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デザインが良く、実際に山で使うことを意識して作られたザック。
エレメント45は小屋泊山行や定着型のテント泊山行に活躍しそう
白岩良将 さん(30代男性、登山歴10年以上)  登った山域:奥穂高岳(2泊3日、テント泊)
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大きなフロントジッパーポケットにウェアやアイゼンを収納できる。
深いサイドポケットがしっかりホールドするので落ちる心配がない。
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 ゴールデンウィークの5月3日~5日に涸沢経由で奥穂高岳に行ってきました。一日目に上高地から横尾へ入り幕営。二日目は横尾に幕営装備を残置し、涸沢経由で奥穂高岳ピストン。そして、三日目下山という行程でした。三日目こそ雨天でしたが、後は概ね天候に恵まれた山行となりました。

 横尾までは幕営装備を担ぎましたが、モニターの「エレメント45」の45リッターでは少し容量が小さく中に入り切れなかったので、サイドやボトムのストラップにテントやマットを括りつけました。

 翌日は幕営装備をテントの中に残置して、奥穂高岳へ。残雪期の登山はウェアやグローブのレイヤリングによる体温調整やアイゼンの着脱の機会が頻繁に起こります。
 フロントジッパーポケットは思っていたよりも容量が大きく、また容易に開閉できるので、ここにハードシェルやオーバーパンツ、そしてアイゼンをケースごと入れ、大変重宝しました。グローブ類やニット帽は雨蓋に。中を確認しながら取り出せるのが、とても便利です。

 穂高岳からの下山では、小豆沢をグリセードで一気に下りました。グリセードで下降する時は、サイドポケットに入れているものを落としてしまう事が多いのですが、クイックシンチ・サイドポケットはコードを強く絞めることで、中に入っているものをしっかりホールドすることができるため、お気に入りのボトルをサイドポケットに入れたままでも、安心してグリセードすることができました。


背中へのフィット感が優れている。
ワンハンドクロージャーやジッパーのループなど使い勝手もよい。
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左右のショルダーベルトがつながり、腕の動きに付随する「リアクティブサスペンション」について、その効果を実感できたと思います。腕の動きにあわせてザックが追従してくれるので、ザックが背中にフィットした状態が常に保たれるので非常に楽でした。

 手でホールドを握りながら、足を高くあげるような岩場を通過する時に、特に顕著でした。他のザックに比べて、背中へのフィット感は特に優れていると思います。結果として背負い心地は「とてもよい」です。

L字に開く雨蓋は、物を確認しながら取り出しができてよいと思います。本体トップのアクセス部(巾着部)のワンハンドクロージャーはとても便利。コードを引くだけで巾着が閉まり、2つの赤いループを開く方向に引くだけで素早く巾着を開けることができるのはとてもよいです。テントに入ってから、寝袋など奥に入れておいたものを出すのに、U字に開くボトムジッパーアクセスが便利でした。

 また、ジッパーの引き手やストラップに大きなループがついていて、グローブをしたままでも容易に操作ができました。実際に山で使うことを考えられて作られていると感じられて、とても好感が持てます。

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 45リットルというサイズは雪山テント泊山行には少し小さかったです。しかし、テントや寝袋等をテン場に残した後でも、雪山の場合は何かと持ち物が多いので、テン場に宿泊用の道具を残置してからは、快適に背負うことができました。

 ザックの外側に荷物を固定するストラップが豊富に用意されているため、容量より多めの荷物を持っていくことが可能で、山小屋泊、テント泊山行でも、八ヶ岳西面バリエーションのような定着型の山行には悪くないと思います。ただしザックの剛性が足りないように感じるので、容量を大きく上回るような荷物を背負うのはやめたほうがよさそうです。

 エレメントはデザインがとてもよく、たいへん気に入っているので、今年の山行にはガンガン使っていこうと思います。今度機会があったら60リッターモデルをぜひ試してみたいです。

           

● Check Point
  • リアクティブサスペンションでザックが背中にフィットした状態が常に保たれる。
  • クイックシンチ・サイドポケットは、中に入れたものをしっかりホールド。
  • L字に開く雨蓋やワンハンドクロージャーなど使いやすい機能がいっぱい。

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リアクティブサスペンションで鎖場でも重心が安定する。
少ない力で開閉できる収納の使いやすさに満足。
久保 亜樹子 さん(30代女性、登山歴14年)  登った山域:唐松岳、および五竜岳縦走(2泊3日、テント泊)
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非常に軽量で背負ったときの軽さに驚く。
荒天の中でも、ボトムジッパーアクセスで下部のテントを楽に取り出せる。
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 5月3日~ 5日で唐松岳、および五竜岳縦走をしました。1日目の登山開始直後から小雨が降り出し、風も強まり、唐松山荘でテント設営のときには荒天の中。2日目は晴れでしたが、3日目は五竜山荘を出てすぐからみぞれが降り、途中から雨になりました。

 「エリクサー45」は45Lということで、残雪期のテント泊縦走には少し小さいかなと思いましたが、必要最低限のものは全て入りました。ザック自体が非常に軽量なので、パッキングをして最初に背負ったとき、その軽さに感動しました。今回の山行の同行者にも背負ってもらったら、見た目より軽いことに驚いていました。

 ボトムジッパーアクセスのおかげですぐに下部に収納しているテントにアクセスができ、他の荷物を外に出す必要もなく、荒天時のテント設営には本当にありがたかったです。過去2回、テルモスをサイドポケットに入れ、尻セードなどをしているうちに紛失しましたが、エリクサーのサイドポケットはかなり深めに作られているので、テルモスが安定して入り、岩場や雪壁の直登中、不安定な体制になってもポケットから出てしまうことはなかったです。

 私は2~3日の縦走をすると首回りや鎖骨がザックの背負いあとで赤くなっていましたが、エリクサーではそれがなかったです。


重心がぶれないので岩場でも安定して体にフィットする。
バランス・荷物の軽量化を要求されるテント泊のルートに適したザック。
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 肩の動きに合わせて動く「リアクティブサスペンション」は全く新しい感覚!! 鎖場などでも腕が動かしやすいし、重心がぶれないので岩場でも安定して体にフィットしていた気がします。ただし、ウエストベルトをどんなに締めても腰で安定するところまでギュッと締まらなかったのが残念。腰でザックを安定させることができなかったため、ショルダーベルトから肩にかかる負担が大きくなりました。 女性用ならウエストベルトはもっときつく締められるものがよいと思います。

 汗をかいても、ザックの背面自体は触るとサラっとしていて、他のザックで感じるような、メッシュが湿っている感じを受けなかったのは驚きでした。他のザックと比べて背中のクッションが少し硬くて薄い気がしたけれど、全く気になりません。

 L字に開く雨蓋は中の荷物が見やすく、取り出しやすかったです。中にもう一つ小物を入れられる収納があり、財布や鍵など、絶対落としたくないものはここに入れられます。

 本体トップのアクセス部(巾着部)は使いやすい! アクセス部の黒いストラップをひっぱることでシューっと素早くストレスなく開くのがよいです。力がかかる方向を考えることで少ない力でも開閉できるように工夫されています。

 フロントジッパーポケットには、登山開始直前に取り出したいゲーターや、グローブ、帽子等を収納できます。メッシュポケットに物を入れれば開けた瞬間に荷物が落ちてくることもないし、ある程度厚みのあるもの(アイゼン)も収納できました。

 また、このザックのすべてのジッパーは滑らかに開閉し、固さがありません。ボトムジッパーアクセスには厚いグローブをしていても楽につかめる大きなプラスチックの引き手が。こういうちょっとしたことがストレスを減らすので嬉しいです。

 クイックシンチ・サイドポケットは少し深すぎるような気がしましたが、体の固い私でもザックを背負ったままポケットの奥にある行動食まで手がとどきました。どのザックのサイドポケットもそうですが、ザック本体に荷物を詰め込みすぎると、中の荷物に押され、サイドポケットに収納できる容量が極端に減ります。サイドポケットになるべく影響を与えないような本体の作りになるといいですね。

今回、登山開始直後から雨に見舞われたのですが、ザックにレインカバーがついていなかったので、ザック自体を濡らすことに。濡れても早く乾きそうな生地なのであまり心配はしなかったですが (ウエストベルト部分のポケットに入れておいたお札は全滅。この部分を私のような人間のために防水してほしい)。

 今回の2泊3日テント泊の山行には45リットルというサイズはぴったりでした。エリクサーはバランス・荷物の軽量化を要求されるテント泊のルートに適していると思うので、今年の夏はテント泊で西穂~奥穂のルートをこのザックと共に越えていきたいと思います。

           

● Check Point
  • 縦走で長時間背負っても、首回りなどにザックの跡がつくことがない。
  • 汗をかいても背中のメッシュが湿らない。
  • すべてのジッパーがなめらかに開閉し、ストレスがない。

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背負い心地がよく、肩が痛くならない。
「荷物の出し入れのしやすさ」が最大のメリット。
Nick.J.H. さん(40代男性、登山歴14~15年)  登った山域:丹沢山地(日帰り、ナイトハイク)
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リアクティブサスペンションで、腕を大きく動かす時にも動かしやすい。
通気性がよい一方、背中のカーブが大きくないので自立でき、荷物もよく入る。
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 5月6日~7日に丹沢山地ナイトハイクに行ってきました。6日の2時に大倉BSを出発し、塔ノ岳→丹沢山→蛭ヶ岳→檜洞丸と歩き、西丹沢自然教室に7日の14時到着。夜は晴れていて星が綺麗でした。

 長袖シャツにソフトシェルのスタイル。さすがに昼間は気温も高く、行動時はシャツ一枚。しかし休憩時にはやや寒く、ソフトシェルを羽織ることもありました。今回は、ブラックダイヤモンドの「エレメント」を背負って12時間ほどの山行でしたが、まったく疲れる(肩が痛くなる)こともなく、背中の蒸れも気になることもなく快適な登山ができました。

 今まで使用していたザックは通気性向上のために背面がメッシュで、さらに背中に密着しない構造になっていました。カーブしている形状ゆえザックを下においた時や膝に抱えた時にザック自体がまっすぐ自立しない点や、その分、モノが入れられないという点に不満がありました。

 それに比べて「エレメント」は、通気性について劣るものの、自立でき、モノもたくさん入るので、総合的なよさを感じました。

 また、左右のショルダーベルトがつながり、腕の動きに付随する「リアクティブサスペンション」については、鎖場や岩場などで、特に腕を大きく上に上げて動かす時に都合よく感じました。背負い心地も、長時間歩いても肩が痛くならず、通気性もよい部類なので、ストレスを感じることがなかったです。


フロントジッパーポケットが大きく、2気室のように使える。
背負い心地がよく、長時間の歩行に適している。
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 L字に開く雨蓋は、通常のものより片手で開けやすく感じました。また、急に雨が降ってきたときなど、全開させずに半開で中の物を取り出す際にも便利。

 本体トップのアクセス部は、赤いループを引けば片手で開けられるところがよいです。大きく開くフロントジッパーポケットは結構大きいので、例えば、アウターなども出し入れが楽にできるのでたいへん便利です。また、夏などは汗だくになるので、着替えなどを入れておけば、下山後すぐに取り出せそうでたいへんよいですね(冬はアイゼンなども)。

 2気室ではないですが、ある意味この部分が、“擬似2気室”みたいに使えます。私の使い方では、一番のお気に入りポイントです! また、クイックシンチ・サイドポケットは、あくまで私の使い方においてですが、あまり重要ではなかったです。

 ボトムジッパーアクセスは、I字(ほぼ直線に近い形状)や逆U字の場合は、ジッパーが引っかかってスムーズに開けないことがありますが、このザックはU字でスムーズに開けることができます。

 山の天候は変わりやすいので、これからの季節では、急な落雷なども多くなるので、欲を言えば、レインカバーが本体下部に収容できるようになっていれば更によかったと思います。

 モニターとして使用した45リットルというサイズは、私個人の用途(装備)ですが、テント泊の使用は無理な大きさと判断。日帰り、ないしは小屋泊限定としては充分な容量があり、「荷物の出し入れのしやすさ」という最大のメリットで用途次第ではたいへん重宝するザックといえるでしょう。

 通気性や「リアクティブサスペンション」の効果による背負い心地のよさで、多少重くてもストレスを感じないので、長時間の歩行(縦走)に適しているザックと感じました。今後も私の日帰り山行時には、出番が多くなること間違いなしのザックだと感じています。見た目もカッコイイし!!

           

● Check Point
  • 鎖場や岩場などで腕を大きく動かす時もリアクティブサスペンションでスムーズ。
  • 通気性がほどよく、自立するタイプで容量も大きいので使いやすい。
  • フロントジッパーやボトムジッパーが大きく、荷物を出し入れしやすい。

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体の動きについてくるエリクサーは登りでもストレス知らず。
山小屋泊からテント泊まで対応できる大きさが使いやすい。
acco さん(30代女性、登山歴2年)  登った山域:日の出山(日帰り)、白馬岳(1泊2日、山小屋泊)
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体の動きに合わせて動くショルダーベルトで荷物が重くても歩きやすい。
雨蓋をとりはずしてアタックザックとしても使える。
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 4月25日に仲間との親睦を深めるため、日の出山で豚汁山行を企画しました。

 「エリクサー45」は食料を詰め込むのにちょうどよかったです。ショルダーベルトが体の動きに合わせて動くので、日帰りにしては重めのザックでも気にせず歩くことができました。晴天でかなり暑かったのですが、背中のムレはそれほど感じることはなかったです。

 5月31日~6月1日にはシーズン最後の冬山、白馬岳でも使用しました。冬山装備を入れて、山小屋泊に大きすぎず小さすぎずちょうどよい大きさ。ザックの中身やフロント部にもアクセスしやすいので、装備の出し入れがとてもしやすいです。

 小屋に到着して山頂アタックの際には、雨蓋を取り外して斜めがけバッグとして使用しました。飲み物や防寒具がちょうど収まる大きさなので、アタックザックとしても使えるのが便利です。

 また、ザックのストラップ類がすっきり収まるので、稜線上の風の強いところでも、余ったストラップが風になびかない点もストレスがなくてよかったです。


雨蓋、フロントジッパーポケットなどの容量が多く、収納しやすい。
サイドポケットやボトムジッパーアクセスなども便利。
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 リアクティブサスペンションについては、ストックを使う際、片腕を出した時にスムーズにショルダーベルトが動きました。初めは不思議な感じがしましたが、次第にその動きが心地よくなっていきました。

 大雪渓などの登りのあるところでは、体の動きにザックが付いてくるのを感じ、ストレスなく登ることができました。

 ただ、ショルダーベルトの長さを合わせようと、背負った状態でベルトを左右同時に引っ張ると、左右が繋がっているため片方だけしか引っ張れないことがありました。引っ張る方向だとか、力加減の関係もあるのかなとも思ったりしました。

 雨蓋の容量が多く、サングラス、ゴーグル、行動食、財布、携帯、カメラが無理せずに入りました。また、L字に開くので大きく開き取り出しやすく、全面が開くわけではないので中のものが落ちにくく、使いやすかったです。

 フロントジッパーポケットは、ある程度の容量と仕切りがあるので収納もしやすいです。大きく開くので、手袋やヘッドランプ、トイレットペーパーなど、必要な時にすぐに取り出すことができました。

 クイックシンチ・サイドポケットは簡単に開閉ができるので、ザックを下さずに背負ったままで、ボトルの出し入れが簡単に行えます。ボトムジッパーアクセスのおかげでザックのボトムから中にアクセスできるので、防寒具などを出し入れするのにちょうど便利でした。

 エリクサー45は山小屋泊、春~秋のテント泊に適していると思います。テント泊の装備一式を入れてみたら、ぴったりの大きさだったので、これからの使用頻度が高くなりそうです。

           

● Check Point
  • 鎖場や岩場などで腕を大きく動かす時もリアクティブサスペンションでスムーズ。
  • 通気性がほどよく、自立するタイプで容量も大きいので使いやすい。
  • フロントジッパーやボトムジッパーが大きく、荷物を出し入れしやすい。
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