飯豊山の稜線は紅葉の見頃となっています。ダイグラ尾根は宝珠山付近から上部がきれいでした
天気・気温
山と周辺の状況
飯豊連峰の稜線は紅葉が盛りです。ダイグラ尾根は宝珠山付近から上部が紅葉しています。
一方、飯豊山の各小屋は、冬支度が始まっています。稜線の小屋を利用される場合は、以下、ご注意ください。
・頼母木小屋は10月11日に引水を撤去する予定です。
・頼母木小屋と門内小屋のトイレは、11日頃に1穴を閉じて、各1穴のみになる予定です。
・梅花皮小屋のトイレは、10月9日頃に水洗トイレを閉鎖し、非水洗1穴のみになる予定です。
・三国小屋、切合小屋、本山小屋の常駐管理は9月27日に終了しました。
・北股岳山頂に設置している「おういんの尾根通行禁止」の看板を撤去しましたので、入り込まないでください。
・頼母木小屋、門内小屋、御西小屋に「パーテーション」が設置されました。同宿の方と譲り合って有効に活用くださるようお願いします。
登山道の状況
現在、わかっている情報は以下のとおりです。
・天狗平(登山口)~梶川尾根~扇ノ地神~北股岳~梅花皮小屋間の登山道は問題なく通過できます。
・梶川尾根、丸森尾根の登山道も問題ありません。
・ダイクラ尾根の桧沢吊橋は、修理されて通行可能となっています。
・石転ビ沢は、雪渓はほぼなくなっています。通行注意。
・加治川治水ダムより先の林道は崩落による危険個所が多数存在し、一般の方の通行は禁止。湯の平登山道に吊り橋をかける予定もなく、おおいん尾根ルートについては通行禁止。
※西会津町より登山に関する警報がでております。
飯豊山・鏡山への登山はお控えくださいとこことです。
https://www.facebook.com/nishiaizu.kanko/posts/3450008285023203
詳細は「飯豊朝日連峰の登山者情報」をご覧ください。
https://www.ic-net.or.jp/home/iide/
注意点
※飯豊山への入山に際して
南アルプスなどの山小屋が閉鎖されたため、飯豊朝日連峰に計画変更を考えている、という問い合わせが多くなっています。飯豊朝日連峰における稜線などの山小屋は閉鎖されていませんが、これは避難小屋という性格上、「閉鎖していない」ということで、感染対策が実施されているということではありません。
避難小屋は予約制が取れないため、登山者が例年並みに来訪した場合は
・畳1枚に2名程度のスペース
・食堂などはないので横になっている方の枕元で炊事や食事を行うという状態になります。
・窓やドアは締め切っていることがほとんど。
・ドアやトイレのノブは消毒されないまま。
・手洗い用の水の確保が難しい小屋も多い。
という3密状態となり、クラスターの発生が予想されます。つきましては下記のことにご留意ください。
★朝日連峰の稜線でテントを張ることは全面的に禁止されています。
★飯豊連峰では山小屋の近くに数張りの幕営スペースがありますが、今年は幕営希望者が殺到し、貴重な周氷河地形や高山植物の破損が懸念されています。管理人が不在の場合は幕営しないでください。
★ むやみやたらに石鹸や消毒液を使用すると、貴重な生態系に影響を与えることが想定されます。適切な使用に留意してください。
★ 感染リスクの関係で、地上隊・航空隊ともに山岳救助活動の行動が制限されています。コロナ感染以外の事案においてもリスクも高くなっていることを理解ください。
★ 登山を行う場合は、下記の山岳医療救助機構の提案を実施して「感染しない、感染させない、遭難しない」の3ない登山を行ってください。対応できない場合は、今年の登山を控えてくださるようお願いいたします。
お知らせ
その他詳細は「飯豊朝日連峰の登山者情報(http://www.ic-net.or.jp/home/iide/)」へ。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町