「山のインスタ映え」大集合! 7人のインスタグラマーが撮る、美しき雪山

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多くの登山者が活用する写真共有アプリ「インスタグラム」。今回は、7人のインスタグラマーが美しい雪山で撮りおろした写真をいくつかご紹介。山ヤだから撮れる、インスタ映えな山の風景、ここにあり!

文=編集部

 

いよいよ日本列島にも寒波が襲来し、雪山シーズンが到来した。今回は、人気インスタグラマーの方々が撮った雪山の美しい写真をご紹介。あなたも雪山に登りたくなること間違いなしだ。

taskyさん plus9_mt  plis9_film

【登山歴】7年(雪山登山歴7年)
【雪山登山頻度】ほぼ毎週末
【よく行く雪山】白馬エリア、黒姫山、妙高山、谷川岳など

山関連、フィルム写真専用、インテリア専用など様々なアカウントを使いこなし、多趣味で感性の高さがうかがえるtaskyさん。冬季は白馬エリアや黒姫山などでバックカントリーを楽しむことが多いという。愛機は富士フイルムX-H1、オリンパスOM-1

八方尾根を滑り降りる友人を撮影。「静止画ながら動きのある1枚になりました」

谷川岳の天神尾根にて。急斜面を登る人々は真横から写し取った

 

Konoさん tai_kon

【登山歴】8年(雪山登山歴4年)
【雪山登山頻度】毎週末
【よく行く雪山】穂高岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、谷川岳など

長野県在住のKonoさんは、愛用カメラのニコンD750と一緒に毎週末北アルプスを中心に山へ入る。冬山は、雪の美しさが際立つ厳冬期がもっともお気に入り。白一色の世界に朝日が色を添える瞬間など、光がもたらす感動を写真に収めている。

光芒により、雪の結晶が柱のように見える「サンピラー」。霧ヶ峰にて。

甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根にて撮影した、真っ赤に染まるシュカブラ

 

kumiruさん kumiru

【登山歴】3年(雪山登山歴2年)
【雪山登山頻度】月2~3回
【よく行く雪山】八ヶ岳、唐松岳、谷川岳、西穂独標など

初めての雪山は筑波山、次は八ヶ岳の天狗岳とステップを踏み、過去2シーズンで14座に登頂したというkumiruさん。そこで目にした白い山肌と澄み渡る青空のコントラストに心を動かされ、シャッターを切っているという。本業は美容系の仕事で、山にマッチしたセンスあふれるヘアスタイルやファッションも人気。

写真につけたキャプションは「ぽつん」。広々とした雪原がたまらない

ヒマラヤのような雰囲気すら漂わせる、武尊山から見た剣ヶ峰山

 

mayさん may.yamay

【登山歴】10年(雪山登山歴8年)
【雪山登山頻度】月2~3回
【よく行く雪山】霧島山、九重山、高千穂峰、宮之浦岳

鹿児島県在住のmayさんのインスタには、静けさに包まれた九州の雪山が登場する。さっとスマートフォンを取り出し撮影したものばかりで、そこに気負いはまったくない。風景だけを切り取ることが多く、広がりを強調するため、画角は横長に。

九重山の主峰、久住山にて。御池が凍りつつも深藍色をたたえる

八ヶ岳で「写ルンです」に初挑戦。「シラビソ林の中、足元にやわらかな光が注いで。心に響きました」

 

いのみんさん lalatxm

【登山歴】4年(雪山登山歴4年)
【雪山登山頻度】月3~5回
【よく行く雪山】木曽駒ケ岳、鈴鹿山脈、赤岳、唐松岳

登山を始め、「心を揺さぶる絶景があることを知った」といういのみんさん。冬も山に通うべく、雪山講習を受講。以来、四季折々に氷上が異なる山をファインダー越しに見つめてきた。涸沢では穂高の峰々を染める朝焼けが有名だが、その時彼女を魅了したのは反対側の光景…情念山脈を背に浮き立つ雲とオレンジ色の光だった。「自分の感覚を大切にし続けたい」という。

涸沢のテント場で迎えた朝。常念山脈側を写したお気に入りすぎる一枚。

上高地では大正池が見事なまでの水鏡に。神々しい一枚だ

 

ヤマガスキナダケさん yamagasukinadake

【登山歴】6年(雪山登山歴5年)
【雪山登山頻度】1シーズン5~6回
【よく行く雪山】御在所岳、蓬莱山、京都・北山、比良山地

京都府で妻と長男と暮らすヤマガスキナダケさん。写真だけだなく、きのこを擬人化したユニークなイラストで山行記録を綴り、話題に。年間を通じ、出かけるのはもっぱら日帰りで行ける低山で、山頂にこだわらず自然のなかにいる時間そのものを満喫している。

夫婦と友人のエリンギさんで琵琶湖を望む低山へ。10枚にまとめた雪山ルポは読み応えがある

4年前のイラスト日記。新雪に覆われた比良山地などで稜線歩き

 

ピヨさん tomichiyo3

【登山歴】8年(雪山登山歴6年)
【雪山登山頻度】月2回
【よく行く雪山】伊吹山、入笠山、高見山など

夫、中学1年生の長女、小学5年生の次女、小学4年生の長男とともに日本百名山制覇に向け、全国に赴くピヨさん一家。間ノ岳を残し、すでに99の頂に立っている。山を始めたのは家族同時。長男がきっかけで、そこから子どもたちの「もっと登りたい!」を叶えるために8年を過ごしてきたという。

長男のリクエストで、2年前の誕生日は日光白根山で迎えた。初めてラッセルを経験したそう

火打山にて。おそろいのコーデが評判

 

現在発売中のワンダーフォーゲル12月号の特集は、「映える!行ける!美しき雪山」。スノーモンスターや霧氷などの絶景を無理せず、背伸びせず楽しむための特集となっている。買い求めはお近くの書店や登山ショップか、下記リンクから。

 

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特集は、「アルプス名ルート 100」。
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