小物だからと侮るなかれ。レイヤリングの弱点を補う冬季登山の強い味方「リストウォーマー」に注目!

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「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「リストウォーマー」です。

「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアックし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「リストウォーマー」です。

写真=中村英史、文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)

写真=中村英史
文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)


登山の強い味方「リストウォーマー」


効率よく体を温めるには、首、手首、足首の3つの首を温める、というのは有名な話。皮膚表面の近くに太い血管が通っているというのが理由らしいが、同時にその3カ所は衣類の継ぎ目であり、肌が露出しやすい部分でもある。今回はそのなかでも手首の保温小物を紹介する。容易に着脱でき、幅広い気温で活躍。ちょっとずらせばアームウォーマーにもなる、便利なアイテムだ。


MOUNTAIN EQUIPMENTの「イクリプス・リスト・ウォーマー」は、薄手のベースレイヤーのような肌触り。イタリアの繊維メーカー、ポンテトルト社が開発した、ストレッチ性と摩擦剛性に優れた高機能素材を使用している。肌面がワッフル構造になっており、保温力を維持しながらも通気性は抜群。吸い付くような密着感がありながら、動きを妨げない生地は、走る、よじ登るといった、寒冷期のハードなシーンでも重宝するだろう。

MOUNTAIN EQUIPMENTの「イクリプス・リスト・ウォーマー」

MOUNTAIN EQUIPMENTの「イクリプス・リスト・ウォーマー」

MOUNTAIN EQUIPMENT イクリプス・リスト・ウォーマー
肘の近くまで覆うことができ、薄手なのでウェアと干渉することはない。末端にはシリコンの滑り止めがある。
価格=4,180円(税込) サイズ=M、L 重量=30g(L)
商品リンク:https://www.mountain-equipment.jp/product/48417/
お問い合わせ先:双進 https://sohshin.net/
MOUNTAIN EQUIPMENT イクリプス・リスト・ウォーマー
肘の近くまで覆うことができ、薄手なのでウェアと干渉することはない。末端にはシリコンの滑り止めがある。

価格
4,180円(税込)
サイズ
M、L
重量
30g(L)
商品リンク
https://www.mountain-equipment.jp/product/48417/
お問合せ
双進
https://sohshin.net/

HOUDINIの「パワー リスト ゲイター」は、最先端繊維メーカー、ポーラテック社が開発するフリース生地のなかで、最も伸縮性が高いものを採用。表面はサラッと低摩擦な一方で、肌面はぎっしり起毛に覆われた2層構造となっている。高密度な起毛で風を通しにくく、かつ長時間着けていても蒸れない。まるで毛布にくるまれているかのような肉厚な着け心地がクセになる。豊富なカラーもうれしいポイントだ。

HOUDINIの「パワー リスト ゲイター」

HOUDINIの「パワー リスト ゲイター」

HOUDINI パワー リスト ゲイター
防風性に優れた高密度な生地は少々の雨雪なら弾く。見た目もシンプルなので、普段使いでも違和感ない。
価格=3,850円(税込) サイズ=S、M、L 重量=23g(M) カラー=レッドイリュージョンなど4色 
商品リンク:https://www.fullmarksstore.jp/item/1303281540.html
お問い合わせ先:フル マークス https://www.full-marks.com/
HOUDINI パワー リスト ゲイター
防風性に優れた高密度な生地は少々の雨雪なら弾く。見た目もシンプルなので、普段使いでも違和感ない。

価格
3,850円(税込)
サイズ
S、M、L
重量
23g(M)
商品リンク
https://www.fullmarksstore.jp/item/1303281540.html
お問合せ
双進
https://www.full-marks.com/

山と溪谷2021年12月号より転載)

プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

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イマコレ by 『山と溪谷』編集部

『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というアイテムを紹介。注目のポイントにクローズアップします。

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