栗駒山、須川コースが火山ガスのため一部通行止め。産沼コースへ迂回を

2019年03月25日(月)

宮城県、岩手県、秋田県の県境に位置し、花の百名山として、紅葉の美しい山として知られる栗駒山。北側(岩手県・秋田県側)からの登山コースの須川コースが、昭和湖周辺の火山ガス濃度(硫化水素)が基準値より高いことから、当面は通行止めとする方針を公表した。

須川コースの昭和湖付近は、これまでも硫化水素などの有毒な火山性ガスが湖底及び湖岸から噴出しているため、風の弱いときは通行したり、付近で立ち止まったりしないように注意喚起を呼びかけていた。

なお、須川高原温泉側から栗駒山を登る場合は、昭和湖の手前で東側・産沼コースへ迂回することで栗駒山への登山は可能となっている。コースタイム的には15分ほど長くなるが、大きな迂回とはならない。

通行止めの期間は未定だが、昭和湖や地獄谷周辺には当面は立ち入りできなくなる。

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■岩手県より:栗駒山登山者の皆さんへ(平成30年7月10日)

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