夏はイベントが盛りだくさん!
今年こそ、日本百名山・谷川岳へ登ろう!






 首都圏からのアプローチがよく、群馬県・新潟県境に位置する谷川岳。

 かつて「魔の山」と呼ばれ、多くのクライマーが命を落としたのは、一ノ倉沢の大岩壁でのクライミングでのこと。一般的な登山の対象となる谷川岳は、山腹にロープウェイがかかり、日本百名山のなかでも比較的登りやすい山と言ってよいだろう。

 ここでは谷川岳の山と自然の魅力を紹介、イベント情報の紹介のほか、山麓の拠点であり、登山のほかにもさまざまなアクティビティを楽しめる「アウトドアの町」みなかみ町の魅力を紹介する。





今年の「山の日」は「ぐんま県境稜線トレイル」で!
山の日イベント in 谷川岳 開催!



8月11日、国民の祝日「山の日」に合わせて、「ぐんま県境稜線トレイル」が開通!
谷川連峰の稜線もこの一部となっているため、山麓のみなかみ町では「山の日イベント in 谷川岳」と題して、8月11日を中心に、レベルに合わせた6つのトレイルツアーを開催します。どのツアーもガイドが付いて谷川の自然や歴史を解説してくれるスペシャルツアー。
今年の「山の日」は谷川岳に集まれ!



1日の歩行時間7時間以上! 1泊2日縦走もある 健脚者向きツアー3つ

◇谷川岳をぐるっと一周 2日間 ぐんま県境稜線トレイル馬蹄形縦走ツアー

実施日:8月11日(祝)~8月12日(土) 1泊2日
ルート:谷川岳山岳資料館-白毛門-朝日岳-蓬峠(蓬ヒュッテ泊)-清水峠-武能岳-茂倉岳-谷川岳-ロープウェイ下山
参加費:8,110円 定員:10名

◇まぼろしの国道をいく 清水峠弾丸ツアー(日帰り)

実施日:8月11日(祝)
ルート:谷川岳山岳資料館-旧道芝倉沢手前から新道-白樺避難小屋-旧国道-清水峠-井坪坂-檜倉沢出合(下山後は車で帰着)
参加費:3,954円 定員:10名

◇ぐんま県境稜線トレイルハイライト 2日間 谷川連峰パノラマツアー

実施日:8月11日(祝)~8月12日(土) 1泊2日
ルート:谷川岳山岳資料館-オープニングセレモニー・出発式-天神尾根-谷川岳-肩の小屋泊-肩の小屋-万太郎山-仙ノ倉山-平標山-平標山の家-元橋(下山後は車で帰着)
参加費:8,110円 定員:10名



1日2時間から4時間程度の歩行のツアー 初級~中級向きツアー3つ

◇あこがれの谷川岳山頂への第一歩 ロープウェイから谷川岳登山

実施日:8月11日(祝)
ルート:谷川岳山岳資料館-谷川岳ロープウェイ-天神尾根-肩の小屋-谷川岳山頂-同ルート下山
参加費:1,977円 定員:30名

◇じっくり歩いて、ちょっとまったり 自然観察会ツアー カフェ&スイーツ付き

実施日:8月11日(祝)
ルート:谷川岳山岳資料館-新道-虹芝寮-旧道(国道291号)-谷川岳山岳資料館
参加費:1,977円 定員:20名

◇標高1,500m天神平フラワーハイク 高山植物とライトトレッキング

実施日:8月11日(祝)
ルート:谷川岳山岳資料館-集合谷川岳ロープウェイ~天神平散策 ※8:30からと10:30からの2回実施
参加費:811円 定員:20名


   主催  谷川岳エコツーリズム推進協議会・群馬県山岳団体連絡協議会  
   共催  群馬県・みなかみ町


■お問い合わせ:みなかみ町エコパーク推進課内 TEL 0278-25-8228
> 谷川岳エコツーリズム推進協議会


■お申し込み:TEL 0278-62-0401
> みなかみ町観光協会



日本百名山・近くてよい山「谷川岳」(標高1977m)


 「日本百名山」のひとつ、谷川岳は、トマの耳、オキの耳の2つのピークを持つことから「ふたつ耳」とも呼ばれ、南側の山麓から見上げると、ネコのような姿をしている。

 谷川岳の周辺山域は、日本海から吹き抜ける風が大量の雪を運ぶ多雪地帯で、例年、山頂付近には7月上旬まで雪が残る。多雪地帯と特殊な地質のため、標高1,500m付近が森林限界となっている。樹木や草花も独特で、2000mに満たない標高ながら、3000m近い日本アルプスに近い自然景観をなしていて、ホソバヒナウスユキソウなど貴重な植物も見られる。

 山頂付近には、冬季以外は管理人が常駐する谷川岳肩ノ小屋があり、宿泊ができるほか、日帰りの登山者が立ち寄り、雨風をしのいだり、昼食を食べたりすることができる。もちろん管理人は山のベテランなので、谷川岳を知り尽くしている。高山植物や登山道のことなど、知りたいことがあったら尋ねてもよいだろう。

 谷川岳への登山ルートはいくつかある。もっとも多くの人が利用するのが、天神尾根ルート。谷川岳ロープウェイを利用し、稜線に近いところまで標高を稼げる。ロープウェイ山頂駅から谷川岳頂上まで2時間半ほど、初心者や家族連れでも谷川岳登頂への近道だ。


 ほかには、標高差が大きく、途中に滑りやすい岩場があり、健脚者向けとされる「西黒尾根ルート」、「巌剛新道ルート」がある。急登の道を山頂まで4時間から4時間半はかかる。

 谷川連峰を大きく捉えると、谷川岳を中心に、「馬蹄形」に山が連なり、北に、一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳と続き、さらに東に、朝日岳、笠ヶ岳、白毛門と縦走することができる。また谷川岳の西側の稜線上には、万太郎山、仙ノ倉山、平標山がつながっていて、縦走することができる。縦走コースは、避難小屋での宿泊を伴う、健脚で経験のある登山者に限られる。

 夏山の適期は残雪が消え始める6月下旬から紅葉の10月上旬まで。10月中旬以降は降雪の可能性が高まるので、一般には適さない。


現地からの最新情報

  • 谷川岳登山指導センター 
    2018年08月14日(火):水不足続き、センター前の湧き水はまだ利用できず。8月11日より「ぐんま県境稜線トレイル」が開通


    詳細を見る
 
みんなの登山記録から

 

谷川岳だけじゃない!
アウトドア・アクティビティをとことん楽しめるみなかみ町


 谷川岳の登山だけでなく、水量豊富な利根川を活かしたラフティング、沢に入ってのキャニオニングなど、様々なアウトドアアクティビティが楽しめるのがみなかみ町の特徴。アウトドアのガイドカンパニーがひしめき、腕を磨いている。

 また、ラフティングだけでなく、橋梁からのバンジージャンプ、冬のスノーシューハイキングなども盛んだ。登山の前後でほかのアクティビティを組み合わせると、山旅の思い出も深まるだろう。

 みなかみ町にはキャンプ場も点在しており、道具の貸し出しサービスを利用すれば、手ぶらで気軽に、アウトドアな週末が堪能できるだろう。

ラフティング、キャニオニング、キャンプなど、アウトドア関連の施設は全国屈指の数を誇る


みなかみ町、谷川岳で「エコツアー」を体験しよう!


 自然環境への配慮とともに、観光振興・地域振興への寄与、環境教育への活用を基本理念として、その土地に根ざした自然や文化を楽しむことができるように企画されたものは「エコツアー」と呼ばれている。

 みなかみ町では「谷川岳エコツーリズム推進協議会」が組織され、より深く谷川岳周辺の自然を体験したい人に向けて、山岳ガイドと行く谷川岳・一ノ倉沢のエコハイキングや、谷川岳天神平の自然散策ツアーなど、バラエティ豊かなツアーがラインナップされている。

 いずれも協議会のウェブサイトで紹介しているのでチェックしてみよう。

◇お問い合わせ 
谷川岳エコツーリズム推進協議会 http://www.tanigawadake-eco.com/

山の前後は温泉でゆったり。温泉の街 みなかみ


みなかみ町は、登山やアウトドアアクティビティだけでなく温泉の町としても知られる。町内には大小多くの温泉地が点在し、泉質もさまざま。谷川の自然を満喫したあとは、ゆっくり温泉で汗を流そう!

◇みなかみ町の温泉情報はこちらをチェック 

みなまみ町観光協会公式サイト みなかみパーフェクトガイド http://www.enjoy-minakami.jp/spa.php