白馬岳 | 白馬山荘

大雪渓は通行止め。迂回栂池ルートを。(白馬鑓温泉も通行止め)体感温度低く低体温症に注意

初氷の朝 草が凍って出来たクリスタルな造形ができていました。(2020.09.29 白馬山荘 )
初氷の朝 草が凍って出来たクリスタルな造形ができていました。(2020.09.29 白馬山荘 )
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天気・気温

富山市の天気予報
明日
雨時々曇
16℃
13℃
明後日
曇時々晴
18℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 6:00発表
松本市の天気予報
明日
18℃
12℃
明後日
21℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■自然、天候など
・周辺の花は終わり、草紅葉となっています。冷え込みが続くと色づきは進みます。
稜線は樹木がありませんが、少し下がったところの樹木の紅葉は例年9月下旬からです。

・日没がはやくなっています。18時は暗くなっています。

9/16は曇り 日中も風があれぱ寒く感じます。体感温度は低いです。
朝方は3~4℃に下がります。氷が張ってもおかしくない気温です。
例年8月末に一度くらい薄氷が張ることがありますが、今年はまだありません。

9/15
昨夜は月明りもなく、満点の星空を楽しむことができました。散りばめられた宝石のように、星のシンチレーションが夜空を彩っていました。ずっと見ていたくなるような星空でした。
そして気持ちのいい秋晴れの朝を迎えました。
朝の最低気温は3℃、一気に気温が下がってきました。
比較的温かい日が続いていましたが、やっとこの時季の冷え込みがやってきた感じです。フリースやダウンなどの防寒着が必要です。

登山道の状況

■白馬エリア登山道通行止め箇所
・白馬大雪渓ルート ( 猿倉登山口 ~ 村営頂上宿舎)
・白馬鑓温泉ルート (猿倉登山口 ~ 白馬鑓ヶ岳稜線分岐) 

■大雪渓 
白馬大雪渓は本日9/19をもって、今シーズンはルート閉鎖となりました。
白馬大雪渓はルートの一部(迂回出来ない箇所)がここ数日で急激に崩壊が進み、通行の安全性が確保できないためルート閉鎖となりました。
来年またいつものきれいな大雪渓ルートが復活する日までのしばしのお別れになります。
白馬山荘Facebook に動画があります。

以下の白馬館サイトにも情報があります
https://hakuba-sanso.co.jp/news/index2.html

※白馬尻小屋は今年度は小屋を建てません。
そのためトイレ、水場、売店等もありませんのでご注意ください。
テント場もご利用できませんのでご注意ください。

■鑓温泉ルート規制状況(通行禁止)について
鑓温泉ルートの起点となっている猿倉と稜線の鑓温泉への分岐には、ロープと看板とで通行出来ない旨の告知がされています。
鑓温泉ルートは登山道の整備されません。雪渓にかかる橋等もありませんので通行できません(鑓温泉ルートの鑓ヶ岳分岐から猿倉林道分岐間)。
白馬鑓温泉小屋は、今年度小屋を建てません。

■白馬岳~三国境~白馬大池~栂池 支障ありません

■朝日小屋は2020年営業しません
三国境に、その旨の立て看板があります。
朝日小屋についてはこちら
https://www.asahigoya.net/
テント場、トイレも利用できません。
2020年度は、朝日小屋、朝日平キャンプ場、北又小屋、北又キャンプ場はすべて営業休止です。
テント指定地以外の幕営はやめましょう。
栂海新道は通行止めとなりました。

■白馬岳~祖母谷温泉線
わずかですが下る人がありました。最新情報を得て下さい。

■不帰方面(不帰キレットは破線ルートです)
人数は少ないですが往来はあります

■トレイルランニングをされる方へ
通常歩行の登山者に配慮したトレイルランニングをお願いします。
ルートをはずれたり、ルートの石や砂利を蹴散らして走ることは安全上、自然保護上からもお控え下さい。
午後からの稜線は天気が崩れがちです。雷雨に注意。稜線は危険です。

登山装備

3000m級の秋山登山装備が必要
しっかとした雨具、防水性の高い登山靴、装備の防水対策
防寒具、着替え(濡れた時の対策必要)
装備の油断は禁物です。

■トレイルランナー&荷物軽量化の方へ
これからの時期は、低体温症に注意が必要です。
稜線での雨風は想像以上に体力を消耗します。
登山用の雨具、防寒具は必ず携行して下さい。
足も素肌が出ていると冷えてきます。
雨具の下を着用(携行)するなどして、保温に努めて下さい。
汗をかいた体は冷えるのが早く、ガスの中でも冷えていきます。

地図は必携です。
スマートフォンだけに頼らず、自分の位置を認識できるようにしましょう。
ネット上の他人の記録や、自分の過去の装備を過信せず、3000m級山岳と向き合った装備でお願いします。

注意点

到着の遅い方がいらっしゃいます。山では早出早着が原則です。

難易度を落とし、混雑を避ける登山計画を心がけて下さい。

今シーズンの登山は、新型コロナウイルス感染症により様々な影響があります
事前にしっかり計画を立てて、余裕のある登山をお願いします。
今シーズンの山小屋は完全予約制です。
遅くとも前日までには予約をお願いします。
宿泊人数を減らして感染防止に努めていますので、ご協力ください。

登山道ですれ違う時など、声を出さずに会釈などで行うなどの気遣いが必要です
山小屋、テント泊などについては予約が必要となります
救助活動などにも大きな影響があります
今シーズンは無理のない控えめな計画をお願いいたします

■周辺小屋の営業状況(以下ヤマケイオンライン付加情報)
http://yamagoya.hakubakousha.com/
・頂上宿 
・猿倉荘 営業7月4日(土)~10月11日(日)
・村営天狗山荘 素泊りとテント泊で営業

・村営天狗山荘、頂上宿舎、猿倉荘の予約
白馬村振興公社HPにて4/1~受付中
https://hakubakousha.com/ 

お知らせ

■白馬山荘
お問い合わせ 0261-72-2002
ホームページ https://hakuba-sanso.co.jp/
白馬山荘Facebook https://www.facebook.com/hakubasanso/

■2020年の営業について
・GoToキャンペーン対象外

・白馬山荘、五竜山荘、白馬大池山荘、キレット小屋、栂池ヒュッテ 営業中
※宿泊、テント泊ともに事前に予約が必要 予約受付中
登山前日までに、必ず予約下さい。

予約状況
https://www.hakuba-sanso.co.jp/news/index2.html

・白馬鑓温泉小屋、白馬尻小屋 2020年は営業しません。
白馬鑓温泉小屋へは登山道(稜線からも、登山口からも)も閉鎖中

・白馬山荘
レストラン「スカイプラザ」9月連休まで営業予定

■白馬山荘の感染症対策
・利用にあたりご予約の詳細については以下をご確認ください。
小屋ではマスクをして下さい。
用意して頂くモノがあります(シーツ、枕カバー、アルコール除菌用品、マスク)
ゴミは持ち帰り(ゴミ袋も持参して下さい)
https://www.hakuba-sanso.co.jp/news/index2.html

昨年の今頃の様子は?

2023年の営業は4/29から(宿泊要予約)。入山には前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.04.25

大雪渓は融雪早目。踏み抜き、落石に注意。前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.11

大雪渓は踏み抜き、落石に注意。急傾斜あり前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.19

白馬山荘周辺の過去の様子

  • 白馬山荘は営業を終了いたしました。今シーズンもたくさんのお客様にご利用いただき誠にありがとうございました。
  • 稜線の様子
  • 三国境方面の登山道
  • 9時の山荘前 降雪続いています。吹き溜まりで40~50㎝、風で雪が飛ばされているような所は、氷がむき出しになっています。
  • 9時の山荘前 降雪続いています。
  • 正午、初雪&猛吹雪です。山の上は季節が冬に近づいております。もういつ雪が降ってもおかしくない時期です
  • 鑓温泉ルート杓子沢に橋が架かりました
  • 鑓温泉ルート 杓子沢付近の雪渓 橋への取り付きはピンクテープで印をしてあります。
  • 白馬岳山頂
  • 夕陽。絶景です
  • 馬山荘付近ではツクモグサが真っ盛り
  • 大雪渓上部から小雪渓

白馬山荘

電話番号:
0261-72-2002
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6307-ロ 白馬館

地図で見る
http://hakuba-sanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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 白馬岳は、槍ヶ岳とともに北アルプスで登山者の人気を二分している山である。南北に連なる後立山連峰の北部にあって、長野・富山両県、実質的には新潟を加えた3県にまたがっている。  後立山連峰概説に記したように、この山の東面・信州側は急峻で、それに比して比較的緩い西面・越中側とで非対称山稜を形造っている。しかし信州側は山が浅く、四カ庄平をひかえて入山の便がよいため登山道も多く、白馬大雪渓を登高するもの(猿倉より所要6時間弱)と、栂池自然園から白馬大池を経るもの(所要5時間40分)がその代表的なものである。  越中側のものは、祖母谷温泉より清水(しようず)尾根をたどるもの(祖母谷温泉より所要10時間)が唯一で、長大である。  白馬三山と呼ばれる、本峰、杓子岳、鑓ヶ岳、そして北西に位置する小蓮華山の東・北面は、バリエーション・ルートを数多く有し、積雪期を対象に登攀されている。  近代登山史上では、明治16年(1883)の北安曇郡長以下9名による登山が最初であるとされている。積雪期では慶大山岳部の大島亮吉らによる1920年3月のスキー登山が初めての試みである。  白馬岳の山名は、三国境の南東面に黒く現れる馬の雪形から由来したといわれる。これをシロウマというのは、かつて農家が、このウマが現れるのを苗代(なわしろ)を作る時期の目標としたからであって、苗代馬→代馬(しろうま)と呼んだためである。白は陸地測量部が地図製作の際に当て字したものらしい。代馬はこのほかにも、小蓮華山と乗鞍岳の鞍部の小蓮華側の山肌にも現れる。白馬岳は昔、山名がなく、山麓の人々は単に西山(西方にそびえる山)と呼んでいたのである。また富山・新潟側では、この一連の諸峰をハスの花弁に見立てて、大蓮華山と総称していたようである。  この山からの眺望はすばらしく、北アルプスのほぼ全域はもとより、南・中央アルプス、八ヶ岳、頸城(くびき)や上信越の山々、そして日本海まで見渡すことができる。頂の展望盤は、新田次郎の小説『強力伝』に登場することで知られる。  日本三大雪渓の1つ、白馬大雪渓は登高距離が2kmもあり、全山にわたる高山植物群落の豊かさ、日本最高所の温泉の1つ白馬鑓温泉、高山湖の白馬大池や栂池自然園などの湿原・池塘群、こうした魅力を散りばめているのも人気を高めている理由である。また、白馬岳西面や杓子岳の最低鞍部付近などに見られる氷河地形、主稜線などで観察できる構造土、舟窪地形など、学術的な興味も深い。山頂部の2つの山荘(収容2500人)をはじめ山域内の宿泊施設も多い。

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旭岳 標高 2,867m

 白馬岳のすぐ西方(富山県宇奈月町)にあって、衛星峰といった存在だが、この山を北方の朝日岳―雪倉岳の稜線から眺めると、鋭い兜のような山容を見せて、一見白馬岳と錯覚するほどだ。白馬岳から越中の祖母谷(ばばだに)温泉に下る道がこの山の南山腹を走っており、付近は高山植物で埋まっている。白馬岳との鞍部には例年大雪田が残り、その北側、柳又谷の源頭には氷河地形が見られる。

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