八幡平はちまんたい

百名山 花の百名山 東北百名山

八幡平

写真:石橋睦美  八幡沼の夏
 山頂は八幡平市の南西端に位置する。山名は坂上田村麻呂や八幡太郎義家の命名説が有力。別にミズゴケの堆積した軟らかい湿原を「やわた」と呼び習わし、後世それに当て字をしたとの説もある。
 オオシラビソの樹海の中にミツガシワの咲く池塘が点在する広大な湿原がこの山群の特徴である。湿原にはイワイチョウ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウが咲き、ワタスゲの綿毛が揺れる。高層湿原に固有な黒味を帯びたカオジロトンボもいる。
 この特異な風景を見渡せる展望台は山頂、源太森、茶臼岳である。盛土をしてある山頂にはバス停留所から舗装道をハイヒールでも30分で行ける。また、3つの展望台を結ぶコースは盛岡駅発八幡平頂上行のバスで松尾鉱山跡を通り茶臼口で下車し、登りだす。
 茶臼岳山頂からはオオシラビソの樹海と西側に熊沼が見える。その先は畚岳(もつこだけ)、右手が八幡平頂上だ。畚岳の左手には大深岳、三ツ石山、姥倉山、岩手山と、裏岩手縦走路が一望できる。その先の源太森からは八幡沼が見渡せる。このコースは山頂まで2時間30分。
 すぐ下の藤七温泉か、県境を越えて秋田の後生掛温泉に下れば温泉も楽しめる。
 2011年10月31日、東日本大震災による地殻変動で、これまでの標高から1m低くなったことが国土地理院から発表され、現在は1613mの山となっている。

DATA

山域: はちまんたい
都道府県: 岩手県
標高: 1,613m
2万5千図: 八幡平・茶臼岳

※ 八幡平の紹介文についての注意点

現在の周辺の雨雲を確認する

八幡平に行くモデルコース

登山口情報

  • 八幡平山頂 
  • 茶臼口 
  • 赤川林道 
  • 袰部沢林道 
  • 大深温泉 / 蒸ノ湯温泉登山口 

  • 【八幡平山頂】
    八幡平の山頂に近い登山口。岩手県側からは盛岡駅、秋田県側からは、田沢湖、鹿角花輪駅が起点。バスはいずれも1時間30分~2時間。1日1~3便なので、上手にプランを立てよう。
    遠方からの場合は、前夜に周辺の温泉宿に宿泊するプランを立てるとよいだろう。マイカーは東北自動車道松尾八幡平ICで降りる。

  • 【茶臼口】
    八幡平の登山口。登山口は八幡平アスピーテラインの茶臼口バス停近くの道路脇から続く。

  • 【赤川林道】
    茶臼岳の東、安比川上流部の八幡平・安比岳コースの登山口。国道282号から安比高原スキー場を左に見送って4kmほど先の分岐を左折する。赤川の砂防堰堤へ続く林道終点が登山口となる。
    安比岳コースの途中には野湯の元安比温泉がある。

  • 【袰部沢林道】
    八幡平を北側から登る登山道、草ノ湯コースの登山口。登山道中に、野湯の草ノ湯温泉がある。
    安比高原と兄畑を結ぶグリーンラインの道路から分岐する袰部沢林道を6.3kmほど進む。登山道は標高1150m付近にある地熱調査施設の上部から続く。

  • 【大深温泉 / 蒸ノ湯温泉登山口】
    八幡平を秋田側から登る、蒸ノ湯コース(大深コース)に利用する登山口。大深温泉・蒸ノ湯温泉ともに入湯施設がある。
    アクセスは田沢湖駅から羽後交通バス八幡平頂上行きバスで大深温泉入口(蒸ノ湯温泉の場合はふけの湯)下車。
    マイカーの場合は蒸ノ湯休憩所駐車場に駐車する。

周辺にある山小屋

  • 陵雲荘 
  • 茶臼山荘 

  • 【陵雲荘】
    無人小屋
    場所: 八幡平東八幡沼畔 盛岡バスセンター・盛岡駅からバス2時間、八幡平山頂下車、徒歩20分
    電話: 0195-74-2111
    FAX: 0195-74-2102
    営業期間: 通年(無人)

  • 【茶臼山荘】
    無人小屋
    場所: 八幡平茶臼岳肩
    電話: 0195-74-2111
    FAX: 0195-74-2102
    営業期間: 通年(無人)

八幡平に関連する登山記録

八幡平の近くの山

八幡平に関連する登山ツアー

18年08月01日(水) 関東 ・2日間 クラブツーリズム・あるく
<山旅会>『登山中級A 高山植物が咲く静かな山歩き 八幡平・裏岩手縦走』
18年08月01日(水) 北陸・信越・東海 ・3日間 クラブツーリズム・あるく
<登山初級B>『東北の名湯&名峰を愉しむ!日本百名山3日で3座登頂 岩木山・八甲田山・八幡平 3日間』
18年08月06日(月) 関東 ・3日間 クラブツーリズム・あるく
<ハイク初級>『桟敷席から見る青森ねぶた祭・五所川原・立倭武多・世界遺産白神山地 3日間』【東京出発】
18年08月17日(金) 関東 ・3日間 クラブツーリズム・あるく
<登山初級B>『北東北の日本百名山3座へ 八甲田山・岩木山・八幡平 ~青森の名湯・大鰐温泉郷に2連泊でゆったり~ 3日間』【東京・上野・大宮出発】
18年08月19日(日) 関東 ・7日間 クラブツーリズム・あるく
<ハイキング中級>『★1名1室同旅行代金★花と新緑に魅せられる東北と名湯の旅 みちのく 長期滞在の旅 7日間』【東京出発/上野・大宮途中乗車可】
18年08月19日(日) 北陸・信越・東海 ・7日間 クラブツーリズム・あるく
【1名1室同旅行代金】 『往復新幹線利用 白神・奥入瀬・八幡平・森吉山・秋田駒ケ岳 みちのく長期滞在ハイキング7日間』 <ハイキング初級>
18年08月25日(土) 関東 ・2日間 クラブツーリズム・あるく
<ハイク入門>『★1名1室同旅行代金でご案内★桟敷席付き「大曲・全国花火競技大会」と高山植物咲く八幡平 2日間』【東京出発/上野・大宮途中乗車可能】
18年09月09日(日) 関東 ・5日間 クラブアルプスの山旅
裏岩手縦走ロングトレイル

関連するツアーを探す

八幡平の関連書籍

  • 関連書籍
  • 関連書籍
  • 関連書籍
  • 関連書籍
  • 関連書籍
  • 関連書籍

[▲ページトップに戻る]

こんにちは、ゲストさん
◆東京の天気予報[山域を変更]
明日

晴時々曇
明後日

曇時々晴
(日本気象協会提供:2018年7月22日 11時00分発表)
[ログイン]
ユーザ登録・ログインすることで、山頂天気予報を見たり、登山履歴を登録・整理・分析して、確認できます。
NEW 「究極の全天候型ジャケットを目指したい」
「究極の全天候型ジャケットを目指したい」 ザ・ノース・フェイス大坪さんに、定番レインウェア「クライムライトジャケット」開発に込めた思いを聞く!
NEW グレゴリーの定番ザック「パラゴン」の使い勝手
グレゴリーの定番ザック「パラゴン」の使い勝手 山岳ガイドとして活躍する澤田実さんに、ガイドならではの視点も交えて、「パラゴン」の使い勝手を聞きました。
NEW バルトロのフロントポケットがこんなにラクとは…
バルトロのフロントポケットがこんなにラクとは… グレゴリーのモニターレポート第2弾を公開! 白馬岳に登ったsoraさん。フロントポケットなどの収納に感動したそうです!
NEW 温泉充実! 今年の北アルプスは飛騨側から登ろう
温泉充実! 今年の北アルプスは飛騨側から登ろう 笠・双六・槍・西穂・乗鞍の山々は、温泉、山麓観光も充実した飛騨側から! ライター小林千穂さんのおすすめも掲載!
NEW ライトアルパイン系ブーツを残雪・岩稜で試す
ライトアルパイン系ブーツを残雪・岩稜で試す ライター高橋庄太郎さんの連載「山MONO語り」。今回は、ザンバランのバルトロGTを、まだ雪の残る焼岳でテストしました。そ...
NEW パタゴニア 最新ハイキングパンツの魅力
パタゴニア 最新ハイキングパンツの魅力 国内外のロングトレイルを歩くライター根津貴央さん。独自の用具観から見たパタゴニアのハイキングパンツの魅力について聞いた
NEW 田中陽希さんに訊く、コンディショニング
田中陽希さんに訊く、コンディショニング 「日本3百名山ひと筆書き」の田中陽希さんに、身体のケア、リカバリーなど、山を楽しむためのコンディショニング法を伺った
NEW 遭難しても探し出せる捜索ヘリサービス
遭難しても探し出せる捜索ヘリサービス 万が一、登山者が動けなくなっても、発信される電波から位置を特定する会員制捜索ヘリサービス“ココヘリ”。詳細はこちら
NEW 山の日はイベント盛りだくさんの谷川岳で! 
山の日はイベント盛りだくさんの谷川岳で!  日本百名山・谷川岳では様々なツアーを用意した「山の日イベント」を開催! ラフティングやキャンプが楽しめるアウトドアの町、...
日帰りの山で重宝するデイパック
日帰りの山で重宝するデイパック 連載「山MONO語り」で紹介したグレゴリー サルボ24。高橋庄太郎さんによる、毛無山日帰り山行での使用レポートはこちら
湿原は緑に染まり、初夏の尾瀬へ
湿原は緑に染まり、初夏の尾瀬へ 誰でも歩けて、自然の素晴らしさを感じられる尾瀬のシーズンが始まります。イベント、特典も盛りだくさんの尾瀬をご案内!
初心者・入門者・ファミリー向けアルプス
初心者・入門者・ファミリー向けアルプス 険しい山並み、眼下には雲海、そして稜線に遥か続く縦走路――。今年はアルプスに初めて挑戦! という人のためのオススメ初心者...
王道の北アルプス縦走コースを歩こう
王道の北アルプス縦走コースを歩こう 森林限界を越えた稜線に、果てしなく続く縦走路。稜線歩きの醍醐味を思う存分楽しめる、北アルプスの縦走コースを紹介。
ファミリーでも楽しめる日本百名山、日光白根山
ファミリーでも楽しめる日本百名山、日光白根山 迫力ある岩峰、神秘的な色の五色沼、高山植物の宝庫――。日光白根山はさまざまなルートから登れ、レベルに応じて楽しめる。