沢沿いに歩くコース。この沢は案内川の支流で、「前の沢」という名前がついている。案内川はやがては浅川となり、多摩川となっていくことから、この沢は多摩川の源流のひとつともいえる。

高尾山ケーブルカー清滝駅の左手奥に続く舗装路を歩き、東京高尾病院への道を右に折れる。川沿いの道を進めば、やがて対岸に岩屋大師が見え、琵琶滝コース分岐に着く。分岐を左に、滝の音に送られるようにして沢の上流に向かって進んでいく。

夏になるとタマアジサイの花も咲く道を行けば、やがて大山橋を渡る。沢の源頭近くで飛び石伝いに沢を渡ると、急な山道となって、ひと登りすると５号路に合流する。