この秋の登山におすすめしたい、レイヤリングの幅を広げる進化系アイテム

一日の寒暖差が大きくなる秋から初冬の山では、ウェアのレイアリング術は特に重要だ。ただ、快適な体感温度は人によってさまざま。ここでは、細やかなレイヤリングを実現するため進化しているミレーのアイテムを紹介する。

写真＝小山幸彦（STUH）、文＝大関直樹

リリース直後から圧倒的な人気！ ワッフル加工ウールのベースレイヤー

創業から100年以上の歴史を持つミレーがリリースしたベースレイヤーが、発売直後から大反響を呼んでいる。その人気の秘密は、極細のメリノウールを70％含む生地と、サイドに縫い目のない筒状に編み上げた着心地のよさにある。想像以上の柔らかい肌触りに驚かされるはずだ。しかも表面に凹凸のあるワッフル起毛が施されているので通気性も高く、汗によるベタつきを感じにくい。また、背中や脇、口元などは編み方を変えることで、より一層の汗抜けと動きやすさを実現している。

このウェアの機能をさらにアップさせるのが、下記に紹介するアイテムとのレイヤリングだ。通気性を重視するならサーマルメッシュライナーを、風が強い稜線ではウインドプルーフ IN & OUT ジャケットを、それぞれ上に着ることでウェア内の温度や湿度をカスタマイズできる。極上の着心地と汎用性の高さを誇るワッフルウールシリーズは、一度袖をとおすと、きっと手放せないアイテムになるはずだ。

ミレー　ワッフルウールフーディ
価格：16,500円（税込）
サイズ：XS/S、M/L
重量：232g（M）
カラー：3色（OLIVE、HEATHER GREY、BLACK）

Waffle Wool SERIES 特設サイト
https://www.millet.jp/brand/feature/wafflewool/

◇ ３層ニットなのに高いストレッチ性があるプルオーバー

アウターとしてはもちろん、保温着としてインナーにもなる今シーズンリリースの防風ジャケット。生地は、汗をかいてもベタつきにくい3層構造のストレッチニットで、伸縮性が高いのが特徴だ。手足を使って登る岩稜帯でアクティブに動いても汗抜けがよく、ウェアがしなやかに追従してくれる。しかも、風だけでなく多少の雨も防いでくれるので、天気の変わりやすい秋から冬の山で重宝する。また、首回りは余裕のあるVネック仕様で、着脱しやすい構造なのがうれしい。収納についてもコンパクトに圧縮できるのでザックのポケットに入れておき、寒さを感じたらサッと取り出して着用できる。

ミレー　ウインドプルーフ IN & OUT ジャケット
価格：14,300円（税込）
サイズ：XXS～XL
重量：192g（M）
カラー：2色（BLACK、FIELD）
https://www.millet.jp/c/men/jacket/MIV01969

◇ 新発想から生まれた異次元の通気性を持つウェア

汗抜けと保温性を追求するため表生地と裏生地を取り去って、中綿をそのまま着るという発想から生まれた革新的なミッドレイヤー。オリジナル素材のメッシュ中綿は通気性抜群で、不快な汗蒸れに悩まされることがない。保温性に関しては薄手のシェルと組み合わせることで、空気をたっぷりと含んだメッシュ中綿によって驚くほどの暖かさを体感できる。

ミレー　サーマルメッシュライナー QD クルー
価格：14,300円（税込）
サイズ：XXS～XL
重量：160g（M）
カラー：1色（BLACK）
https://www.millet.jp/c/men/insulation/MIV01974

■お問い合わせ
ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン
TEL 03-6417-0492
http://www.millet.jp/