槍ヶ岳 | 槍ヶ岳山荘

冬山雪山となりました。再度、雪山装備の確認を。夏山の状況ではありません。営業は10/24泊迄

槍沢ロッジより稜線を望んで(2020.10.24 槍ヶ岳山荘 )
槍沢ロッジより稜線を望んで(2020.10.24 槍ヶ岳山荘 )
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天気・気温

10/21(水) 10:30 晴れ 無風 6℃
松本市の天気予報
明日
曇のち晴
24℃
12℃
明後日
晴のち曇
29℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 0:00発表
高山市の天気予報
明日
晴一時雨
23℃
10℃
明後日
晴のち曇
28℃
7℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■周辺状況
・天候 
10時半 快晴です。風もありません。6℃

10/17 12:00 雪 -3.2℃
10/18 降雪
10/1初雪 観測

登山道の状況

10/21現在
登山道には雪が残るところがあります。登山道は大変滑りやすい状況です。

先日、北アルプス一帯 約2300m以上にて降雪がありました。
それに伴い、気温はグッと下がり平均して0℃前後となっております。
また「どのような装備が必要ですか?」「穂先は登れますか?」等の問い合わせを頂いております。
上記の状況のように、冬山雪山となった槍ヶ岳への登山は雪山装備が必要不可欠となりました。

早朝はクラストしています。10本爪以上のアイゼン(軽アイゼンでは対応不能)と状況によってはピッケルも必要です。

今一度、装備の確認をお願い致します!!!
穂先にはもちろん雪が着いております。また風も強いため、アイス状になりやすい環境です。夏山のような状況ではありません。
不安な方は勇気ある決断、英断を私どもは願っております。

(ヤマケイオンライン付加情報)
飛騨側からのアプローチは、以下も必ず参照して下さい
槍平小屋
http://yaridairagoya.sakura.ne.jp/
また、新穂高までのアプローチについてもアルピコ交通などを参照し最新情報をご確認下さい

登山装備

3000m級山岳の冬山登山装備が必要です。
雪に対応できる装備が必要 10本爪以上のアイゼン(軽アイゼンでは対応不能)と状況によってはピッケルも必要です。
防水、防寒対策をしっかりとお願いします(手袋や帽子も必要です)。
天気急変、日差しない時は気温低下します。風が吹けばさらに体感温度は下がります。
荷物や靴の防水、しっかりとした雨具、濡れたときの着替えなどそろそろ低体温症を視野にいれた準備もお願いします。
日没も早まりライトも忘れずに

お知らせ

■槍岳山荘
http://www.yarigatake.co.jp/
松本事務所 電話263-35-7200(受付時間 09:30~17:00)

Facebook
https://www.facebook.com/%E6%A7%8D%E3%83%B6%E5%B2%B3%E5%B1%B1%E8%8D%98%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97-457397191015660/

■今シーズンの営業に関して
・GOTOキャンペーンの対象外です。

今シーズン山小屋をご利用予定の方は必ずご確認ください。
・小屋泊は、必ずご予約をお願いします。
当日でも必ず事前の予約連絡をお願いします。
皆様に快適かつ健康的にご利用いただく為に、定員を半数程度に減らしてた営業となります。
・テント場の予約は不要(今まで通り)
・大天井ヒュッテは今シーズン営業を休止

・持参して頂くもの
マスク、体温計、アルコール消毒液、清潔な手ぬぐい又はタオルをご持参ください。
・寝具について心配な方はシュラフ・インナーシーツ等をお持ちください。
・宿泊受付を速やかに行えるよう、宿泊受付カードをダウンロードして事前に記入の上お持ちください。
詳しくはこちらをご一読下さい
https://www.yarigatake.co.jp/information/

■2020年の営業 各山小屋の営業最終日(受付最終日)
槍ヶ岳山荘、槍沢ロッヂは10月24日(土) 売店とトイレは10/25の朝7時半まで
岳沢小屋は10月17日(土)
南岳小屋は10月10日(土)
これ以降は冬期小屋(槍ヶ岳山荘、南岳小屋に限る)のご利用のみとなりますのでご注意ください。
尚、テント泊の受付最終日も同日となります。
※大天井ヒュッテは今シーズン営業休止
詳しくはこちら
https://www.yarigatake.co.jp/information/

■予約
予約状況 ホームページの各小屋のブログの中に記載があります。

・予約は山荘直通電話にてお受けします。
槍ヶ岳山荘 090-2641-1911
槍沢ロッヂ 0263-95-2626 / 090-3135-0003(衛星電話)
岳沢小屋  090-2546-2100

昨年の今頃の様子は?

営業4/27~(宿泊要予約)。予約受付中。4/27からの営業に向けて作業中です2023.04.21

営業スタート。本日は富士山まで見える快晴。昨日までの降雪と強風のため雪質に注意2023.04.27

昨日降雪(みぞれ)。槍ヶ岳へは前爪アイゼン+ピッケルが必須(チェーンスパイク、軽アイゼンは危険)2023.05.09

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.16

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.24

槍ヶ岳山荘周辺の過去の様子

  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 横尾から槍沢ロッヂまでは一部地面が出ているところがありますが、ほぼ雪の上を歩きます。(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢ロッヂ(小屋明け前の偵察に行きました。まだ営業していません)
  • スタッフ全員無事に下山しました!あらためまして2023年、槍ヶ岳山荘をご利用いただきありがとうございました。
  • 夕日に染まる槍ヶ岳
  • 完全に雪山となりました。凍結する登山道の様子
  • 山荘前から槍ヶ岳 完全雪山です
  • 小屋の目の前で20㎝程度、吹き溜まりでは50㎝を超えるほどの積雪があります。
  • ババ平から撮影。槍沢方面で今1番綺麗な場所(標高2000mくらい)
  • 10/6降雪時の槍沢リート 槍ヶ岳への登山道(殺生ヒュッテ分岐)風が強ければトレースはあっという間になくなります
  • 強風で飛ばされて雪が付いていない箇所もありますが、場所によっては10から20cm程度、吹き溜まりではそれ以上あります。

槍ヶ岳山荘

現地連絡先:
090-2641-1911
電話番号:
0263-35-7200
連絡先住所:
長野県松本市埋橋1-7-2

地図で見る
http://www.yarigatake.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

槍ヶ岳 標高 3,180m

 鋭角に天を突く岩峰でそのものずばりの命名、しかも北アルプス南部の登山道が集中する位置のよさ。槍ヶ岳は北アルプス南部の鎮である。  行政区分からいえば長野県の大町市、松本市と岐阜県高山市との境にそびえている山である。地理的条件も実に絶妙な場所といえる。  南から穂高連峰の縦走路、東から常念山脈や燕岳からの表銀座コース、谷筋では上高地から梓川、槍沢を遡っていく登山道、新穂高温泉から蒲田川右俣、飛騨沢を登るコースと、北アルプス南部のすべてのコースが槍ヶ岳に集中し、中央部へは西鎌尾根が唯一の回廊となって双六岳に通じる、北アルプス南部の扇の要である。  しかも鋭い槍の穂先のような姿は、日本の氷河地形の典型でもある。地質は硬いひん岩で、氷河が削り残した氷食尖峰。東西南北の鎌尾根も氷食地形、槍沢、飛騨沢、天上沢、千丈沢はU字谷とカールという、日本の氷河地形のサンプルぞろいである。  登山史上で初めて登頂したのは江戸時代の文政11年(1828)の播隆上人。4回登って3体の仏像を安置し、鉄鎖を懸けて信者の安全な登拝を可能にした。登路は安曇野の小倉村から鍋冠山を越えて大滝山へ登り、梓川に下って槍沢をつめている。今も残る槍沢の「坊主ノ岩小屋」は播隆が修業した籠り堂だ。  近代登山史の初登頂は明治11年(1879)の英人W・ガウランド。1891年には英人W・ウエストンも登っている。日本人では1902年の小島鳥水と岡野金次郎。穂高・槍の縦走は1909年の鵜殿正雄で、ここに槍ヶ岳の黎明が始まった。大正11年(1922)には3月に、慶応の槙有恒パーティによる積雪期の初登攀があり、同年7月7日には早稲田と学習院が北鎌尾根への初登攀に挑んでいる。早稲田は案内人なしの2人パーティで、槍ヶ岳頂上から独標往復。学習院は名案内人小林喜作とともに末端からと、方式も違う登攀でともに成功した。  その後も北鎌尾根ではドラマチックな登攀が行われ、昭和11年(1936)1月には、不世出の単独行者、加藤文太郎の遭難、昭和24年(1949)1月の松濤明、有元克己の壮絶な遭難が起きている。加藤の遺著『単独行』と松濤の手記『風雪のビヴァーク』は登山者必読の書である。  登山道で直接登るコースは、上高地から槍沢コース経由で槍ヶ岳(9時間30分)と、新穂高温泉から飛騨沢コース(8時間40分)の2本。ほかに穂高連峰からの縦走コース(7時間30分)、燕岳からの表銀座コース(8時間40分)、双六小屋から西鎌尾根コース(6時間)と数多い。

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大喰岳 標高 3,101m

長野県と岐阜県の県境、槍ヶ岳と穂高連峰の間に位置する山。 山名の由来は、この山で多くの動物たちが草木を食んでいる場所があったことから、猟師の間で「大喰」と呼ばれたこととされる。 日本にある23山の3000m峰の1つだが、この山を目標として登られるケースは少なく、穂高岳~槍ヶ岳の縦走の際に通過されるピークの1つとなっている。

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