アンケート企画
登山技術の学びと山岳遭難に関するアンケート調査
699人が遭難およびヒヤリ・ハットを経験、最多は道迷い

以下からは、実際に経験した遭難事例、もしくはヒヤリ・ハット経験について実際に質問した内容の分析だ。本回答の詳しい結果・分析については、日本大学工学部嶌田研究室およびヤマケイ登山白書で詳しく行う予定だ。ヤマケイオンラインでは、アウトラインの集計・分析と、最も件数の多かった道迷いについて簡単な分析を説明したい。

実際に回答いただいた「遭難内容(ヒヤリハット内容)」のは699件。その内容を確認すると、最多が38%が道迷い、24%が滑落・転倒で2位という結果。その他の回答も、多くはこの2つの複合型という内容だった。

具体的な遭難およびヒヤリ・ハット事例の分析
※グラフはクリックすると拡大します
ほとんどは自力で下山。家族や山岳会への救助要請は2件

遭難もしくはヒヤリ・ハットの後に、実際に自力下山できたのは84%と、多くは自らの力で解決できている。家族や山岳会への救助要請は、グラフ上は0%になっているが、実際には699件中2件だった。救助要請した場合は、警察・消防に通報しているのが多い傾向となった。

遭難およびヒヤリ・ハット事例後の対処について
※グラフはクリックすると拡大します
道迷いの発生場所は64%が下り道という結果に

遭難もしくはヒヤリ・ハットで、最も回答の多かったのが「道迷い」。この道迷いは、実際にどこで起きているかを確認すると、「下り」という回答が64%を占めていることがわかった。

※本回答の分析は無雪期の登山のみの分析で、積雪期を含めると変わってくる。

道迷いの発生場所の分析
※グラフはクリックすると拡大します
道迷いの理由は「道が不明瞭だった」が最多。不注意などのヒューマンエラーも散見

続いて道迷いの理由について分析すると、最も多いのは「道が不明瞭」、続いて「分かれ道で迷った」で、基本的には環境の要因が引き起こしていることが多い。

一方で、ヒューマンエラーである「不注意」「ルート・方向などの誤認識」「記憶違い」などのミスも少なくないことも確認できる。

道迷いの発生場所の分析
※グラフはクリックすると拡大します


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