ファイントラック ダウンでも、化繊綿でもない、新しい選択肢 ポリゴン 4 ジャケット
モニターレポート01
雪の十勝岳でスキーのはずが、雨でびしょぬれに。
水を抱きにくく、コールドスポットがないポリゴン4ジャケットの性能を実感。
天津♡岡根(30代男性、登山歴5年)  登った山域:十勝連峰・オプタテシケ山(1泊2日、テント泊)
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ポリゴン4ジャケットは濡れてもじんわり暖かい。
着たまま乾かしてもよく乾くほど乾燥が早い。

 11月22・23日に、十勝連峰・オプタテシケ山に行きました。雪の十勝岳・オプタテシケを登るつもりでスキーをはいて行ったのですが雨になりました。山の上ならば降っても雪だろうとタカをくくってカッパを持っていかなかったんですが、半日、普通に雨…。ここでポリゴン4ジャケットをカッパ代わりに着たところ、その性能を遺憾なく発揮・実感することになりました。雨の降りはじめは撥水していましたが、本降りになったら当然中にも染みてきます。しかしそんな状況でも暖かさをキープしていて、「暑い」まではいかないけど「寒い」でもない、「じんわり暖かい」といった感じでした。

 幕営予定地に着いてテントを建てていると、雨は雷雨に、雷雨はやがてみぞれに代わり、いよいよな天気になってきました。テントに潜り込み、ジャケットの水を絞ったところ「濡れている」から「やや湿っている」というレベルまで一気に水が抜けました。あとはテント内で食べたり飲んだり、暑くなったらリンクベントを開けて調節するなどして、着乾かしました。寝袋に入ろうかなという頃にはもうあらかた乾いていて、就寝。翌朝には完全に乾いていました。

 結局タイムアップで山頂へは辿りつけず、笹薮をスキーで転がりながら撤退。途中シールが壊れるだのなんだのありましたが、冷や汗や脂汗にもポリゴン4ジャケットは有効でした。


     


縫い目が少なく、中身がシート状なので、暖かさが抜けない。
濡れを気にしなくていいので、沢登りにも最適。

 山行中雨に降られびしょ濡れになりましたが、水の抜けが非常によく驚きました。歩行中、ビブの股間の辺りだけが異様に濡れていて、なんでだろうと思ったら、水がファスナーの開具の辺りに集まっていたためでした。前傾気味の姿勢で歩いていたので、ジャケット内の水分が前側下部に流れてきたわけですね。溜まった水は、軽く絞ったら綺麗さっぱり抜けました。

 ゴアのカッパを着て滝の水を浴びた時に似ているように思います。いったんはびしょ濡れになりますが、カッパ自体はほぼ保水しないので、水はカッパの袖や中を流れてあらかた出ていく。それの保温着版といった感じです。売り文句の「水を抱きにくい」というのは強く実感しました。「濡れても乾く」というより「水はあらかた流れ出る(ので結果的にさほど濡れていない)」という印象です。

 ポリゴン4ジャケットは重さ・大きさは、薄手のインナーダウンジャケットより若干重い・大きいくらいでしょうか。フリースよりは遙かに小さいです。冬は上着の予備を持ちますが、3シーズンならば迷うことなくポリゴン4ジャケット一枚です。普段ダウンジャケットを着る際はインナーとして着て、上にカッパなどを一枚羽織って、コールドスポットから風が通るのを防ぐようにしているんですが、ポリゴン4ジャケットは縫い目が少なく、中身がシート状のせいか、風に吹かれても温度が逃げていく感じが少ないですね。

 これまではダウンとフリースを中間保温着に使っていました。ダウンは濡れたら全面的にアウトですし、フリースもダウンよりは濡れに強いとはいえ、ガッツリ濡れたら保温性はだいぶ落ちます。行動終了後に火も併用して着乾かさなくてはならなくなるので、いずれも濡れる状況では極力着ないようにしていました。ダウンはテン場でのみ使用、濡れものを着替えるか乾かしてから着る。

 フリースは動いて汗が流れるうちはできるだけ着ないで温存し、汗をかかないぐらい低気温で、風が吹いている場合に着用、といった具合です。ポリゴン4ジャケットは、そういった濡れに関する気づかいは無用なので、気が楽でいいですね。濡れても暖かく、また乾きも早いので、雨が降ろうが汗をかこうが積極的に着られます。

 私はとてつもなく汗かきで、体温に合わせて脱いだり着たりが面倒なのでもういっそ寒くても着ない、というとても薄着のレイヤリングが基本だったのですが、汗濡れを気にしなくていいポリゴン4ジャケットであれば、安心して寒々しい格好とおさらばできます。

 もう次の山行から全般着ていこうと思っていますが、特に挙げるとすれば来夏、沢で着るのが楽しみです。ポリゴン4ジャケットは、沢登り、特に泳ぎなど水に積極的に入ってずぶ濡れになる沢に適していると感じました。濡れを気にしなくていいので、水から上がったらすぐに着て体温を回復できます。

 それからマルチピッチのクライミングのような、暑い(登り)・寒い(ビレイ中)を繰り返すような場面にも向くと思います。動くと汗をかいて濡れるけど、かといって脱いだら寒くなってすぐまた着なければならなくなるような時に、着っぱなしでいられるのがいいですね。


     


● Check Point
  • 強い雨で染みても、じんわりした暖かさをキープ。
  • 濡れても水を絞れば一気に抜けるほど、水を抱きにくい。
  • 脱ぎ着をしなくても体温調節がしやすいので、汗かきで面倒くさがりの人にもおすすめ。
モニターレポート02
ずっと着ていて汗をかいても不快感がなく、汗冷えのブルブル感がない。
驚くほど軽いが、着ているうちに体になじんでいく。
さとひと(40代女性、登山歴9年)  登った山域:立山(2泊3日、山小屋泊)
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驚くほど汗をかいても、寒さや冷たさによる不快さを感じない。
汗をかいた後も、冷えが来ず、暖かさが続く。

 11月22~24日に、夫と、北海道、大阪、広島からの山仲間3名とで立山に行ってきました。室堂から雷鳥荘まで移動。人気がなく、滑られた跡がなるべくない名もない斜面をスノーボードを背負ってバックカントリー。滑走&ハイクアップの繰り返し。歩行時間は約5時間でした。

 ポリゴン4ジャケットが手元に届き、家で着たときは、「こんなにかさかさうるさくて、大丈夫なの?」と思うと同時に「軽い、なんだか半纏みたい!」が第一印象でした。実際山で着てみると、特に音は気にならず、着れば着るほど自分になじんでいくような感じでした。今回の立山はせっかくジャケットをいただいたのに気温が高く、スペックオーバー気味であったことが、残念でした。もっと気温が低ければ、このジャケットのよさを確実にたくさん発見できたように思います。

 幸い雨や雪が降らなかったため、登りの際はシェルを着るのをやめ、ミドルレイヤーの上にジャケットを着用しました。滑走する際は、暑すぎない場合はジャケットの上にシェルを着ました。

 初日の快晴の日は、ハイクアップ時、自分でも驚くほどたっぷり汗をかきましたが、このジャケットのおかげで寒い思いや、冷たくて不快な思いをすることがなく、「これはすごい」と思いました。2日目は気温-1℃で前日より寒く感じました。3日目は天気が下り坂で気温-3℃くらいでしょうか。今回、寒くなくてもずっと着続けてハイクアップしてみました。汗をたっぷりかきましたが、冷えたときに出るブルブルがなく、いつまでもほわんと暖かいのが驚きでした。とてもありがたかったです。

 風に吹かれてもその暖かい感覚はなくならず、寒い思いをすることは全くありませんでした。ジャケットを脱いでみると、インナーの一部がびっしょり濡れるほど汗をかいていましたが、ジャケットに影響はなく、さらっと感が続きました。


     


保温力が高いので、背中だけでなく、身体全体が暖かい。
暑い時、リンクベントが便利。

 ポリゴン4ジャケットは風で飛んでいってしまうのではないかと思うほど、軽いと感じました。収納はスタッフバッグいっぱいいっぱいで、みっちりしてしまいます。それが私の容量の小さいザックには大きいと感じました。でもこの手のジャケットとしては小さいほうだと思いました(今まで使っていたものと比べて)。

 今回の立山はあまり寒くなかったため、ポリゴン4ジャケットを着ると暑く感じるほど。-10℃の北海道の山などで着てみたいと思いました。いつも他のジャケットだと背中だけが暖かくて他のパーツが寒いと思うことがありますが、ポリゴン4ジャケットは、身体が全体的に温かく、保温力が高いと感じました。

 また、これまでの中間保温着と比べて、汗濡れに強いと感じました。そのため、多少暑くてもそのまま着続けて気持ち悪くないのがとてもよいです。他だと汗がジャケットにうつった途端、なんとなく不快、後ほどくる部分的な冷えに少し耐えることが必要でしたが、今回は全くそんな心配が必要ありませんでした。

 私の持っているジャケットには全くないものだったので、暑く感じたら、まず「リンクベント」を全開しました。とてもよいと思います。ひとつ残念なのはシルエットです。仲間からも「製品はよさそうだけれども、シルエットが太って見える」と少々不評でした。

 ポリゴン4ジャケットは、厳冬期の北海道バックカントリー(羊蹄山、富良野岳、十勝岳、旭岳など)厳冬期の八ヶ岳 アルパイン&アイスクライミングに適していそうです。寒い気候の際、登りで汗をかく山行にはぜひ使いたいです。特に厳冬期であれば、ずっと着っぱなしでも「リンクベント」で汗をコントロールできると思われます。

 また、山頂では寒さを感じることなく、次の行動、例えばバックカントリーであれば板の準備、アルパインであれば、ロープの回収などができると思われます。コンディションの悪い日はもちろん、快晴で温かい日も気温が低いとき特に使いたいです。また雪が解けて濡れた時、どういったことになるのか、試してみたいと思います。


     


● Check Point
  • 大量の汗をかいて冷えた後も、ほわんと暖かい。
  • 風で飛びそうなほど軽くて、着るほどに体になじんでいく感じ。
  • 暑い時にリンクベントで調節できるのがよい。


モニターレポート03
濡れに強く、強風の中でも暖かさを保つ。
保温効果とベンチレーションの容易さは晩秋のクライミングに最適。
岡村 聡(40代男性、登山歴15年)  登った山域:滋賀県比良山・武奈ヶ岳(日帰り)
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優れた保温効果と容易なベンチレーションで体温調整がしやすい。
強い雨でも中まで浸透せず、すぐに乾く

 木枯らし1号が吹き、氷ノ山や大山も初冠雪を記録した11月15日、ポリゴン4ジャケットのモニターと、紅葉、冬下見も兼ねて比良山最高峰の武奈ヶ岳へ行きました。コースは、御殿山コースと呼ばれる御殿山経由、西南陵、武奈ヶ岳山頂、下山は八雲ヶ原、北比良峠、金糞峠、南比良峠、大橋、牛コバ、明王院。

 登山口の坊村駐車場7時半到着、8時明王院横から入山開始。登り始めは約30分の急坂、5℃と肌寒かったのですが、15分で体全体がポカポカしてきて首筋にうっすら汗が出てきたので、フロントジッパーを胸あたりまで降ろし、リンクベントを全開にして行動すると内部に外気の通り道ができて汗をかくことなく終始行動できました。

 リンクベントのジッパーが上下にあり、ベント部分の大きさを変えることで細かな調整が可能であると感じました。それだけ優れた保温効率であり、ベンチレーションが容易に行え、常に快適に行動できると感じました。急坂が終わり少し寒くなれば、リンクベントを絞る、また、脇と下の2箇所を開けるなど細かなベントが可能です。

 9時50分武奈ヶ岳に到着しました。風もあり気温は4℃、すべてのジッパーを閉じ保温すると、防風性の高さを実感しました。1時間弱で山頂に滞在しましたが、寒さは全く感じなかったです。10時40分、下山は運動量も減るため保温モードで八雲ヶ原方面へ下山開始。気温も最高で10℃まで上がりましたが、リンクベントのおかげで終始快適に行動できました。

 11時半北比良峠、12時金糞峠、12時半南比良峠、ここで雨が降りだし、レインウェアを着た方がよいぐらいの強さで1時間弱降りましたが、表面はある程度水を弾き、表面を浸透しても内部を濡らすことなく、雨が止んだ後にはすぐに乾いていました。南比良峠から大橋、牛コバと歩き、14時15分に明王院に到着。無事下山できたことを賽銭で感謝しました。


     


他の保温着と比べて、肩から腕先に寒さを感じない。
稜線で強い風に吹かれても寒さを感じないほど防風性が高い。

 ポリゴン4ジャケットは着ていることを感じないほどの軽さ。収納についても他の保温着より小さく、付属の収容袋に余裕があり使用しやすく、小さめの袋に圧縮して入れたらもっとコンパクトにできると思います。

 他の保温着ではどうしても肩から腕先に寒さを感じるのですが、ポリゴン4ジャケットは全く寒さを感じませんでした。また、稜線に出たときかなり強い風が吹いていましたが、これも全く寒さは感じず防風性の高さを実感しました。下山途中に小雨が降り出し、レインウェアを着るぐらいの少し強めに降った時間帯があったのですが、ある程度は表面で水を弾き、浸透しても内部のインナーを濡らすことなく、雨が止んだ後は短時間で乾いていました。謳い文句どおり濡れに強いことを実感しました。

 これまでの中間保温着との一番の違いは濡れに強く、小雨が降ったり止んだりの微妙な天候時にそのまま行動可能であるところです。よって、中間保温着に使用することはもちろんですが、色々なシチュエーションでアウターとして使用することもできると感じました。

 濡れに強いことを考えると、秋のアウターはもちろん、冬山のインナー、沢での保温着として重宝すると思います。体温調整が容易なことを考えると静と動を繰り返すクライミングに適していると感じました。一番使用してみたいのが、晩秋のクライミングで、静と動の繰り返しで、この体温調整の容易さはきっと重宝すると思います。ヘルメット対応フードを付けて、ハーネスのギアループ干渉を無くすため、数センチ丈を短くしたフーディータイプが発売されればきっと購入すると思います。


     


● Check Point
  • 保温効果に優れている一方、ベンチレーションが簡単で、体温調節がしやすい。
  • 着ていることを感じないほどの軽さで、収納もコンパクト。
  • 濡れに強く、小雨が降ったり止んだりの微妙な天候時にそのまま行動できる。


モニターレポート04
濡れたウェアを着乾かす時に着ても、蒸れがなく暖かい。
レインウェアの下に着たり、寝るときに着たり、幅広く活用できそう。
田中沙織(20代女性、登山歴2年)  登った山域:OMM JAPAN RACE(東伊豆町)(1泊2日、テント泊)
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濡れたウェアを着乾かすためにポリゴン4ジャケットを着ると蒸れずに乾かせた。
縫い目から冷気が入ってくることもない。

 11月29日~30日、「OMM JAPAN RACE」という山岳アドベンチャーレースに参加してきました。この大会は広大な自然と真正面から対峙しながら、自分の体力、走力、極限の精神状態と向き合いながら、2日間にわたり繰り広げられるダイナミックな「マウンテンレース」です。今回は東伊豆町で行われ、アジアでは初めての開催となりました。

 レース前日の夜から雨が降り始めていて、当日の朝も雨でした。 1日目、雨が降っていてそれほど寒さを感じなかったのでレインウェアを着てスタートしました。自分たちでフラッグまでのルートをナビゲーションしながら進んでいくので藪漕ぎは必須でした。レース中盤からスコールのような雨が降ったり止んだりの繰り返しで体の末端から冷え始めました。1度冷え始めた体はなかなか暖かくならず、断続的に降る雨の中でポリゴン4ジャケットを着ることもできませんでした。

 競技が終わるころには天気が回復してきて、テントサイトでは雨は降っていなかったため、ポリゴン4ジャケットを着用しました。着用した目的は保温着としての他に汗や雨で濡れたウェアを体温で乾かすためでした。体温で乾かすということは乾くときに蒸れたりして不快な感じになるかと思っていましたが、蒸れて気持ち悪いということはなく暖かかったです。

 冷気が縫い目から入ってくるようなこともありません。また、寝る頃には濡れたウェアも体温で乾かすことができたので、次の日には乾いたウェアでレースに出られました。2日目、朝は肌寒くテントの中で朝食を食べ、外での活動の際にポリゴン4ジャケットを着用しました。

天気がよく競技が始まってから体が暖まるまでジャケットを着用していましたが、日差しが当たるとすぐ暖まって脱ぎました。 2日目はコンパス直進メインのナビゲーションとなり、無事、フィニッシュすることができました。


     


優しく体を包み込むような着心地がよい。
雨にぬれても撥水し、後の手入れはタオルでふくだけで十分。

 私が持っているダウンとポリゴン4ジャケットを収納して比べたんですが、ポリゴン4ジャケットは大きかったです。出来るだけコンパクトにしようと思い、つぶしたんですが難しかったです。軽さについては着ているのを忘れるくらいで、ふわっと体を包んでくれるような着心地です。

 1日目は大雨すぎてポリゴン4を着ることができなかったんですが、日常で雨の時に着た時の感想を書きます。まだ新しいものだからなのか雨に濡れても撥水し中まで冷たくなることはなかったですし、脱ぐときはタオルで拭くだけで十分でした。今後、どの程度の雨なら大丈夫なのか実験したいと思っています。

 これまでの中間保温着だと、「水に弱く濡れたら保温性は全くなし。体が完全に冷え切ってる時には体の温まりが早い。縫い目のところから冷気を感じる」ということがありました。ポリゴン4ジャケットでは、「水もよく弾く。体がある程度発熱していれば温かいが、完全に冷え切っている状態だと温まるのに時間がかかる。優しく体を包み込んでくれる感じが心地よい。縫い目からの冷気をほとんど感じない」という違いがありました。

 ポリゴン4ジャケットを着ていて体が温まってきて行動中で脱げない時にリンクベントを開けて行動していたんですが、なかなか熱気が出て行かなくて蒸れてしまうことがありました。 ゆっくりな登山では有効なのかと思いますが、スピードハイクになってしまうと蒸れが生じるのではないかと思います。

 ポリゴン4ジャケットは強風の時や小雨~しとしと雨の時には有効だと感じました。これからもっと寒くなってくるので保温性をもっと試してみたいと思います。夏山では暑いと思うので秋・冬・春先で使いたいと思います。雨や雪が降っていて寒い時にレインウェアの下に着たらもっと快適で楽しい山歩きができるのではないかと考えています。また、寝るときに寒い時はポリゴン4ジャケットを着てシュラフに入ると快適に寝られそうです。


● Check Point
  • ポリゴン4ジャケットで保温して中間着を着乾かすことができる。
  • 着ているのを忘れるくらいで、ふわっと体を包んでくれるような着心地。
  • 雨に濡れても撥水し、中まで冷たくなることはない。


モニターレポート05
その保温力、濡れに対する強さで、冬期縦走に向いている。
妻の分も自腹で買うほど、満足の性能。
zaki(40代男性、登山歴1.5年)  登った山域:常念岳一の沢ルート(日帰り)
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湿っていても温かいので、縦走時には強い味方になりそう。
アウターにも着れるので、レイヤリングの調節がしやすい。

 11月16日 常念岳一の沢ルートに行きました。歩行時間 約9時間でした。概ね快晴、常念小屋より上はガス。気温 山頂-10℃くらいでした。

 ポリゴン4ジャケットの第一印象は「でかい」というものでした。収納力をうたっていたのでもっと小さいかと思いましたが、例えばテン泊のアルパインにこのサイズは厳しいという感じ。あと丸めた時にそれ以上小さくならないのでスタッフサックからの出し入れが若干面倒。

 よい点はやはり湿っていても温かいこと。日帰り山行なのでそこまで大きなメリットではなかったのですが、縦走時には強い味方になりそう。またダウンと違ってアウターとしてもそれなりに着られるのでレイヤリングの調整がしやすいかもしれないのと、幕営時にはこれを羽織っていればOKかもと感じました。シルエットは若干太めなので、ハーネスなどとの相性はそこまでよくはないと思います。


     


コールドスポットがなく、乾きが早い。
長距離の縦走にはダウンよりも安心感がある。

 ポリゴン4ジャケットは同程度の保温力のダウンよりは収納力は低いと思いました。羽毛ではなく化繊のため畳んだ以上には小さくならない。重さはダウンと同程度。おおむね全体的に暖かくコールドスポットなどは感じませんでした。水を抱きにくいという印象はなかったのですが、乾きが早い、また湿っていても温かいというのは実感しました。汗抜けがよいわけではないが汗抜けしなくても温かいという感じです。

 惜しむらくは、今回ポリゴン4ジャケットに最適な山行が天気的に組めなかったことです。日帰りや一泊では濡れに強いという最大の特長の恩恵を感じづらいと思いました。また、スピード重視でザックが小さいアルパインにはあまり向かないかもしれません。

 ただ、ザックの容量的に余裕があるならビバーク装備としてもよいと思います。アルパインのような登攀が出てくる山行には向かないと思いますが、冬季で長距離を数日かけて縦走するときはダウンよりも安心感があります。

 荷物がある程度多い前提の山行で、万一濡らしてしまっても保温力を感じられるというのはかなり大きなメリットになると思います。ものすごく小さくなるわけではないので、歩きメインの冬季縦走にかなりフォーカスしたモデルのように感じました。

 モニターの割にあまり絶賛していないかもしれませんが、実は妻の分を自腹で買うくらいには気に入っています。今後も状況によって使用していくつもりです。


     


● Check Point
  • 全体に暖かく、コールドスポットがない。
  • 乾きが早い、湿っていても暖かいことを実感。
  • 保温力が高いので、ビバーグ装備としても使えそう。
モニター募集商品

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ポリゴン 4 ジャケット Women’s

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