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くりこまやま
1,626m

栗駒山

岩手県 宮城県 | 奥羽山脈中部

  みちのくのくりこま山の朴の木の
  まくらはあれど君がた枕

 平安中期の古今和歌集六帖にも詠まれた栗駒山は、仙台の真北、宮城、岩手、秋田の県境に位置する古い火山。浸食が著しく地形も複雑だ。
 全国に数ある駒のつく山は、雪形から名付けられたものが多い。この山も5月になると南東の宮城県側に飛翔する天馬の姿が見事に浮かび上がる。岩手県側では須川岳とも呼ばれているが、こちらは須川温泉(酢川、強酸性の湯)に由来すると思われる。
 灌木と草原のたおやかな山稜、豊かな残雪と随所に見られる高層湿原、高山植物の多いことなどとともに、すべての登山口、下山口に温泉があるのも特徴の1つ。
 1時間ほどもあれば登れるコースから、5時間以上のコースまで10本以上のコースがある。交通の比較的便利な須川温泉から登頂し、広大なブナの原生林の中を、山深いランプのいで湯、湯浜温泉へ下山するコースがお勧め。
 秋のドウダンツツジやウラジロヨウラクなどの目の覚めるような紅葉は、特筆に値する。
 3~4月は、山スキーに絶好の山。スロープは初心者向だが、独立峰ゆえ天候に要注意。

※ 平成20年岩手・宮城内陸地震で、周辺道路や登山道が荒廃していて通行できなかったり、困難だったりする箇所があります。栗駒山登山を計画されている方は、現地関係機関にご確認の上、お出かけ下さい。

別名
須川岳
山域
奥羽山脈中部
都道府県
岩手県 宮城県
標高
1,626m
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