クライミング道具の困りごとにも「ジップロック」が便利
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文=小川郁代、イラスト=ヤマサキミノリ
Report24 クライミング道具の困りごとにも「ジップロック」が便利
こんにちは。食欲の秋を満喫しすぎて、少し体重オーバー気味の六郎です。
おいしく食べてたくさん登るがモットーなのですが、あまり重くなるときつくなるので、うまくコントロールしないといけませんよね。
ここ数年、僕は山に行かない休日や平日の仕事が終わった後に、登山のテクニック向上にも役立つだろうと、研究所の近くにあるクライミングジムに通っています。
日ごろから少しずつ続けていると、手足の使い方や体の動かし方などが身について、岩稜コースでも安心して動けるようになった気がします。
ジムで知り合った友人と、時々外の岩場に一緒に出かけることもあります。クライミングでもいろいろと「ジップロック」を使う機会は多いので、今日は、先日みんなとクライミングに行ったときの様子をご紹介しようと思います。
今回はロープを使って岩を登る「ルートクライミング」に行きました。ルートクライミングには、クライミングシューズやハーネスのほかにも、ロープやヌンチャク、スリングやビレイデバイスなど、専用の道具がたくさん必要です。
チョークの保管には「スクリューロック」
クライミングには欠かせない「チョーク」。手につける滑り止めで、粉や液体など色々なタイプがあるのですが、僕は粉のタイプを「チョークボール」という、小さな袋に詰めて、それを「チョークバッグ」に入れて、腰に下げて使っています。
登っている間に何度も使うので、結構な量がすぐになくなるんですよね。 僕のチョークボールは詰めかえができるタイプなので、チョークは大袋で買って「ジップロックコンテナー」に入れて保管しています。
もともとの袋にもジッパーがついていてそのまま保管することもできるのですが、使っているうちにチョークの粉がジッパーの隙間にたまって、しっかりと閉じられなくなってしまうことがあります。
その点「スクリューロック」ならそんな心配は不要。残りの量もひと目でわかって、さて詰め替えようとしたらストックが無かった! などということもありません。 やっぱり粉ものには「スクリューロック」が便利です。
チョークバッグの持ち歩きには「ジップロック コンテナー」がおすすめ
僕の使っているチョークバッグは、一番ポピュラーな形のもので、使わないときは中のチョークがこぼれないように、口の部分を絞っておくことができます。
ところが完全に閉じられるわけではないので、そのままバッグパックに放り込むわけには行かず、必ず何か入れ物に入れて持ち運ばなければなりません。
周りのみんなは「フリーザーバッグ」などのバッグ類に入れている人がほとんど。 でも実は、意外かもしれませんが、「ジップロック コンテナー」が断然おすすめなのです。
「フリーザーバッグ」のジッパーをしっかり閉じておけばチョークは外にこぼれません。しかし、荷物の中で押されると、「フリーザーバッグ」の中でチョークバッグが押され、口から粉が舞い上がってしまい、チョークバッグの外側やベルトに粉が付いてしまいます。
その点「ジップロック コンテナー」なら、チョークバッグそのものは押されないので、こぼれる粉を最小限に抑えられます。ワンタッチでしっかり閉じられて、バックパックの中を汚す心配もありません。
シューズは「イージージッパー」に乾燥剤と一緒に入れる
クライミングシューズって、湿気やニオイが気になるんですよね。シューズを脱いだら、すぐに靴用の乾燥剤や脱臭剤と一緒に、「ジップロック」に入れておきましょう。
通気性のいい布のバッグなどのほうがいいように思えますが、密閉した状態のほうが、乾燥剤の効果が発揮されます。
しっかりと乾燥させてから布などの袋に移しておけば、次に履くときも気持ちよく使えますね。開閉が簡単な「イージージッパー」が使いやすいです。
そのほかの道具も、収納には「ジップロック」が便利
ほかにも、こまごましたものを、それぞれに合った「ジップロック」を使って収納しています。ごちゃごちゃになりやすいスリング類は、長さごとにまとめて「イージージッパー」に――
テーピングは「ジップロック コンテナー」に入れておくと、取り出しやすく汚れも防げて便利。
そのほかのものも、ちょうどいいサイズを見つけて、バッグ類に分けて入れています。
細々した物を「ジップロック」で分類しておくと、場所を移動するときもすばやく片付けられて効率的です。土やチョークで汚れやすいので、大切なものは「ジップロック」に入れておきましょう。
ちなみに、僕のスマホはアウトドア用の保護ケースに入れた状態で「お手軽バッグSS」がぴったり。これならチョークで汚れた手で触っても気になりません。
この日は少し曇りがちでしたが、空気は乾燥していてクライミングにはとてもいいコンディションでした。成果はまずまずといったところ。目標にしていたルートはもう少しのところで登ることができませんでしたが、確かな手ごたえを得られました。
次回は必ず完登しますよ! いい結果がご報告できるのを楽しみにしていて下さい。
山ジップロック研究所
生活必需品的存在の「ジップロック」や、山でも強力な便利アイテムです。パッキング・料理など、山の様々な場面でジップロックを使ったアイデアを紹介していきます。