますので、晴れていても雨具は必ずお持ちください。
山ではポンチョタイプはお勧めしません。
稜線に出ると風で煽られて転倒する恐れがあります。
肌寒い時には防寒具としても代用できますし、天候の急変にも対応できます。
お知らせ
この他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
電話 0859-75-2300
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