谷川岳登山指導センターからの現地情報 谷川岳・一ノ倉沢周辺の情報

センター前の湧水が枯渇中のためトイレも使用不可。西黒尾根や巖剛新道を登られる方はご注意ください

前橋の天気予報
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32℃ / 24℃
明後日

曇一時雨
32℃ / 25℃
(日本気象協会提供:2019年8月20日 17時00分発表)
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天気・気温

08/13(火) センター前 11:00現在 晴れ。気温31℃。

周辺状況

夏真っ盛りとなりました。大盛況の山の日を乗り越え、センター前では30℃を軽く超え、標高1500m前後で森林限界となる谷川岳の稜線は日焼けにはもってこいのリゾートとなっています。日焼け止めを忘れると、たちまち憧れの温泉まんじゅうのようになれるでしょう。
案の定、先日には熱中症による遭難がありました。ヘリで搬送され、幸い重症とはならなかったようですが、対応を誤れば大事に至る可能性もありました。その他、疲労困憊による滑落遭難など、暑さが原因での事故が数件発生しています。

登山中、手足のしびれや痙攣など、身体がいつもと違う反応をしているときは危険信号です。パーティーで登っていたとしても無理をせず周りに伝え、タオルやシャツなどで日陰を作って水分を摂り、回復を待ちましょう。この時期は普段の3倍の水分を持っていっても大げさではないように感じます。多少かさばりますが、日傘も一つの有効な手段でしょう。それぞれに合った対策や装備でお出かけください。

稜線上では見頃を迎えた高山植物が皆様のお越しをお待ちしております。

登山道

中には手つかずのルートもあるようですが、各登山道は順調に草刈り整備が進んでいるようです。崩落や通行不能などの情報も今のところはありません。

[天神尾根]
熊穴沢避難小屋上部の鎖場は天神尾根で1番事故の多い場所です。事故のほとんどは下りで発生しています。慌てず焦らずゆっくりと下山しましょう。13時には下山を開始すれば混雑時も余裕があって安心です。

[西黒尾根]
急登で健脚者向けのコースです。高度感のある鎖場、ガレ場などがあります。天神尾根からの下山に使う方がいますが下山には不向きです。滑落の危険もあり、ガスなどで道迷いとなる可能性も高いです。先月、登山者が下山中に滑落し、重症となる遭難も発生しています。

[巖剛新道]
一部崩壊箇所はありますが慎重に通過可能です。

[中芝新道]
現在、整備をしていないのでルートは笹や雑草に覆われ、道迷いや滑落などの危険が高く、特に一ノ倉岳からの安易な下山は遭難の可能性があります。芝倉沢から先の旧道も崩壊地が多く危険。新道の利用をお勧めします。

[一ノ倉沢]
ヒョングリ滝が出ていますがその上部からテールリッジ取付き周辺に雪渓が残り穴も開いて崩落寸前の場所もある状態です。岩場への取付きは慎重な判断が必要です。

[その他]
馬蹄形(ジャンクションピークから茂倉岳の間)や蓬峠から白樺避難小屋の道などは笹が茂り足元がとても見えづらい状態です。特に清水峠周辺などは送電線巡視路も多く、登山道と間違えやすくなっているので注意が必要です。

装備

・谷川岳は標高がそれほど高くないため、晴れれば一気に気温が上昇します。例年、熱中症(時に重症)での救助要請が多発する時期です。帽子で日よけ、水分は余分に持つなど熱中症対策は万全に!
・光沢の残る鎖場の鎖は濡れていると滑りやすく危険です。ホームセンターなどに売っているグリップのいい薄手の手袋などがあると便利です。
・ブヨやメマトイは少なくなりましたが、気になる方は虫よけスプレーや防虫ネットをお持ちください。
・天気によっては濡れや風により、山頂付近では防寒が必要な時もあります。薄手のフリースやダウンなど、ザックに入れておくと休憩中なども快適で、怪我や遭難など万一の装備としても安心です。
・日帰りの登山であってもレインウェア、ヘッドランプ、防寒具などは必須です。
・雪の残るルートではアイゼンなどの滑り止めが必要です。

注意

・登山指導センターから一ノ倉沢までの道はマイカー規制中です。一般車の進入はできません。
・8月1日、新道一ノ倉沢出合で親子熊の目撃情報あり。西黒尾根の樹林帯でも成獣の目撃情報がありました。

その他のお知らせ

登山指導センター前の湧水が枯渇してしまい、休憩舎もトイレも利用できなくなってしまいました。西黒尾根や巖剛新道を登られる方はロープウェイのトイレで済ませておきましょう。運が良ければセンター前の湧水が出ていることもありますが、期待はしないでおきましょう。

登山される方はロープウェイ駐車場をご利用ください。

■小屋の情報
肩ノ小屋の宿泊は、基本的に予約が必要です。

昨年の今頃の様子は? ※ 詳細は登録会員の方限定。 ⇒会員登録はこちら

谷川岳登山指導センター周辺の最近の様子  ※ クリックすると拡大します

  • 山頂付近の様子
  • 山頂からの眺め
  • 着氷で真っ白になった肩ノ小屋
  • 雪が少ないといっても、やっぱり谷川。まだまだ、しっかり雪山、冬山を楽しめます。
  • 熊穴沢避難小屋。
昨年の同時期は、このポールの突端が足元でした。
  • 谷川岳
  • マナイタグラ
  • 天神尾根の避難小屋からスキー場方面へ100m程度戻った先からスキー場方面
  • ロープが常設されている場所から避難小屋方面を撮影
  • 稜線は、だいぶ色が変わってきています
  • 「マチガ沢園地」の先のカーブから向かって撮ったマチガ沢
  • マチガ沢から先は除雪がしていません
谷川岳登山指導センター

連絡先:0278-72-3688
営業期間
2月18日~11月30日 05:00から20:00まで
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